核となるアイディア、世界設定、人物設定、人物配置、クライマックスの筋運び、全体の構成、どれをとっても標準作以上の上質なエンターテイメント。 長篇にありがちなゴテゴテ感がなく、良い意味でスッキリ読めて、ラストまで疾走感があります。 読む人に、必ず楽しい時間を提供してくれる快作です。