ミステリーな話「悪魔のミカタ」

 信じられない話だが、実は、買ったおぼえのない古いライトノベルが1巻から11巻まで、ででーん!と揃って戸棚の奥から出てきたんだ……。

 いや、まったく身に覚えがない。買ったおぼえもなければ、表紙に見覚えもない。


 そもそも私はライトノベルは読まない。(訂正、読めない。)


 なんで読めなくなっちゃったのかはどこぞで検証した覚えがあるからやらないが、とにかく今、私は読めなくなったラノベの類は本気で買わないようになったんである。(文体がどうのでなく、設定に抵抗を覚えるようになって久しい。)


 件のラノベである。ナントカ編全11巻である。……どうしよう。


 家族に、いや正確には、買う可能性があるムスメに聞いてみた。

「知らなーい。けっこう古いね、こんなん読まないよ。」


 可能性は低いが旦那にも聞いてみた。

「……。(小バカにした目付き)」





 私は結論に達した。よし、売ろう!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る