「変な家」とか「マルクス主義者」とか「ガザ」とか「クルド」とか。
……うん。ぜんぶ繋がってるな、という感じ。(笑
表題の繋がりが解る人がどれだけ居るかは解んないけど、表題みたいな、割と突拍子もない繋がりってのが表面化してきてる時代ってのが背景にあるかな、と。
「そんなコトあるぅ?」て感じの突拍子もない連結ってのが、たぶん、現実世界で次々発見されてて、それを受けてフィクション界隈までがこれを無視出来なくなってきた…というか、頭ごなしに否定出来ない現実を突きつけられてて、さあどうする、て感じなんだよなぁ、今。
ありえない、というようなコトが割とボコボコ起きてるわけよ。ジャニーズ問題とかロシア事情とかイスラエルの件とか、なんか予測の斜め上を行くことばっか起きてるんだよね、たぶんトランプ氏初当選のあの辺りからと思うけど。
実際はさ、ありえないとか思ってた人が単に情報不足で変な予測してただけなんだけど、その情報不足ってのを認めない、変にプライド高い人がね、多くなった。
雨穴氏の「変な家」の原作版はさ、「怖くないホラー」でガッツリ都市伝説系の「人コワ」系列の話でさ、陰謀論テイストなんよな。もしかしたら有るかも的な、「深掘りしだしたらどんどん範囲も害意も拡大して怖くなる系ホラー」なんだわ。
でも、映画版は肝心の「深掘りテイスト」を削ぎ落としちゃった感じじゃないかなという予測が立つんだよね、人々の感想とか聞いてると。完結した「怪異現象怖い系」テイストに沈めちゃったのかな?て考えられる感想言ってる人が多かった。
前に話題になった「黒い家」ってのあったじゃん、アレにしちゃった?的な。
「答えは○○でしたー、はい、怖いねー、」みたいな切り口にしやがった的な不満とかが聞こえてるからさ。明確に「○○は怖い」て感じの、ある種の回答と安心感与えるってのは、ライト系一般ピープルにはウケやすい傾向あるもんね、確かにね。
原作版はさ、「答えが明確になってない怖さ」なのに対して、映画版は何らか回答を視聴者に提供するとかで、客層拡大の方を採ったのかねぇ? 観てないから解らんけども、感想文を幾つも読んだ感じじゃそんな気がする、てトコです。
でもさ、原作から入った人は評価低いけど、映画から入った人はかなり評価高いんだよね、この映画。てか、ライト層の一般的な観客の評判はかなり良さげ。
その代わり、原作ファン、ミステリファン、映画ファン、などコア層の本格派たちの評判はかなり悪い。すんげー解りやすくダメ出し連発とかされてる。
映画…というかエンタメ版の、ユトリ教育に対する不満みたいなのが山ほど聞こえてる、てことね。(笑
私自身はまだ観てないけど、私はどうせ何を観ても面白いとなっちゃうんで、正確な把握をするなら周囲のデータから割り出した方がね、私自身の感性って信用ゼロだからさ。なんでも面白いしなんでも美味しいバカ舌バカ感覚だから。(笑
今の世の中の問題の一端にはさ、こういう「私個人の感性」ってトコの信用度が関わっている件がかなり多い部分と通じるよね。フェミさんとかの「お気持ち問題」なんかは最たるものでさ。
ああいういわゆる「活動家」って連中は、感性とかフィーリングでコトの善悪を判断してて、思想だの学問だのデータだのは、その補強材料でしかない「結論ありき」の思考回路なんだよね。自分に自信があるタイプというか。
いわゆる「根拠なき自信に満ち溢れた陽キャタイプ」がこれに相応してる。
で、これの逆になってるいわゆるオタク層がさ、矛盾とか破綻を晒し挙げまくってるから、彼らに憎まれてる。フェミ界隈に限らず、色んなトコの活動家連中が目の敵にしてるのは総じて「オタク層」って感じ。(笑
ほんで、彼らは自分のこと頭イイと思ってるから、揚げ足取りばっかしてくる陰キャのオタクどもが本当に嫌いっぽいんだよね。インセルだの差別主義者だののレッテル貼りの裏に、揚げ足取りの陰キャを「頭が悪い連中」と印象付けたいホンネが隠れてる。たぶん自信の土台がぐらつくからだろうねぇ。頭イイと思ってるもんね。
でさ、そういう「感情ありき」でリクツは後から辻褄合わせに使うってタイプの人間がそういう活動家に共感してて、これが結構な割合を占めてるんだと思う。最後は社会問題化してるよ。見てたらそういう流れだわ。
ちょっと、本当に頭の良い人々ってのはあんま喋ってくれないんだけど、ポロッとホンネが零れ落ちたりしてんのを拾うと、大概、頭悪い奴増えた…て嘆きだ。(笑
感情から先に入るのは、そりゃまず受容器官が感情なんだから当然としてだ、その後に脳みそという器官でその感情を情報化してさ、そこから自己分析が起きるのが妥当な思考回路の流れってもんなんだけど、最近はどうも感情がノーチェックでそのまま垂れ流しになってしまう人間、多いよね。普通、チェックするやろ?ていう。
あるいはズボラかまして、マニュアル通して「はい、チェック終わり」みたいな、とんでもない手抜き審査で何ごとも済ませるみたいな人と言うべきか。
そういう手抜き審査も誰だってやってることなんだけどさ、でも普通はそういう手抜きは自分にとってどうでもいい事柄とか、社会ニュースでもさして重要でない事柄に対してだけで、謂わば精査する案件と手抜き処理の案件は分けるんだけど、分けられないのかどうなのか、何でもこのマニュアル処理でヨシにしちゃう人ってのがさ、これがまた「根拠なき自信に満ちあふれた陽キャタイプ」に多くて、それが活動家になっちゃう、という感じに見えるんよ。(笑
アクティブに即断即決で動く連中の多くはさ、そういう、いわゆる思慮が足んないタイプということで、そんなのどの時代でも一定数は居たけど、今ってとっても悪目立ちで、このタイプは「バカッター」とかも含むから、ほんと目に付きやすくなったよな、て。それがまた社会にどう影響していくのか、てのもね。
ほんで、このタイプはマニュアル大好きなんだよな。いわゆる活動家でマルクス主義者ってのが今、どういう目立ち方してるかってと、「ガザ」に「クルド問題」に「東京都不正会計訴訟問題」とか、ほぼオールで出演してる。すごい率だよ。
このマルクス主義ってのが、本邦のヤツとは違う単なる「ヒロイズム」に過ぎないようなシロモノでさ、自分たちが立ち上がればきっと社会も立ち上がる、というヤツね。それ自体はさ、彼らに敵対してる方でも同じような働き方はしてんのよ。一人ひとりの声は小さくても、てヤツ。実質、黙ってたらヤラレるんで。
でも、近代史を紐解いて、独裁国家を作ったのは彼らマルクス主義者なんだ。
そりゃそうだろう、フィーリングで俺が正しいでリクツを辻褄合わせに使うような連中の中からマトモな為政者なんか出てくるわけねぇわ。てより、「スクラップアンドビルド」を繰り返すのがこのマルクス思想の根幹になってしまってるから、そうなるしかないんじゃない? 今のロシア中国見てたら解るじゃん。
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