第144話 中国民主化特区構想かつての経済特区構想に学ぶ。 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 

中国民主化特区構想かつての経済特区構想に学ぶ。 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 


ファイアーエムブレム風花雪月 ディミトリ王子とD みと作家の話

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かつて、中国は、中国共産主義に資本主義を導入するために、いくつかの経済特区を作り、資本主義を学び、段階的に資本主義に移行していった。

それは事実上、共産主義の停止を意味したが中国はあっさりとそれをやってのけた。彼らは変化することに躊躇しない。

したがって、今回中国が民主化するにあたっても、経済特区のように、民主化特区を作り、段階的に民主化に移行していくと言う知恵があっていいだろう。


一気に全てを民主化すると言うことに抵抗がある中国内の人々も、かつての経済特区と同様、段階的民主化を進めると言うことにすればいいわけだ。


香港の民主化運動化を連続で逮捕することによって、中国は反民主主義の旗手を鮮明にしてしまった。これは明らかに戦略の誤りと言える。


かつて、ソ連は反民主主義反自由主義の立場をとり全世界を敵に回し経済政治経済制裁を受け続け、崩壊した。反民主主義の立場をとり続けると言う事は、欧米諸国を完全に敵に回すことを意味する。それは決して賢い道ではないだろう。


かつてネルソンマンデラ氏は、反アパルトヘイトを主張し投獄された後、大統領になり、人種差別反対運動の世界的英雄になった。


この歴史から学べば、現在の香港で逮捕されている民主化運動の人々も後年同じような扱いとなるであろう。


問題は中国の政治家たちが、欧米との国家間対立に夢中になるあまり、本来の原理原則として、共産主義の欠点や、国家主義の欠点、つまり民主主義諸国と完全に対立すると言う破滅の道を歩んでいると言うこと。


不思議なもので、政治家と言うものは、意地やメンツと関わると、理性を失い喧嘩腰になって、対立と戦争を招くようなレミングスになろうとする。


動物本能的な縄張り意識で人間が人間に対すると、必ず失敗する。


この、歴史から学ぶと言う賢者の態度を考えれば中国は民主化の道を軟着陸させる必要があり、それはかつて中国自身が行った経済特区構想と同様、民主化特区構想を新たに立ち上げて欧米諸国との和解の道を探ることである。


だがそれは同時に中国共産党の存命のための時間稼ぎ戦略となってはならないのであって、この観点から、欧米諸国はそれらの民主化特区構想に対し時間的制約を求めることになるだろう。


このまま中国が反民主主義と言う巨大な崖に陥る行動を取り続ければ、中国はレミングスとなって崖から落ちていくことになる。


その時中国が味わう事は、ドル決済、ユーロ決済の完全停止と、輸出入のほぼ完全な停止と言うことになるだろう。その時中国の株は全て紙屑同然となる。当然世界中の投資銀行たちは、この予測のもとに将来予測を立てることになり、必然的に投資態度もそれに見合ったものになるだろう。


かつてのソ連が味わったものと同じものを味わうことになるわけだ。つまり中国のソ連化が最大の問題なのだ。中国は国家間競争に夢中になるあまり、自分たちの立ち位置が驚くほど脆弱になっていることを歴史的観点からもっと真剣に見つめ直し反省する必要がある。


このまま進めば中国はあと数年来でそうなることになる。


中国政治指導者層も誰も、かつてのソ連と同じようなことに中国がなる事は望んでいないだろう。このまま意地を張り続ければ必ずそうなる事は誰の目にも明らかである。


中国のソ連化を防ぐためにもこれらの提言欧米諸国とともに中国自身が取りまとめる必要があるだろう。それが穏当な着地点と言うものになるだろう。


友好国からは、こういった提言をする事は有効な手段となるだろう。

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