disりが許される人は天賦の才?
天賦の才、神様からの贈り物、ギフト、色々言い方はあるけど、普通の人はダメなのにその人だけはオッケーてなる現象ってあるじゃないですか。芸能人ならマツコさんね、わりと本人目の前にしてdisり発言してても許されるし、シロウトさんでもそういう人は割と見掛ける。愛嬌の差ですかねぇ。
顔の見えないネットの発言でさえ、disり発言が許される人と許されない人でパキッと分かれるのはなぜなんだろうかね。まさにギフトとしか…。
んでも、本題は実はそこじゃないんですね~~~~~。
「ギフトを貰えなかった人」の方ですね。disりなんかしたらアータ、取り返しが付きませんわ、て人の方が圧倒的ですよ、そっちの対応のが需要はあるでしょうってカンジです。
人間、悪口言ってる時の方が楽しいのだから、はけ口は必要とは言うものの、やり方ってのを学んでおかないといつ火だるまになるか解りません。てっとり早いのは創作に載せて吐き出す手法。架空の舞台をこしらえて、不満をぶっつける、というヤツです。これは王道の物語創作術ですわな。
あいつ大嫌い! → あいつのどこが嫌いなのか、主題を明確にして、その主題だけを世に訴えるというのが、反感にもっとも繋がりにくい方法論。
例えば、
「自分をイジメたA君が嫌いだ、作品の中で酷い目にあわせてすっきり!」
これは勿体ない。
たたき台として、第一稿ではこれを書いて、すっきりしたトコで冷静に考えてみるわけです。「いや待てよ、」と。何が嫌いなのか、そのA君という殻を取り去って、問題の本質だけを見つめてみます。
イジメという行為、周囲が助けてくれない状況、色々あると思います。ついでに自分の内面も見つめ直してみます。その時、どういう心境だったか、どうして欲しかったか。そんで、第一稿を書いた時に、何をしたらすっきりしたか、その何かは突き詰めれば、何が打開策になったのかを教えてくれるはずなんですね。一度、当時の環境のすべてを分解してみるわけです。(これ抽象化といいます)
個人攻撃はどうしても捨て身です。人を呪わば穴二つ、です。だけど、敵の行為の本質を突き、取り上げて抗議することは問題提起となり、個人攻撃よりは非難の対象にはなりにくいものです。直接disはギフト持ちでもなければ身の危険が大きすぎるので、持たざる者は、持たないなりの戦い方を身に付けた方がいいと思うのですね。
(闘争の星、らしいのでどっちみち好戦的なのはご愛嬌)
最近、ムスメにつられて三代目JSBにハマり気味なんですけども、ハイロー関連のストーリー、ムービーとドラマ見て思ったんですけども、EXILEのあの関連の方々、ぜったいにdisんないんですね…。あのハイローですよ、あのストーリーでdisりに当たるよーなセリフ皆無なのは、すげぇな、と思いまして。
だけどこれ、別にEXILEの会社だけの方針かってと、違うみたいですからね、ジャニーズとかAKBとか、注意深く観察してたら皆さん漏れなく、ギフト持ちでない人はdisらないんだよねぇ…。いや、お見事でした。
しかしね、簡単にdis封印すりゃいいって話でもないんだな、これが。
disりになることを気にして、当たり障りない発言に終始してたら、生き残れないからね。ひな壇芸人だってもっとマシな気の利いた発言するわい、てな感じになってしまい、それは客席となんも代わり映えがないってことだから。
当たり障りないのを貫いていたら、それは「居ても居なくてもいい」と同義に受け取られてしまうし、なにより、その態度は誰でもマネが出来る、お安い存在ですわ。
そこら辺の塩梅がどーもねー… うーん。
面白い作品見つけて、一気に連載分読んじゃったんだけどさ、なんつーんだろ、ムカムカすんのよ、終始。(笑
面白いんだけどもすげぇムカつくっていうね… で、自分トコでも「文香さん」が止まってるわけですけども、これが同じ理由で止まってんのよ。野生の勘というかで、このまま進むのは危険だという臭いがしたから止めてんだけども、その原因がどうやらこの「disり」の感覚らしいというのが解ったんですわ。
件の作品はほんとに面白いんだよ、だけど、あのままじゃバズんないの。ものすごい反感を買う。なんでかなーって思って、特定個人を彷彿させすぎるから、disりと取られてしまう作用が強すぎて、もともとなろう系とかラノベに反感持ってる読者にしか拍手されない状態になってんなー、と思って。
それがまた、「文香さん」が止まってしまった真の原因だった、と気付けたのは大きかったわ。おんなじ基本構造してるからねぇ。
講座体裁にdisりは食い合わせ、っつーことですかね。ほんとに面白かったんだけども、ムカつき具合もハンパないから覚悟必要っす。(笑
あれさ、disりって別に自分が言われてるわけじゃないのに、なんか自分が言われてる気がしてきちゃうの、不思議だよねぇ。その作用がどうやらムカつきの原因らしいんだけども。いや、面白かったし、色々気付きも貰えたしで、有り難いんだけどもね、不思議だね、て。
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