「妙だ、」と感じたら徹底的に読み返せ
現在、「存在証明」を書き直しているのです。
第三話でつまづいていて、文章に違和感があったのです。
どうもおかしい気がするが、よく解らない。だが、通しで読んでみても面白みというか、引き込まれるところがないような気がしたのです。
何度か読み返す。時には最初から読み返す。
今日になって、違和感の原因にようやく気付けた。ああ、そうだったのか、と。
時制…が、狂って、いやがる…… orz
途中で一足飛びに数日経過の描写をしてあったけど、あれが原因らしく。それがラスト近くに至り、実は同じシーン内であると示す会話に合流していく。これが上手くないわけで。する~っと流し読んでる場合は気にならないんだけど、じっくり読む場合はこういう細部の解りにくさって、読者の気が逸れる原因だもんねぇ。
これだから、昔々の作品に手ぇ入れるのは嫌だっつーんだよ!!
ナチュラルに見逃してたわ、時制が前後してるってコト……。これ、思いつくまんまに書いたゲームブックを改稿で一本道にしたてた作品でして、それでなくても当時は思いついた順で書いてたから、いわゆる「後出し設定」がもりもり出てくるってシロモノでねぇ。
思いつきで書いてくって、後出しジャンケンになりがちっていう、注意点があるんだけど、モロにそれでしたわ。ぽんぽんと、なろう系並みの端折り書きで書いてるのも手伝って、そういうのが見えにくくなってんのね。
『主人公は○○だった。それというのも、実は△△で、これは□□という話があってのことだ。』
てな具合に、次々に新事実が補足で付け足されていくことを「後出し設定」と呼んでたんだけどね。これ、あんまり続くと読者は興ざめするし、今回のよーに時制が逆転したりしやすいんだよね。ご都合設定の印象を与えてしまうし。
時間は一方方向にしか流れないように、過去回想とか挟まないように、とかは同じことでさ。後出しジャンケンはご都合臭がするから、てのが大きいよねぇ。
いや、今回はもっと単純に説得力が消し飛んだってだけの話ですけど! 残念!
……この第三話はしょっぱの一行目からがオカシイんだけどさ……ブツブツ
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