材料
まず、コスプレ製作に必要なもの。何と言っても材料です。
材料が無ければ、何にも始まりません。精々自分の脳内で作成している自分を妄想するだけで終わります。
コスプレ作成を空想で終わらせないように、きちんと材料は揃えておきましょう。
基本的な材料としては、以下の物が上げられます。
・資料
・画用紙
・布テープ
・ビニール袋か新聞紙
・カッターやハサミ
・ペン
・接着剤
・ジョイントマット等
・塗料
・マスキングテープ
・布生地
・全身タイツ
・工事用ヘルメット
・パテ
・透明な色つき下敷き
・マジックテープやファスナー、磁石、留め具、蝶番等
……etc
まず、材料とは少し違うと思いますが資料です。全体が分かるものを用意しましょう。雑誌の特集写真やソフビ人形などを手に入れてじっくりと形状を観察し、それを元に作っていきます。
荒業としては、映像を一時停止してから写真に収める方法もありますが、液晶画面越しなので色合いが変化したり、細かなディティールが分からなかったりするのであまりお勧めしません。
同様に、ネット画像も詳細が分かり難いのでお勧めはしません。
なるべく本物に近付けたいならば、この段階で妥協はしないようにしましょう。
画用紙ですが、これでおおよその形……型を作ります。いきなり本番で作り始めると、サイズが合わなくてやり直し……なんて事も起こり得ます。
そうならないように、きちんと画用紙でおおよその形を作り、型紙として活用します。
布テープとビニール袋や新聞紙については、こちらも型を取るのに必要です。
カッターやハサミは必須です。なければ作業が出来ませんので。なるべく切れ味のよいものを買いましょう。その方が作業が捗ります。
ペンは書き込むのに必要です。ボールペンよりは細めの油性のマジックがいいでしょう。
接着剤は瞬間接着剤や木工ボンド、Gの名のつくボンドの事です。これでジョイントマットや布生地を貼り付けたりします。
そして、ジョイントマットとは何ぞや? と思う方もいるでしょう。
マットと名の通り、本来は床にしてその上で子供を遊ばせたりするものです。形を保つ程度に固いですが、結構柔らかいですので、その上で転んでも怪我がしにくい親切設計ですね。
まぁ、ここでは本来の用途に使う事は絶対にありません。別にこのマットの上で作成をする訳ではありませんので。
切ってつなぎ合わせてアーマー部分やマスク部分を作るのがジョイントマットの主な役割です。
また、等と表記したのは他にもいい素材があるからです。
ぼかして表記しますが、ジョイントマットより薄い残酷な天使のテーゼが聞こえてきそうな名前のシートや獅子の名を関するボードがあります。
二つともジョイントマットと同様に柔らかく、加工しやすい素材です。
特に、獅子の名を関するボードの方は好きな厚さが選べます。使い勝手としてはこちらの方がいいかもしれませんが、生憎と私はこの獅子の名を関するボードは使用した事がありません。
私が使用しているのはジョイントマットと残酷な天使のテーゼが聞こえてきそうなシートです。この二つだけでも充分だと思います。
使い分けとしては、厚みの欲しい所はジョイントマットで、細いパーツやどうしても薄く作る必要がある部分は残酷な天使のテーゼが聞こえてきそうなシートを使用しています。
次に塗料ですが、私は主にスプレーを使っています。百円均一でも購入出来ますので、懐事情的にも優しいです。
ただし、百円均一は色の種類が少ないので、それなりの色を揃えようとするならばプラモデル用のを購入する必要があるでしょう。
マスキングテープは、スプレーで塗装する際に必要不可欠です。塗装しない箇所に貼る事でその部分に塗装されるのを防ぎます。
布生地は変身用のベルトやアーマー等に貼り付けたりします。
布生地の種類としてはエナメル生地が一番無難ですね。ただし、一メートル千円位するのでお財布に響きます。
他には、大体一メートル三百円から五百円するサテン生地でもいいかもしれませんが、こちらはエナメル生地より注意しなければなりませんね。主に接着剤の関係で。
全身タイツ。これは一からスーツを作るのが面倒、もしくは裁縫が苦手な方にとって重宝されるものです。
パーティーグッズ等が売っている雑貨屋さんで大体四千円くらいで買えると思いますので、作れる自信が無ければ素直に購入しましょう。
工事用ヘルメット及びパテは私の場合マスク作成に使用します。該当項目で説明しますので、ここでは省きます。
透明な色つき下敷きは、主に目の部分に活用します。こちらも該当項目での説明をしますので。
マジックテープ云々は悲劇を回避する為に使用します。こちらも該当項目で説明をしますので。
とまぁ、基本的な材料は以上となります。
今ならネット通販で全て買えるご時世ですので、そちらを活用できれば楽かもしれません。
近くにホームセンターがあるならば布生地以外は大抵手に入ります。布生地は手芸屋さんや専門店へ行って買って下さい。
百円均一でも手に入りますが、接着剤やジョイントマットはホームセンターで買った方がいいかもしれませんね。場合によっては百円均一で買うよりも安くつく場合がありますので。
材料の紹介は以上となります。
次は、型取りについてです。
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