長台詞書いたらアカンのは、そのキャラが魅力ないからやぞ?
書き方系の記事で、気になること書かれていて、ちょっと引っかかったんよ。長台詞はよくないから、会話形式にして三行程度の短い台詞の連続にするようにとかなんとか書かれていたのね。
いや、さんまちゃんとか林修先生とか、テレビで早口で長台詞喋ってるでしょ。
なにより、こういうエッセイとかはほとんど個人の独り言みたいなもんで、長台詞なんてもんじゃない長さだけど、普通に読めてるでしょ。変だなと気付けよ。
エッセイでもMCでも、喋りの本人の魅力と語り口の巧さがあっての、長台詞だよ。台詞が長いからダメなんじゃなくて、その台詞の書き方と、喋ってるヤツの魅力が乏しいから、読む気になれないってだけよ?
ここを逆の論理にしてたら、結局は他の部分でも逆転していって、地の文が長いのはダメとか、描写が長いのはダメとか、挙げ句でスッカスカのあらすじ小説モドキになっちゃうんだよ。(それで文句たらたらになったんちゃうんか、Web小説)
地の文が多いとか、レトリックとか、冗長展開とか、描写の過多とかは、それに見合うモンでカバーしてあるならまったく構わないんだよ。ホラー小説は細かな描写で雰囲気演出とかが定番だけど、描写で恐怖感を表現できているならそれは必要な描写だったわけで、それを削ったら演出した空気も消えてなくなるでしょ、て。
大好きなアイドルが喋ってるなら、そりゃ少しでも長く多く喋ってくれた方が嬉しいんとちゃうの? それは先に魅力値を上げとけ、て話やん。
「下手くそは長々と書くな」というのと、ただの「書くな」では意味が違うよ。
レクチャーに関わる人と、選考に関わる人は特にごっちゃにしないで欲しいなぁと思うわ。ぜんぜん違うやんけ、て。下手くそは使うな、てちゃんと言えや。(教える側は、イイ子ちゃんになろうとしたらアカンやろ、自分は守れるやろうけど相手は間違えてしまうやん)
自分の力量と相談の上で、ご利用は計画的に。てのは、書き手の心理にもプラスになると思いますわ。使えないのは自分のせい、てのと、技法の方が間違い、ての、違うし。向上心もってやる方が足踏みで止まらず成長出来るよ?
さんまちゃんとか林修先生が探偵役って、面白いかも。
「いつ謎解くの? 今でしょ!」
「そんなアホなことあるかい、……て、ホンマや!」
さんちゃんがワトソンになっても面白いかも。(笑
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