エロ推しCMはもう古いのかも…【草食男子というより…】

 最近、宇崎ちゃんのCMが流れてくるよーになって、考えることがある。ラノベのCMといえば、パンチラとか乳見せとかの一枚イラストだと思っておったのよ、バカのひとつ覚えみてーだな、てな感じに。(笑


 乳見せときゃ安パイ、とか、パンツで安パイ、とか。なんかそういうのが透けて見えるよーな安直なCM多くなかった?


 ヒロインの姿形だけで釣れるよーな読者は、正直、今じゃほんの一部しかいないし、その一部ってのも、どんどん削れていると思うのだよね。数が減っている。


 草食男子という言葉が聞こえて久しいけども、この草食男子というのは本来、「フェミニン」な傾向の男性という意味だろうと思ってさ。いや、「フェミニン≠フェミニスト」だから、特に最近の過激傾向のフェミさんたちとなるとまるでベツモノで。


「フェミニン」というのは、マスキュリアンと対になってるフェミニンとは違って、ファッションにおける「大人の女性」という意味合いの方ね。ネガティブな意味を採らない方。


 淑女的、て意味。


 上品な装いとか、大人っぽさとか、女性の柔らかみ、とか。むしろ【下品が嫌い】て辺りが重要な意味で、強調された女性仕草だののネガティブは無視されてるのよ、ファッション用語としては。良いトコ取りの単語として読んでね。



 代表格としては、元巨人の桑田真澄選手の息子さん、マットくんだよね。彼はほら、男特有の油を絞り尽くしたトコに理想を抱いてて、最近はどんどんマネキン化してきてるじゃん。アレだよ、アレ。「ギラギラしてる」とか「ガツガツしてる」とかを男油としたら、それを全部拭い去りたい、みたいなのが見えるわけよ。そんでそれが、世でいう「草食男子」の根本にもあるんじゃないかな、と。


 彼女も欲しいし、結婚もしたい、だけどモテたいとかは違う、とかいう。モテとかは、ひと昔前ならトレンドでその要素入れときゃ安パイだったわけだけど、やっぱ男女同権が浸透してきて、男性側も縛りから解放されつつあるのかなぁ、とね。


 モテってのは、そのまんま、トロフィーへの羨望であり、女を所有していることが男の価値を決めるとかいう古い時代の価値観の裏返しでもあるから、そこから離れていくのは、女のモノ化の否定が進めば至極当然の流れ…、というかでさ。


 世の男性たちはフツーに、男尊女卑の苦しい価値観から離れて、男だからっていう謎のガンバリ思考を棄てていってるんだろうと。実は、女の数を競うことの馬鹿馬鹿しさってのは元から解ってたんだけど、世間がそうだったからずーっとムリしてたわけで、いよいよそれを表明し始めたのが「草食男子」ではないかな、と。


 彼女とか妻とかは、数なんかじゃなくって中身なわけで、それがCMにも反映され始めたのかなと。姿形さえ見えれば用を為していたCMが、ちゃんと中身を映さないと興味を引かれなくなってきたのなら、男性の解放も進んでてヨロシイんじゃないでしょうかね。(笑


 漫画のコマで紹介されている宇崎ちゃんは確かに可愛い女の子だ。それが、長らく胸のデカさだけで紹介としては充分だとされていた状況は、女性差別という以前にひどい男性への侮辱だったわけで、そこなんだよなぁ。(それをヨシとしている一部男性への気兼ねの馬鹿馬鹿しさを男性自身が表明し始めたのも良きかな)


 みんな違ってみんないい、と言いつつ、その言葉はこれまで空虚だったよね。


 ひとえに、「嫌なもんは嫌だ、」と言うことが出来なかったせいじゃあないのか、というのが私の持論ですだよ。なんの忖度だったんだ、と思わんかね。これだって、古い因習の一つに過ぎんのだよ、ビールの一気強要とかと同じだ。


 世の中、実際は多数派なんてのは存在しない。色んな少数派がひしめいていて、ある事柄の賛同派と「決して賛同ではない大多数」が居ただけなのよな。結果的に出来たそんな「少数派」に対して、少数派を尊重すべしは正しいとは思わないよ。みんななにがしかの少数派なんだから、少数派だという項目は勘案される理由にはならん。

(なんでも拡大解釈が問題で、少数という事実は権利を縮小される理由にはならんし、逆に、権利を優先される理由にもならん、て意味ね)


 そこへ、声のデカさが相まってくると、主張した者勝ちな状況が出来るんだよね。どんなヘンテコな主張でも図々しいヤツが声を張り上げりゃ勝てる、なんてのは、こんなに馬鹿馬鹿しい話はないし、我慢してやる言われもない。


 世の中、「嫌だ、」の主張に対して厳しい批判や道徳的嫌悪感があるが、その嫌悪はたいがいの場合は植え付けられたものに過ぎないから、よけいに馬鹿馬鹿しいわけよ。本能的なシグナルが根本にある嫌悪と、後付けのアレルギー的な嫌悪は違う。


 そー言うわけでな。皆、もっと拒否を口にしよーぜ、と思うのだった。



 乳とかパンツがドーン、よりも漫画のコマで出す方が断然情報量は多いわけでな。なのになんで乏しい情報しかないエロCMばっかりなのかは常々不思議だったんよ。

 この件についてはまだまだ思考の余地がありますが。(笑



 映画のポスターなんかも、実際不快なのは乳とかパンツドーンなデザインだからなんだよな。直裁。パルムドール受賞!とかが、パンツなわけだ。シーンのカット割りを入れてあらすじに触れるとかでも同じなはずなのに、直裁に釣ろうとする「下品」さだよな。だからイラッとなる。(笑






【追記(2023/01/31):はい、関連の全ページに貼り付けてくよー。

 このフェミニズムの問題は、要点が現状でははっきりしている。


「フェミが持ち出した基準は、フェミという「いち学派」の創作造語でしかない。」

「ギルティの判定を下す基準を、どういう理屈でフェミが主導していいことになるのか。何を根拠にその権利を得ていると言えるのか。」

「フェミ理論の正当性は一切証明されていない。どこに物事の決定権を持てる余地があるのか。」


 この三つ。


 声の大きい者が、「嘘でも言い続ければ本当になる」を実践しているだけだと言い切れてしまうところが問題の本質を見るに大事な視点。感情以外に補強材料を何も持たないのがフェミニズム理論。理論とは呼べない、ただの主義。それが誰かの権利を制限する法律を制定させようと働きかけていることが一番の問題点。


搾取というのは、誰が被害者で、何の苦痛を持ったのか。非実在の存在は文字通り。すなわち苦痛を感じているのは、表現された対象を見る視聴者の中だけにある想像上の表現対象者であり、その苦痛は視聴者が付与したものである。のである。

 女性全般だとするなら、その思想は。一つの解釈以外、他を圧殺する弾圧だ。


(面倒になってきたんで、以後決定打を貼り付けて終わらせる。)

 追加分がさらに増えたなぁ…

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