縄文時代の謎 ~朝鮮半島横の平原が海流さえ変える~

 縄文時代、日本人は小さな丸木舟で日本の周囲だけでなく、はるか太平洋を越えたアメリカ大陸にまで到達するほどの海洋民族だった、というのが最新古代史。


 んでもさ、その後、中世あたりでの史料には確実に、日本海は荒海で渡るに困難ってのも確かだったんだよね。


 これの謎を解く鍵としては、たぶん朝鮮半島横の扇状大地が関係あるのは間違いないと思ってんのな。ブラタモリでお馴染みの、地層学ってヤツで聞いた覚えあることが幾つも絡んでる気がする。


 北海道のホタテの回とか。


 縄文時代の頃は、日本海はまだ巨大な湖の名残を残していて、海流は緩やかというか、凪の海だったんだろう、とか予測。


 それが、海進が進むにつれて、海の性質まで変わったってことであれば、これ、いつ頃に、人を寄せ付けぬ難攻不落の絶海になったのか、てのが鍵だよねぇ。その頃を境に、たぶん、太平洋側も黒潮が出来ちゃって、日本は海洋民族では居られなくなったと思うし。強力な潮のせいであの辺は一方通行になっちゃったから。小舟なんかじゃ太刀打ち出来ないしで、時代の経過を待つことになったかなぁ、て。


 扇状大地があるかないかで、その辺の海流が激変するっての、確かブラタモリで教わったわ。地層学って、歴史と繋がってるんだよねぇ。番組、勉強になります。


 色々と面白い縄文時代。だけど教科書にちゃんと反映されてるかなぁ、そっちも激変しすぎて大変なのかも知れないね。(笑

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