〖パラドスフィア物語③〗 カルロス
みゃも
《作品登場人物/世界観など》
《作品登場人物など設定》
□この下のモノは特に無理に読む必要はありません。そのまま『次へ』お進みください。
────【登場人物】────
《カルロス・アナズウェル》:
共和制キルバレスの元老院、科学者会代表。
問題発言により、3年間の謹慎処分を受ける。
《アヴァイン・ルクシード》:
フォスターの副官だったが、フォスターの命により。カルロス技師長を含む、科学者会の身辺警護隊長の任に着く。そしてそれが後に、彼自身に、思いもよらない結果をもたらすこととなる。
《ケイリング・メルキメデス》:
オルブライトの娘で、やや気が強い性格をしている。一方的にだが、アヴァインに興味を抱いている。
《グレイン・バルチス》:
共和制キルバレスの科学者の一人。パーラースワートロームの魅力に取り憑かれ、その国に身を捧げた。《聖霊兵器》の開発者。
《カリエン・ロイフォート・フォスター》:
共和制キルバレスの大将軍。シャリルの父親。
《ワイゼル・スワート》:
共和制キルバレスの将軍
《カスタトール・ヴァーリガン》:
共和制キルバレス将軍/参謀
《マルカオイヌ・ロマーニ》:
最高評議会議員の一人。ディステランテ・スワートとは、やや反りの合わないご様子。
《ディステランテ・スワート》:
最高評議会議員の一人である。野心家で己の信念に従っている。評議会の実力者。
カルロスやアヴァインとは考えが合わず、対立関係にある。
《ガストン・オルレオール》:
元・評議会議員の父を持つ、カンタロスの貯水池も守る守備隊長。
《スティアト・ホーリング》:
カンタロスの北西にある、カナンサリファの元・領主。
《リリア・ホーリング》:
スティアトの娘、ケイリングの幼馴染。
《オルブライト・メルキメデス》:
ケイリングの父親。属領国コーデリア州近くにある広大な領地 《アクト=ファリアナ》を支配している、元・当地の領主。共和制キルバレスに併合された現在においても、それなりの影響力を持っていたが……。
《コーリング・メルキメデス》
ケイリングの弟。メルキメデス家の跡取りであったが……。
《ファー・リングス》:
メルキメデス家に仕える、衛兵の元・隊長。
《ルナ=ファルシェ・ロイフォート・フォスター》
フォスターの妻
《シャリル・ロイフォート・フォスター》
フォスターの一人娘。
《メル・シャメール》
《グランチェ・グーズリー》
科学者会元老院の一人。
《ディベルハウスト・アルバルトロ》:
共和制キルバレスのセントラル科学アカデミーを首席で卒業したエリート科学者。バラクードの父。
《バーバラ・カラン》:
パーラースワートロームの先住民、王家の娘。バラクードの母。
《バラクード・アルバルトロ》:
《ハインハイル・オルベニオ》
『ハインハイル交易ギルド』の創始者。
《ブリティッシュ・オルベニオ》
『ハインハイル交易ギルド』のギルドマスター。
《ファインデル・ヒルデクライス》
共和制キルバレスに併合された属州国、コーデリアの州都アルデバルの評議会議員である。
《ローズリー・ヒルデクライス》
ファインデル・ヒルデクライスの一人娘である。
《ルシアス・アナズウェル》:
カルロスの孫にあたる。ルシアスの父親であるルーベン・アナズウェルは、偉大な父であるカルロスとは距離を置き、まるで別の道を歩み商人となってはいたが・・・。
《女神パラ・ファームスウィート》:
聖なる大地パーラースワートロームの守護女神。
《聖獣シルヴァーフ》:
女神パラ・ファームスウィートに仕えし四精霊により召喚された聖獣。
───【地域名/建造物】───
《共和制キルバレス》:
元々は一つの都市国家に過ぎなかったが、カルロスなどの科学者により、国力を増し、軍事力も次第に持つようになり。大きな版図を治める大国となった。
パーラースワートロームから凡そ、北西へ7千キロも離れている。
《首都キルバレス》
人口350万人が住む、キルバレス最大の都市であり。政治の中心地である。
《沿海都市国家アナハイト》:
最近になり、急速にその版図を北西へと広げはじめた大国である。
パーラースワートロームから北西1千キロほど離れた、海上商業都市国家である。
《聖なる大地パーラースワートローム》:
天空の聖地と呼ばれている。精霊や女神が実在し、その大地を流れる川の水を飲むだけで、人は魔法を使え、不老不死にさえもなれるとの噂だ。
《州都アルデバル》
人口200万人が住む、共和制キルバレス第二位の大都市である。元々は、メルキメデス家が治めていたコーデリア国の支配下であった。
《アクト=ファリアナ》:
属州国コーデリアの州都アルデバルの西、200キロの位置にあるメルキメデス家が現在でも治める広大な領土である。中心近くに大きな湖があり、水源も豊富な豊かな土地である。領土とはいっても、あくまでもキルバレスに属しているのには変わりない。この土地は、『属国併合化交渉』の際に認められた幾つかの中の許された権限の一つに過ぎない。
メルキメデス家は他に、州都アルデバルから北東にある鉱山も保有している。
《カナンサリファ》:
カンタロスから北西200キロの位置、ホーリング家が治めている領土である。
元々は、更に東のコーデリア国の手前500キロをも支配下にしていたが、現在はホーリングとメルキメデスの仲を読み、政略的配置による現在の地にて統治を許されている。
ホーリング家はメルキメデス家に比べると、その待遇はそれほど思わしくなかったようだ。逆に言えば、メルキメデス家は、上手く立ち回ったと言えるほどであったのだ。
それでも、ホーリング家には《貴族員》としての立場など格別の特権は与えられている。
《鉱山都市カルタゴ》
カンタロスの大水源からやや北東にある城砦街である。
《鉱山都市アユタカ》
州都アルデバルの北にある小さな鉱山都市であるが、その採掘量はこのキルバレスでも上位。この鉱山都市と鉱山はメルキメデス家の所有である。
《属国》
武力による占領によって、その全てを直轄統治している。
多くの市民は二等市民扱いで、選挙権も与えられていない。奴隷として各地へ送られていることもある。
キルバレスによる進攻では、殆どがこの属国化となっているのが実情だった。
《属州国》
外交的な最終決着により、交渉による併合を認めた国を州として残している。が、その属国の責任者はキルバレスから選ばれた役人が送られることで、間接的統制を行っている。
交渉次第で、元・領主には《貴族員》の権限と。領地を認めている。
それにより、大国でのその後の反乱を抑えたい、という思惑があってのことである。
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