第145話 共産主義はなぜ邪悪になるのか。共産主義の偽善メカニズム心理構造。 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 

共産主義はなぜ邪悪になるのか。共産主義の偽善メカニズム心理構造。 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 

性善説に依存して機能しない共産主義。


ファイアーエムブレム風花雪月 ディミトリ王子とD みと作家の話

https://youtu.be/eiQ7IfBsj_4

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共産主義においては、人々の生産物をいちど政府、政治家官僚に集めて、全体に均等に分配することを目標とするので、必然的に人々が政治家や官僚に逆らえなくなって独裁主義に転じてしまう。


一党独裁なので、選挙が行われても他の政党に人々の不満が集約されて政権が移行する、と言う民主主義的手続きが行われないため、失敗した政治家や官僚が温存され続け、国全体として失敗する政治を続けてしまう。


つまり、共産主義では、一党独裁の、途中で止めることがない、失敗しないことを前提とする性善説に基づいた政治家や官僚が存在し続けることを前提としている。


つまり共産主義では、そもそも、権力者にすべての生産物を集中していたら、権力者、公平に人々に分配するはずだ、と言う性善説に基づいているが、実際には権力者は人々の生産物を全て自分のものにして、人々には公平には分配しないで、自分と権力者の周辺の人物に優先して分配するため、必然的に独裁体制に陥る。



したがって共産主義は時間とともに機能不全に陥り、失敗を続け破綻する。


一党独裁が続き政治的に失敗を続けても権力者の側に居続けられると言う構造では、失敗を続ける者はいつまでも権力者の側に居続けるので、必然的に国家全体が失敗を続けてしまう。にもかかわらず権力者は自らの特権性を失うまいとするので、必然的に不平不満を持つ人々を暴力を持って弾圧し始める。


必然的に、共産主義は暴力によって人々を弾圧する暴力構造と化してしまい、自らの失敗を認めない無責任体制に陥り、一切の失敗を認めず、それどころかそういった報道や表現自体も禁止するようになり完全に邪悪な権力体制と化す。


共産主義は基本的に、人間の根本的メカニズムである、責任を問われなければ、わがままし放題になり、最終的に他人を殺し始める人間になると言う、人間の権力者の心理を構造的に抑制する仕組みを全く持っていない為、必ず人間を邪悪に導く。



「民主主義では、これを防ぐために、議員や大統領などの任期制限や定期的選挙の実施、そのための公平で公正な政治評価のための情報の流通のための表現の自由、報道の自由を認め、人々が自由投票によって政治家を採点し、議員として採用するかどうかを決める。

これが国民主権のためのメカニズム。」


共産主義にはこれが存在しない。


これが今、全世界の共産主義国家で起きていること。


最終的に共産主義は自らを破綻させる自壊するシステム。


賢ければこういった社会制度は自ら変わって止めようとする。


共産主義者は、自分たちこそ、資本主義に変わる正義の側にいると言う勘違いをしており、資本主義を倒し、共産主義社会を実現すれば人々を幸せに導けると言う錯覚のために、共産主義社会を実現するため資本主義を倒すためならいかなる犯罪とテロも容認し正当化できると考えているため、一般庶民から敵視されるようになる。


なぜならテロと犯罪は、一般庶民にとっては、純粋な敵対行為と安定した生活の妨害に過ぎないからである。


彼らは自分たちの勘違いによる共産主義の正当化のために、テロと犯罪を正当化し、嘘と偽りをごまかし正当化しようとする邪悪な存在となるのである。


なぜ共産主義者が、テロリストや犯罪者になるのかは、こういった心理的構造による。


共産主義的心理構造と言える。


この心理構造は、カルト宗教の心理構造と似ている。


カルト宗教も、死んだ後の来世や別世界での幸せを約束する代わりに、今ある現実で辛い目に会うことや宗教の寄付金と称して金を巻き上げられることを正当化する屁理屈を言う。


こうしてカルト宗教は人々を騙すわけだが、冷静に考えれば、死んだ後がどうなるかなど死んだ後にならないとわからないのに、それがわかると称する教祖が嘘っぱちを人々に吹き込んで金を騙し取ろうとする。


共産主義も、共産主義社会が実現したら、党を中心とする議員や官僚が、人々に物資を公平に分配し人々を幸せにするはずだ、だから資本主義を打倒するための戦いとして犯罪やテロを行う事は正当化されると考える。


冷静に考えれば、共産主義者による国家統治が実現したところで、人間の性質がそんなに変わるものでは無いから、人々が作ったサービスや物資を党の名のもとに1極集中したら、官僚や政治家がそれらを独占し、人々に分配する量を減らして人々を不幸にするのはむしろ当然である。(これがアメリカ共和党を中心とする共産主義批判の形)。


こうした点が、カルト宗教と共産主義の類似性を指摘する元となっている。

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