少し魂が震えた(『The Witness』本質に対するネタバレあり)
『The Witness』のパズル自体のバレは書いてないが、ある意味でめちゃくちゃ根本的なネタバレな可能性があるので、最後に書きます。やってから読んで欲しくはある。PCでやった方が解きやすいものもあるが、iOS版は1,500円。安い。かれこれ1ヶ月半やってる。コスパ良過ぎ。マジでおすすめです。
2月かなり猛烈に働いていて、そういえば3月になったら1週間くらい休みをとって旅行に行くぞお! と思っていたのだが、「猛烈」というほどではないがなんやかんや3月も忙しくて、いつのまにか終わりが見えてきてしまった。悲しい。4月第1週はまだ休みなので……って思ってたら、4月2日、3日、7日と続々と予定が入ってしまい、休みというのは先に堂々と決めてしまわないといけないのであるなあと嘆いている。
水曜は朝、久しぶりに前の職場の定例会議に混ざって打ち合わせをして、午後から何度か日記に書いた「リストが存在する時、ランダムにどれかをやらない人」が転職するので引き継ぎをした。ちゃんと引き継ぎリストのうち、しかも優先順位をつけたもの、の優先順位2位のものをやってなくて面白かった(もっと俺に時間があったら一個ずつ指示したが、そんなに時間もなかったので、まあコスパ的にはこれでよかったかなと思う。しかも、「お礼」と称してロイズの詰め合わせまで貰ってしまったので、もう何一つ文句はない)。その後、木曜の仕事の準備をして帰宅。
2024年03月28日 07時00分の測定結果
体重:105.30kg 体脂肪率:34.50% 筋肉量:65.45kg 体内年齢:52歳
ロイズの詰め合わせを前にして、チョコ1個だけにとどめた自制心を褒めて欲しい。
で、木曜は俺にしては早朝から労働。昼前には終わったが、早くから活動しすぎて疲労しており、なんか片付け終わったら12時過ぎになっていた。午後からは普通に時給労働があってタイムカード切らないといけないので、まあいっかって外食した。近所に比較的最近できた中華料理屋に行ったが、なんか、QRコードで注文する式の店で、あんま広くなく、そんで昼だからかあんま客がいない。でも、ホールの店員が3人くらいいる。3人に見つめられながらQRコードで注文する感じで、ちょっとなんかつらかった。だってQRコードで注文するわけだから、別に究極料理運ぶ段まで店員いらないわけじゃあないですか。にもかかわらず3人いるとなんか「圧」を感じる。いやあ、混むまでバックヤードで休憩してて欲しいよお。せめてなんかスマホ見てダラダラしてて欲しいよお。つうか大丈夫か今俺一人でこの3人+厨房の人たちを養う状態で……? って謎のプレッシャーを感じてしまい、あんかけ焼きそばに加えてにんにくの芽炒めまで頼んでしまった。勝手に店の経営まで心配してメニューを追加してしまう男。デブのちょっといい話。
2024年03月29日 09時29分の測定結果 体重:105.60kg 体脂肪率:34.20% 筋肉量:65.90kg 体内年齢:52歳
もちろん体重は増えました。
で、ここから『The Witness』のネタバレ感想です。
今俺は何をしてるかと言うと、『The Witness』の中で、時間制限のあるパズルをしてるのであった。 ベルリン・フィル・ハーモニーの演奏によると『アニトラの踊り』は3分20秒。『山の魔王の宮殿にて』は2分10秒。ベルリン・フィル・ハーモニーよりはゆっくりな演奏な気がするが、まあ、大体6分くらいの制限の中、いくつかパズルを解かねばならないわけです。まあこれまでも時間制限自体は結構あったのだが、その質がちょっと違うんだよね。
で、最初は、「時間制限あり」って今までと全然話が違うだろ!! って憤ってたのだが、何回かトライして気づいた。これ、別のルールがあるなと。そうかあ。最初は出てくるものにそのまま対応していれば良いが、途中から、ルールを理解して、そのルールに対応した解き方をしなければならないのであるなあ。ってことに気づいた瞬間、ヘレン・ケラーの時の亜弓さんみたいになって、ウォーワー!! と叫んでた。(この喩え好きなので2,3回目だと思うが、ようするに、「感電したような気持ちだった」とか「雷が落ちたような気持ちだった」という意味です)
つまりそのー、これまで『The Witness』全体で己がやってきたことはなんであったか? と言うと、まさに、最初に出てくるものをあんまなんも考えずやる→やってくとどこかで詰まるので、ルールを考える→完全なルールをだんだん理解していく ということなんですよ。実はルールは最初からずっと同じなんだが、推測していたルールとは違うこともたまにある。そのことはパズル自体によって提示されて、パズルを解くことによってルールを理解していく。洞窟に映された影だけから、本当の姿を捉えるって言うか。そこらにいる犬を沢山見まくって、犬のイデアを捉えるって言うかさあ! 俺はそういうことをやってきていたわけ!! で!! 今も!!! 同じことをやってるわけ!!!! ただそれが外部化されただけでやってることの本質は実は同じなわけ!!!! 俺がレイヤー変更だと思っていた「時間制限」というものは、単にこの「本質」を理解させるためにだけ存在するものであって、その意味ではなんらレイヤーは変わってないわけ!!!!! 時間無制限だと「ルール」を理解せぬまま解けてしまうので、制限をかけることで「ルール」の存在を意識させる行為で、つまりこの「時間制限」は、迷路の切れ目に過ぎない存在なわけ!!!!!
これ。痺れたな……(普通に言えるじゃねえか)。なんか大納得したのだが、同時に、この「ルール」の関係で、外とかでやるのではなくて腰据えてプレイした方がいいなということもわかったので、今は世界を放浪する旅に戻ったところです。いつか絶対クリアする。やるぞ。それではまた。
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