ロリショタでは「グルーミング」と言う、活動家の矛盾

 ジェンダー活動家が行う、子供達へのグルーミングを止めるべきだ。


 未成年の子供が年の離れた大人を好きになり、「これは本当の愛情だ!」と訴えた時には、それはグルーミングを受けたのだと言って諭すくせに。子供だからまだ判断力が未熟で、愛情なんだよと唆されただけなんだ、という具合に。


 まったく同じ構図じゃないか。


 活動家や推進派が無責任に「好きなジェンダーを選べるし、適合させていいんだ。」とかと言って唆す行為と、ロリショタで目くじら立てて非難していたグルーミング行為と、何が違うんだ。



 ジェンダー活動家が子供達に行うグルーミングの方がタチが悪いと思うが、それを自民党は後押しするつもりなのか。


 コロナワクチンに関しては擁護するが、こっちはどう転んでも擁護のしようがない過ちだ。コロナは未知のウイルスで、ことは緊急を要していたし、個々人よりも公共の医療崩壊を防ぐということを優先しなければならなかった。


 今、コロナ関連死はピークの頃とさほど変わり映えないはずだ。そりゃそうだ、日本はパンデミックを遂に抑えきったのだから、余分な死者は出ていない。諸外国は違う、死なずに済むはずの人間が山ほど死ぬのがパンデミックだ。


 何度でも書くが、ワクチンのスパイク蛋白は増えないが、ウイルスのスパイク蛋白は増殖するんだから、死者のケタが違ってくるのは自明だ。



 だが、今回のジェンダーはまったく緊急ではないし、特に日本においては必要性さえ感じられないではないか。早い時期からTVなどでオネェキャラたちがパイオニアをやって、切り開いてきて、イイ感じにゆっくり浸透していたのに。わざわざ軋轢やら衝突を作ってまでして顕在化していく必要は、日本にはないよ。




 そもそも、あの活動家たちが使う「差別主義者」というレッテルは、とてつもなく強い言葉で、そんな強い言葉を平気で使う連中が、理念として「人を傷つける表現はよくないと思う」だなんて言ってるんだからちゃんちゃらおかしい。どの口がほざくんだ。レッテル貼りを止めてから言え。


 性別というものは、単なる「肉の種類名」だ。


 男性という肉の着ぐるみか、女性という肉の着ぐるみかの違いだ。


 あくまで肉体を指しているのが「男性・女性」であり、その中身を指してはいない。勘違いするな。


 中身に男女の違いがあるとか思うか?


 男女で区分しようとするから面倒なことになるんだ。そんなものはない。


 だから男性女性その他と、ジェンダー思想では無限にも近い種類を新たに作ったようだが、そんなに沢山出来るということは、そもそもで「ぜんぶ違う」ということを疑うべきだろうが。


 ひとつとして同じなものはないのが本当なんだ。肉の中身は千差万別で、区分を作るだけ無駄なんだ。ぜんぶ違うのに、枠組みなど意味をなさないだろ?


 せいぜいあるのは「傾向」だけだ。

(これは実際には肉にも言えることだ、ぜんぶ本当は違うんだ。傾向だけだ。)



 私は、中身は男だと常々言っているが、それは男の着ぐるみを着て生まれた方が絶対に生きやすかっただろう、という意味でしかない。中身を正確には何と言い表せばいいのかと言われたところで、比較するには種類が膨大すぎて自分でも未知の部分が多くて解らんと言ったところだろうが。傾向に過ぎないんだ。


 ジェンダー思想は、どこまでいっても「肉」にこだわるからおかしいんだ。


 中身は千差万別だと気付いたくせに、それでも肉を基準にしようとしてる。


 ただの肉だぞ?



 ジェンダー思想は、表向きでは中身を尊重するように見えて、その実、肉にこだわり続けている。肉の種類は二つしかないのに、無理やり、中身をもって種類を偽ろうとしている。


 中身は千差万別だ、傾向的に逆の肉体だった方が楽だっただろう人も多い。それはまさしく傾向だからだ。ピタリとマッチしている人の方が少ないだろうよ、傾向なんだから。




 中身は、自分自身でもよく解らない漠然としたものとしか測れなくて、だけどガワである肉体は細部までがカッチリと鮮明だから、負けてしまうことがある。中身と外見が合っていないと感じる人の苦しみは、まずそこにあるんだ。


 漠然としているから自信がないんだ。鮮明な肉体がひどい圧力に変わる。

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