物語の構造、どんなのがお好き?
私は三つ巴系が好きです。(笑
他に、勧善懲悪とかどんでん返しとかありますが、基本的には三つ巴のドロドロが好きですねー。スターウォーズみたいな強大な敵にレジスタンスとか、拮抗した二大勢力の間で小国が右往左往、てのもいいもんですが、やっぱ三国志とか幕末みたいに三大勢力がギリギリのバランスでなんともいえないジレンマに陥ってる姿は最高に萌えます。幕末は三つ巴がそれぞれで二段階三段階に変化してって、もうややこしいのなんのって、それがまたイイ!んですけども。(笑
歴史って、こういうジレンマがすごく面白い。にっちもさっちも行かない状況で、なのに外圧やら内圧やら、動かないのが安全と見えてても怒涛の流れで動かざるをえなかったり、逆に動かなかったことが決定的な危機を招いたり……。
倒幕佐幕日和見の三つ巴が基本形なんだけど、倒幕も元から倒幕じゃなくて尊皇からだったり佐幕反転だったりで、大きくは三段階くらい維新までにあるじゃないですか。私は長州派ですが、ひと口に長州といっても主要人物が沢山居て、松陰先生一人とってもそこからの派生が何十人に意志が継がれてくから……。この何十人を追いかけて調べると、この何十人がまた藩を越えたつながりで別の何十人と繋がって、というまさに鼠算で長州一藩では収まらなくなるのが、またイイ!(笑
私の贔屓がまた明治まで生きて活躍したヤツなんでそこまで辿ると繋がりがもう、膨大になっちゃってー。自身が創作活動をしてるもんで、資料にあたる時間が少なくてボチボチしかできてないですけども、色々と想像が膨らんで楽しいもんです。
歴史って下手な小説よりだんぜん面白いんだけど、なにせ果てがないから大変ですわ。長州から始まって土佐、佐幕、新撰組、薩摩、会津、天狗党、海援隊、陸援隊、グラバー、メースンへと繋がると、そこから米南北戦争、フランス革命、ナポレオン、て世界に繋がってもう際限がなくなるというね。(笑
ぜんぶ繋がってっからしょーがないじゃん!て。
んで、坂本竜馬の家紋から明智光秀が浮上したり、そも土佐山内氏が入った経緯で上士下士で長宗我部が出てきて本姓は秦氏でこいつが中国の始皇帝繋がりだったりするじゃんかですがな、て。秦氏が始皇帝の末裔を名乗ってたのは有名だがや。
んで、この秦氏ってのも辿ってくと四国中国地方ともう一つ九州方面と時代違いで渡ってきてて、朝鮮半島経由で来た始皇帝末裔と直通でそれ以前に来てる末裔とがあるだとか、古代史にいっちゃう。(笑
さー、古代史ですがな。縄文から弥生にかけて、今度は民話伝説系統からの謎が畳み掛けてきてさあ大変、てな感じで興味が尽きることはありませんわな。そっから神道と神仏習合ではて日本の神道と仏教の教えで食い違う死後の解釈の違いをどう擦り合わせるかみたいなね。そこから各地民間伝承へ移ってってもうぐちゃぐちゃ。
詳細まで行ってないのが非常に残念なミーハー魂でしたっ。
ミーハーだから深いトコを突っ込まれるとまったく答えられないという。(笑
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