【オカルト】もう人じゃないな、と思った顔相の新説

 かなり前、もう何年も前の記事なんだけど、テロリストの顔写真がTVに映し出された時に、その顔を見て「あ、この人、もう人間じゃないな、」と思ったって話を書いたんだよね。魂が人間じゃない何か獣に墜ちたような顔相だった、て意味で。


 だけど、最近ちょっと思うところがあって、獣というより猿に戻ったと見た方がしっくりするのかなと思って。


 多元宇宙で、魂には時間が関係ないから距離も関係ないってのは前々から思ってたんだけども、そしたら輪廻の先は未来である必要ないんだよね。


 でさ、色々と私利私欲だので穢れきった魂がキレイにクリーニングされる為に一番適切な時代っていつだろうと思ったら、これは原始時代だよな、と。


 なんでクリーニングなのかと言うと、神というのの原理を考えるとさ、この方というのはもう完全に平等をもってムネとしてないとおかしいんだよ、リクツは色々とあって書き始めたら何万文字必要だから書かないけど、とにかくそうでないと矛盾すんのでそういうモンと思って聞いて。


 で、そうすると神というのはすべての生物を見捨てたりはしないんで、だからどんなに穢れた魂でもクリーニングしてやり直しのチャンスを下さる、と。私は別に理想だ何だ、神を信心とかそんな話はしてなくて、解剖したいくらいだとか思うレベルでとにかく科学とか数学とかの、数式的な推論でもって、神というシステムどうなってんのよ、という感じで考えてんのですが、そうすると神は「パーフェクトに公平」ってことに落ち着くのよ。


 するとだね、世の中は不公平だとか言うけど、これは一見不公平に見えてるだけでさ、運というものも例えばサイコロを振って十回だか二十回程度じゃとても平等とはいかんのだけど、これが百回千回と重なるとほぼ出る目は同確率になるっていう感じのリクツだわな、平等を完全に遂行しようとなったらだから輪廻は必須だし、何千回と人生やることでほぼほぼ平等に全ての人間が同じ境遇を共有することが可能になる、とね。


 その際にだ、地球というのが一個じゃ心許ないのは何かうまいこと辻褄あうようなヤツが隠れてんだろうなとは思ってたんだ。


 それがすなわち、多元宇宙でだね、地球は並列でズラーッと並んでいるんだと考えたら、その合間を過去とか未来関係ナシで転生しまくりゃ、どんなに歪なデコボコ魂だって磨かれて玉になるわな、という結論に達したわけよ。


 だって、本体は魂なんだもん。この魂をどうこうする為に輪廻やってんだもん。


 そしたら、だいたいのトコ、その目的なんて泥ダンゴ作るよーなモンだよ。





 ピカピカになーれっ。て感じだろ。


 それがあまりに歪な形成がされちゃったら、一旦、猿まで戻した方が早いなということで、未来ではなく過去に転生して、シンプルな原始生活からやり直しすんだよ、たぶん。


 だから、あの時のテロリストさんは人間の顔してなかったんだ。何の獣だろうと思っていたんだけど、猿だったんだよ。知性が無かった。

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