勉強とひとくちに言っても、ほら、ピンキリ問題だから。

https://togetter.com/li/2245998

『塾講師時代に会った「勉強できない人」には――』


元ツイ『大学の時に塾講師をしていたので「勉強できない人の傾向」をある程度理解しているんですが、公理定理にいちいち文句をつける人に双璧をなす「主観と客観、仮定と事実の見分けがつかず曖昧になっている」という特性があって、これは社会人になってもかなりの負担になると思う。』


 勉強ができない人は、ので、たんなる機会喪失の結果であるね。適切な教育を受ければ誰でも、障害があっても、一定水準の知識を備えることは可能だから。そんで義務教育範囲くらいはそのレベル内の事柄。…理論的には。(笑


 ものすごく面倒だしコストが掛かるんだわな、個々で掛かるコストは当然違う。その適切なコストを掛けられない環境に育つと、すくすくとは育たないってだけ。適切な環境に置けばどんな植物もすくすく育つのとまったく何も変わらないのであって、これはそういうこと。モヤシのタネと大豆のタネの吸水量と発芽時間は違います、て話にすぎない。


 いちいち文句をつける人も、主観と客観、仮定と事実のうんちゃら、というタイプにしても、それをすべて解説し尽くすことは理論上は可能なので、それこそ数学の1+1の式一つでも本来は折り畳まれた数学理論があってそれは導き出されたもので、最初からその式があったわけではないんで、それを1から説明すりゃ誰だって理解する。というリクツは立つ。実現可能性は極端に低いとしても。


 だいたいひとつの式は他のトコから引っぱってきたリクツだとかでクラウド状に色んなトコに波及してくんで、ナゼナゼドウシテ君などに、そういう1から10までを解説するのは、現実問題、不可能に限りなく近いんだけども。理論上は可能。


 あとの問題はナゼナゼドウシテ君の気力と解説する指導者の気力と、時間と、事と次第によってはとんでもない容量になるその解説を果たせる広範な知識が指導者側にあるかどうか。


 でも、現代ってほら、目の前に「ハコ」がさぁ。(笑


 あるわけでさぁ。(笑


 ナゼナゼドウシテ君のコダワリに気力が付いてくるなら、目の前のハコでナンボでも自己解決は可能なんで、現代のこの問題は「ハコ」事情という変数が一個追加されてさらにややこしいことになっていると思うわけであるね。




 私も「勉強出来ない人」だったけど、むしろ「舐めプ」と「反社会性」と「楽天的性格」の複合による結果だったけどねぇ。勉強出来ないこと、あんま気にしてなかったどころか、どっか自慢に思ってたわな。勉強しない俺カッケェ、みたいな。(笑


 働いたら負けと思ってる。(キリッ に似たトコの精神性よな、これ。


 価値がないと思ってたから、勉強させようと思うなら価値を見いださせるのが一番かなぁ。そんで、そういう舐めプな「勉強できない人」とは別に、先天的な障害が疑われるタイプのね、学習障害的な「勉強できない人」は一緒には考えちゃいけないだろうなと思うし、元ツイの「感情優先、思考曖昧」のタイプの中には隠れ学習障害も多数含まれると睨んでおいた方がいいような気がするけどなぁ。ほら、言うて義務教育内容ってのはそんな高度な問題入ってないワケだから。


 ひとくちに「勉強ができない人」と言ってもそのタイプは色々だろうし、発達障害が理由の人も、反社会性ゆえの人もいるし、そもそも勉強が出来ると言っても表面的に、指示に従うだけの自立性が低い人なんかの、「成績はいいが頭脳明晰ではない」なんてのだって幾らもいるわけでさ。そこを取りこぼしている以上、この話は、


 で、これで何を知りたいの? というモンでしかないと思うのね。(笑






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る