「黒人は奴隷だった、という視点で歴史を見るのはもう止めよう」

　…とかって言ってるらしいけど、それは白人が奴隷貿易と三角貿易というロジックを使って、実質でアフリカの紡がれていくはずだった歴史を空白にしたという罪業を、これまた実質で歴史から消し去ろうとしている社会運動ってだけやで？

「黒人を奴隷にした歴史なんかない！」と白人たちが大手を振って言いたいだけだ。

　だから、ロックリー氏は誰に頼まれたか知らんが、「日本人が黒人奴隷の真犯人だ！」という工作をやったし、欧米メディアはホイホイとそれに協力したんだよ。この動きを政府は止めることも出来たのに止めなかったということは、国策なんだ。

　なんでこんなモンに黒人コミュは騙されてしまってるの？　白人コミュは解るんだよ、無意識にも罪悪感から逃れられるこの手法に乗っかる白人が、黒人や黄色人種よりも沢山出てしまうのは、まぁ妥当としか思えないからさ。

　アフリカの歴史は、まず分断されて、売る側と売られる側に分けられた上で、それをどんどん細分化・激化させられて、最終的には「一人がぜんぶ取る」方程式に組み替えられたじゃん？　資本主義の根幹理念だけども。

　白人の悪どかったのは、その三角貿易で黒人が手に出来たものは武器という消耗品だったという点だよね。人的財産、生産物、発展、といった戦争による副産物まですべてが白人社会にのみ還元されて、黒人社会にもたらされたのは武器という完全に何も残らない消耗品だった、てトコがミソだよ、この三角貿易のカラクリは。

　んで、未だにこの貿易手法は生きていて、黒人コミュはまた武器という消耗品だけを与えられてネットという戦場に送られているって、ぜんぜん気付いてないの凄いね。ちゃんと歴史として子供達に教えないと、今現在のように騙されるんだよ。

　奴隷にされた歴史を子孫の代で消してしまい、貧困の原因を自己責任になすりつけようと思ってるだけの、いわば下準備に過ぎないじゃないか、こんなモン。

　白人社会は、中国などアジアの台頭が怖いんだよ。アフリカもじわじわとだけど発展の兆しが見えてるし、歴史の禍根を消し去りたいんだ。まったく謝罪せずにね。

　謝罪には賠償も付いてくると思っているから、謝罪は出来ない。天文学的な数字の賠償金になるだろうから。でも放っておいたら中国やアジア圏が、怨恨のないことをアピールしてアフリカ市場を奪っていくかもしれない、てのを危惧してるだけだ。多少の反省ならしてるかもだが、謝罪も償いもする予定はないから、だからこんな手段を講じたんだ。

　今、なんで日本が標的にされてるのかと言えば、日本人が欧米に騙されて信用しきっているから比較的安全にテストが出来ると思ってるんだ。データを集めて、最終的には中国や他の台頭してきそうな国にも適用する気なんだ。

　三角貿易では、自国の国民を売ることでカネを得る者が出て来て、そいつらがいわゆる勝ち組になってさ、どんどん分断を煽って国民同士を敵対構図に落とし込んでいき、その代わりに自分は報酬を得て偉い立場になってくんだ。

　活動家の構図そのものだろ？　DEIは文化の三角貿易で、また黒人を輸出してる。