第199話 全然だいじょばない
大事な作業をする時音楽は一切かけないし、無音じゃないと気が散ってしょうがないのだが、追いつめられてくると、頭の中でPerfumeの「だいじょばない」がエンドレス再生される。
脳内で、ちょっと松岡修造テイストの暑苦しい私と、ちょっと適当な高田純次テイストの私が、
だいじょうぶ?
だいじょばない。
だいじょうぶ?
全然だいじょばない。
だいじょうぶ?
だいじょうぶとかそういうレベルを越えて、やばだいじょばない。
だいじょうぶ?
だいじょばないから、必死にだいじょばないしてるんだろコラァ!
を延々繰り返す。もうボケもツッコミもありゃしない。
全くもって、だいじょばない。
元々中田ヤスタカ氏のファンで、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅは好きなのだが、それにしてもこの「だいじょばない」の驚異的な中毒性は、マジでだいじょばない。
大体、「大丈夫?」なんて聞いてくる方は、とりあえずの挨拶みたいな気軽さなんだろうけど、本当に大丈夫であることは滅多にない。
今、NOW、全然、ちっとも、だいじょばない。
これを読んでしまったあなたも、なんとなくだいじょばない気持ちになって、だいじょばないして欲しい。
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