第264話 あなたが表現しようとしているものは尊とい
てんで自信がない時は、夏目漱石の「草枕」の序文を読むことにしている。
***
住みにくさが
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、
***
表現こそが芸術であり、芸術は人の世を長閑にする。
人の心を豊かにし、自分もこれまで存分に豊かにされてきた。
だから尊い。なにがなんでも尊い! 自分は尊い! 俺TUEEE!
と催眠術にかかったがごとく信じて……あなたも私も書かねば。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。