「かたちにするのはむずかしいけどがんばってつくるよ/そしたらおぼえてうたってくれるかい」/カボチャ善哉食ったらてきめんに太った/しかし元気は湧いてきた
木曜、カス会議。疲れる。前も同じようなこと書いた気がするが、Xを見てると、偉大なるプログラマの皆さんが、カス顧客に振り回されて大変な思いをしているようなことをポストされている。しかし、「カス顧客」側から言わして貰えればお前らにもダメなとこいっぱいあるよ。というと相互に傷つけあって悲しい世界になってしまうので、そう言いたい気持ちはグッと堪えて、なるべく丁寧に説明して修正していただくための指示を、これもなるべく誤解なき様丁寧にフローを書いて伝える。そうしているとやっぱ思うわけだよ。「これは俺の仕事か? お前らの仕事ちゃうんか?」と。しかし、そう思って「なぁんか違うんだよなあ。違うパターンも作ってきて」というと、これは「カス顧客」に成り下がってしまうので、「色覚多様性に配慮したカラーパターンを設定してください」と言ったら無節操に色を使ってくるので、「『この色のボタンは押すと次に進んで元に戻らない』『この色のボタンは何度でも押せる』『この色のボタンは基本的には押さなくてもいい』みたいな意図を明確にした配色設定をしてください」と言ったら20色くらい使ってくるので、「このボタンとこのボタンとこのボタンとこのボタンは背景色を〜にして文字色は〜にしてください。一方こっちのボタンとこっちのボタンとこっちのボタンは〜にしてください」と言って
、ようやく色が決まる。これで工数が増えて見積もりが上がる。まあ、支払うのは俺じゃあないから、見積もりが上がること自体にストレスはないが、これ本当にここまで俺が決めないといけないものなんですか? 神様!! と思う。しかし、ここまで作業してもらって、他の会社に話持ってって見積もり出すと言うのもそれはそれで嫌なわけだよ。また1から話整理しないといけないわけで。そして、ちょっと前にも書いたが、「同格がアホ」な状況に慣れていないので、それも結構ストレスが溜まる。くうぅ〜。
ただ、普段の仕事と違うのは、普段の仕事っていうのは言うて成果物は「報告書」にすぎず、この報告書が出ても、世界にいいことは何一つ起こらない。本当だったら道路工事とかテナント解体とかホテル作成とかそう言うことをしていたい。これらの仕事は、少なくとも世界を善くしたという自負を持てるからだ。それで言うと、今作っているものは、まあ、アプリケーションではあるが、完成したら世には出る。報告書よりは形になる。その一念で何とか働いている。アルバイトと言う立場で。別にこんなところで正社員になりたいとは思わないが、一方で、正社員がやれや!! この仕事は!!! って思うし、プログラムを委託している会社のてめーらは正社員だろ!!! まともに仕事しろやァ!!!!!! とも思う。思うのだけは許してくれ。言ってないから。
はぁ〜〜〜あ。とふかーく溜息ついてたら、知人から「今日で仕事納めですぅ〜」と言う呑気な連絡が来る。早くね? 金曜も働かんかいボケ。と荒んだ気持ちになったが、とにかく合流して、「串鳥」入って餅ベーコン串を食った瞬間、みるみる心が癒され、暖かく優しい気持ちになる。「かたちにするのはむずかしいけど がんばってつくるよ/そしたらおぼえてうたって く・れ・る・か・い」(『歌ができるまでの歌』)と言うフレーズが体を取り巻き、力が湧いてくる。餅ってすげえな……。聖なる食い物ですよ。俺に足りなかったものは餅だ!! 納得して帰る。
2023年12月22日 08時36分の測定結果
体重:101.90kg 体脂肪率:33.00% 筋肉量:64.80kg 体内年齢:50歳
まあそりゃ増えるわな。
しかし、今の俺は誰にも止められねえ! 俺に足りないものは餅。そして、今日は冬至!! 「ん」がつく食い物を食わなければならない!!! そう、「南瓜ぜんざい」をだ!!! ってことで、仕事を終えた後、まずゆであずき(もう甘いやつ)を450 g買った。いやあのー、ちょっと思ったんだよね。「多いかな」とは。でもその、なんかジップロックとかタッパに入れて冷凍しておくこともできるかなーと思って。とにかく買ってしまったものはしょうがない。で、正月に餅食うかなとも思ったのと、昨日の「餅効果」があるから、白玉粉とカボチャを混ぜるみたいなまだるっこしいことやってられんなと思ったんで、カボチャはカボチャで買って、餅は餅で別に買った。1 kg買った。いや正月も食うじゃん。餅は。聖なる食い物だから!! 行事として!!!
で、家帰って、まずカボチャを何とか分割し、レンジにかけて柔らかくする。で、茹であずきを水で伸ばして、カボチャ入れて煮込みつつ、丸餅も投入する。あったまったところを食べる。
その時……雅島に電流走る……!
ってなった。マジですごい。鍋を抱えて走り出したくなるくらい、一気に元気になった。うま〜。うめすぎる〜〜〜!!! って、よそっては食い、食ってはよそい、最終的には餅300 gくらい、カボチャ400 gくらい、茹であずきも450 g食い切った。え、これマジ? 今見てビビったが、これに水も足しているわけで、じゃあ俺1 kg 食ってんすか。笑う。まだいけるじゃん。「1 kgチャレンジメニュー」みたいなやつ。どっかで挑戦してこようかな。
2023年12月23日 12時36分の測定結果
体重:102.90kg 体脂肪率:34.00% 筋肉量:64.45kg 体内年齢:51歳
ピッタシ1 kg増えた。それはそう。妥当オブザ妥当。まあ、後悔はあんまりない。と言うのは、まず旨かったし、冬至に「ん」の付くもの食うのって、一応健康のためですよね? それに関して言うとすげえ効果があって、なんか唐突に喘息症状が一挙に軽減した。夜とかずっと咳き込んでいて大変だったんだが、そういえば昨日はバツっと電源切れるように眠った気がする(血糖値スパイクでは?)。
うーん爽やか。とニコニコしていたら、「大親友」から、「オドシシレイドバトルでもやりますか」と連絡が来る。いやあ、年末っていうのはみんなの心を柔らかくするね。コミュニティ・デイすらお互い連絡取らずにいたのに(俺はなんか動けなかったため。「大親友」は普通に忙しかったらしい)。
それで、あったかくして札幌駅行ってオドシシやって、二人とも色違いを入手し、ああ素敵なクリスマスプレゼントだね……ってなって解散。その後、丸善/ジュンク堂に行ったら、まず丸善/ジュンク堂は今年で15周年ですって書いてて、一瞬その場にうずくまって立ち上がれなくなりそうだった(俺の中では、「つい最近できた本屋」のイメージだから)が、目当ての本も買えた。
ただそのー、買いたかった本というのが、『お試しで喚ばれた聖女なのに最強竜に気に入られてしまいました。』って本のコミカライズ版なのだが、これは「モンスターコミックスf」という会社が出してる本なんですけどね。近くには「レジーナコミックス」などがある。ぶっちゃけどれも知らなくて申し訳なかったが、この手の、女性・ティーン向け? のラノベコミカライズものというのは、背表紙もなんかキラキラ可愛いフォントで書いて会って、そんでこの『お試しで喚ばれた聖女なのに最強竜に気に入られてしまいました。」でいうと、「聖女」「最強竜」「気に入られて」が強調された背表紙になっている。ところが、これベン図書きたいなってちょっと思ったくらいだが、「聖女」「竜王」「気に入られて」「溺愛されて」「魔王」「竜」「悪役令嬢」「塩対応」あたりの、なんか類似のキーワードがすげえ並びまくっているわけ。まあ、男性・ティーン向けのそのコーナーで言うところの、「異世界転生」「チート」「最強」「ハーレム」「追放」とかに相当するものだと思うのだが、とんでもなく目が滑ってね。ちゃんと書籍検索して、「壁面B:レジーナコミックス」と書いてある棚にあると言うことは分かっている。出版社が「モンスターコミックスf」であることも知っている。まぁ〜見つからないんすわ。まあ、京極夏彦(メフィスト賞発生契機)のデビュー後に、高田崇史が出てきて(『百人一首の呪』は少なくとも京極夏彦チルドレンって感じがあったと思う)、そんで高里椎名(高田崇史のウリは「薬剤師」でもあると言うことだったと思うが、『薬屋探偵妖綺談』と言うシリーズを書いている)が出てきたので、とにかく京極夏彦の新作を読みたかった俺はこのフォロワーというかチルドレンというか(という感想はもしかしたら失礼に当たるかもしれないが、当時の「感覚」なので許してつかぁさい)も追っかけていたので、その当時の自分で考えたら、これは夢のようだよね。「うわあ〜妖怪の正体を文献を通して解釈して、それが謎解きになる話って超おもしれえ〜! けど、こんなんニッチすぎて他に書いてる話なんてねえ〜〜!!」って思って悶々としているところに、救いの糸のように垂らされたのが『百人一首の呪』だとするならば、「うわあ〜聖女がなんやかんやあって最強の存在にちやほやされる話スーパー面白え〜!!」って思って本屋行ったらもう100冊並んでるわけよ。これはいいよねえ。素直に羨ましい。だから、まあ、「何でもいいからとにかく読みたいッ!」ってこの衝動はティーンの特権みたいなものだと思うが(とか言って、50代くらいになって突然衝動が湧き上がってきたらウケるが)、その衝動に寄り添った背表紙なんでしょうな。ただ、38歳のおじさんが見ると目が滑るのよ。なんか、多分、ほぼ同じ理由で別の本を探しているであろう、これも30代〜40代くらいのおっさんが横にいて、二人して無言で特定の本を探しているので、結構な空気になった。よっぽど「何探しているんですか?」って声かけようかと思ったが、なんかでとんでも無いことになったら嫌だなと思って(そしておそらく向こうも同じようなことを考えているのであろう空気があった)、あの空間に本を買いに来た女学生とかいたら多分割り込めなかったであろう。ごめんな。
ところで、モンスターコミックスfの最新刊を見ると、この『お試しで喚ばれた聖女なのに最強竜に気に入られてしまいました。』のほかは、
『真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今更もう遅いです!』
『転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理しますR〜お飾り王妃はマイペースに最強です〜』
『聖女じゃないと追放されたので、もふもふ従者(聖獣)とおにぎりを握る』
『ヴェールの聖女〜醜いと誤解された聖女、イケメン護衛騎士に溺愛される〜』
だそうなので、やっぱ「追放もの」というのは強いのだねえと思う。俺は実はつい最近に「追放」されているのだが(3月までの雇用契約だったところ、11月末でクビになった)、あんまりいいことなかったので、現実というのはクールだが、女性ティーンズにも人気がある概念ではあるらしい(そういえばさっきから「女性」「男性」「ティーンズ」「おっさん」って性別と年齢でカテゴライズしているが、これは俺が性差別主義者かつエイジズムの豚だからであって、レーベルが悪いというわけではありませんので許してやってください)。だからまあ、別にこうした概念は普遍的に人気があるということを考えると、今度は男向けに「もふもふ」と「料理」が来る!!
と思ったが、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』ってそんな話でしたっけね。じゃあもう来てました。新ジャンルの開拓というのは難しいですね。
2023年12月24日 12時15分の測定結果
体重:101.30kg 体脂肪率:33.60% 筋肉量:63.80kg 体内年齢:51歳
ってなわけで餅も消化されたようで、元に戻りました。今日はクリスマス・イブなので、まあチキンとケーキでも食おうかなという気持ちはあるので、また増えるかもしれませんが、餅パワーで健康になってる隙をついて運動はしようかなと思いますので、なんとか拮抗してくんねえかなと思っています。流行らねえかな。
『デブ! と言われて追放されましたが、チートスキル『リングフィットアドベンチャー』で痩せたら魔王竜に溺愛されています〜今更復縁を迫られても、あなたの国は滅亡が決定していますけど?〜』的なやつ。流行ったからどうと言われても困惑するばかりなのですが。あと全然チートじゃねえし。普通に頑張ってるだけだしな。俺も発動するか。チートスキル『フィットボクシング北斗の拳』をな。ただ、12/26が今年最後のプラゴミの日で、明日はクリスマスだが一応普通に仕事の予定なので、その後ゴミ捨てをする気力が湧くかは不明であるため、今日中にプラゴミ大捨て祭りをやる必要があるので、まずはそっちを優先しようと思います。応援メッセージ待ってます。それではまた。
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