ルサンチマンかぁ……

 ルサンチマン=主に弱者が強者に対して、「憤り・怨恨・憎悪・非難」の感情を持つことをいう。


 うん、覚えた!(笑




 よく、ネット上で「承認欲求を満たす為にうんたらかんたら~」てのを見かける度に、首を捻っていたんだよね。確かに、自分が居るって事を知らしめたいとか、世間を見返してやりたいとか、そういうのを言われると、違うとは言い切れない。解からない。

 解からないってのは、つまり、そう言われりゃそうかも知れないとも思うんだけど、そもそもで何で他者が気になるのか、その感情が想像出来ないんで、解からないとしか言いようがないというか。


 一時、来訪者数を示すカウンターの数字が気になった時があった。けど、よくよく考えると、なんだかゲームみたいな感覚でしかなくって、そのうち飽きてしまった。これ、他者に飽きたってことでいいんだろうか? 違うと自分では思うんだけど。


 私は昔、母の知人の霊能者さんに「あなたは孤独を友とする」となんか中二っぽい事を言われてしまったんだけども、たぶん、当たってると思う。小学校から高校まで、よくよく考えりゃ、クラスメートから敬遠されていたように思うし、寄ってくるのは変り種の子ばかりだったし、無視とかのイジメも受けていたような気がしている。今から考えると、「あー、あれってイジメだったのか、気付かんかった。」てなものなんだけど。放置されるとむしろ喜んでいたからなぁ。


 他人がとにかく鬱陶しくて、他人の為に使う時間など冗談じゃないと思っていて、人と付き合うのは苦痛でしかなかったんで、無視してくれているのは楽で良かった。

 そう言うと、強がりと思う人も居るのだが、これが本心だから困ったものなのだ。


 ネットはただ独りでもすべてが成り立つ世界なので、本当に居心地がいい。そう思っているんだが、ではなぜ、こうして文を書いたりして発信しているのかと聞かれると、我ながらで首をひねる。


 読んでほしいから書いている、それは間違いないだろう。しかし、一期一会とも思っていて、読まないヤツが読まないからと気にしてもいない。それは縁だ。

 これって、どういう事なんだろうかとちょっと不思議に思っている。なんだか書かないといけないと思って書いているけど、読まれたいとか思ってるのかと言うと、首をかしげるのだ。解からない。


 他人などどうでもいい、というのはあまり変わってない気もするんだけどなぁ。

 解からん。


 たぶん、誰しもが、本音を言えば人と付き合うなど鬱陶しい限りと思っていて、だけどそれでは色々が回らないから、無理して付き合っているだけだと思うんだ。

 私がおかしいのではなく、ただ素直なだけで、本当はみんな、他人など鬱陶しいだけだろう? ちがう?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る