純粋脂肪批判

時々輝くから

　朝起きたら冷蔵庫のドアが開きっぱなしだった。う……うわああああああ～ってなった。

　なんだかんだこの冷蔵庫、10年くらい使ってると思うんだよね。この間、ドアポケットのあの麦茶とか入れるところにバッキリヒビが入ってるな～と思った。微妙に閉まりが悪く、よわ～い力でもドアが開いちゃうなとも思っていた。

　暑いので、麦茶をピッチャーに作るのではお茶の消費量がおっつかない。というわけで、２リットルのペットボトルを買ってきてはこのポケットに入れて冷やしている。この2リットルのペットボトルズが、なんか多分微妙に傾いてたとかそういう理由で、ついにドアポケットを突き破って、内側に向かって倒れ込み、この倒れ込んだエネルギーがドアを開けた……ということだと思うんだが……外部から力が加わったわけでもないわけでしょ。そんなにパワフルか！？　とも思う。まあ、幸いにも、冷蔵庫にそんなマジのガチで冷やしておかないといけないものは入れてなかったので、ぬるい茶を飲む羽目になったくらいで実害はないが、しかしなんか「ヒョエィ！」くらいの声が出るビジュアルではあったね。「空きっぱなしの冷蔵庫のドア」。

　労働して、昼。また「そんなに腹減ってないな～」と思ったが、食堂行ったらアジフライがあって、ああ～アジフライはちょっと食いてえ～となり、アジフライとご飯と味噌汁を食べた。うまかったが、こうやって別に食欲もねえのに食堂行くから……という気もした。

　帰りはまたてこてこ歩きながら帰宅した。

　一昨日の日記で、「自分にはほとんど関係ない直しの作業をやってください」という依頼が２つあってウゼ～って思ってたということを書いたが、もうちょっと詳しく書くと、俺はA社のバイトをしていて、B社からの依頼で労働をすることになっていたと思ってください。今回、B社の依頼で「居眠り防止キット」みたいなのを開発したと。俺の仕事はあくまでこの「居眠り防止キット」そのものを作ったり、作り方を教えたりするってくらいで、その「居眠り防止キット」が最終的に売れるかどうかは、B社の販促とか、そもそもこの「居眠り防止キット」のマーケットがあるかとか、そういうところにかかってるので、俺には関係ないわけですな。だから「居眠り防止キット」が爆売れしても儲からんし、ポシャったとしても関係ない。そういう仕事をしていた。

　ってわけで、「居眠り防止キット」のプロトタイプを作って、B社に納品をした。これで、このプロトタイプが動かねえとかね。指定した機能が実装されてないとかだたら、これはまあ俺が悪いんで直す。百歩譲って、機能追加してくれって話だったら、本来は契約を巻いて追加料金貰ってやるのかもしれないが、どうせ俺バイトだから、追加契約を取ってきたからって給料が上がるわけでもねえし、まあちょっとくらなら無償でやりますよ。それがいいかどうかはさておきね。違うのよ。「社内プレゼン資料を作ってくれ」つうのよ。それは俺の仕事じゃね～じゃろがいッ！

　でまあ、「それはやりたくないですが、まあ、仕様を分かりやすく並べるくらいはしますよ」つって、「これはマニュアル作り……」と自分に言い聞かせて配置したものを送ったら、今度、「ここはこうして欲しい」とか「ここが冗長」とかリテイクが入るのね。いや別に編集可能な素材を送っとるんだからオノレでやらんか～～いッ！！　って思ってムカついていたというわけ。

　それでもまあ、根が社畜というかね。そこまでゴリゴリに忙しいというわけでもなかったから、業務時間のスキマを縫って、1時間くらいはサビ残したかなあ。とにかく、ちゃんとした資料を作れつうんだなと思ったので、そこそこ作り込んだものを送ってやったわけ。ま、喜ばれはしたよ。ただそれが良いことなのかはわからんなあ……って思ってたら、流石に悪いと思ったのか、「製品化した場合には、A社のロゴもぜひ入れたい」と言ってきたわけ。ま～究極A社のロゴを入れても俺の時給が上がるわけでもねえんだけど。なんかお礼をしたい気持ちというの自体は受け取った。で、まあじゃあプレゼン頑張ってなって話をした後、事務に「こうこうこういう話で、製品化の暁にはA社のロゴを入れたいと言っているので、その場合は手続きよろしくお願いします」的なメールを送った。ところ。

　基本的に事務とは敵対している。だがまあ、一部ではすごいお世話になっている人がいることは事実で、たまたまその人が担当してくれていたのだが、その返信メールが痺れた。

　「午後のおやつ時、私の脳は完全にDrowsyだと思いながら拝見しました。

　ロゴマーク、是非ご利用ください。」

　いやー。アガったね。というのは、一応プレゼン資料も添付はしたが、そんなん真面目に読み込んでる暇はないと思うんだよ。英語で書いてるし。ってわけで、つまり、ザっと一読して、「こういう内容かあ」と思ったことを伝えてきたわけだね。プレゼン資料の中には、マニアックな数値とか細かい仕様を書き入れつつ、「とにかく中核的に伝えたいこと」を図とかにして、コンセプトが伝わるように……って工夫して作ってやったわけですよ。で、ようするに、Drowsyになる前にそれを検出して、起こす装置がこれだ！　ってのをパッと見で分かるように作ったわけ。それが「伝わった」！　って思うとすげ～嬉しいもんなのね。いやそのー、基本的に、この仕事頼んだB社はクソだし、報酬ナシで請けるようなことではないし、事務は敵対しているよ。でも、「きちんと作ったらそれが他人に伝わった」ということ自体は嬉しい！　いやあ……。今週は全体的に下がってる週だったんですよ。温泉と悪夢で解消したとは書いたが。それで、2015年4月から2016年3月までの1年って、なんていうかな……コンビニバイト的というか、とにかくある時間だけそこに行って、固定の時間働いて帰ってくるバイトだけして生活してて、で、めっちゃハッピーだったんですよ。今もまあ基本時給だけど、今追加的にやってる仕事には、上で書いたような納品物が求められるので、ある日ある時までに納品するために働かなくてはならない。すると、時に労働に生活を相当支配されてしまって、辛くなる。ああ、2015年のあの状態に戻りたいなあ。別に一人暮らしだから、その状態に戻ってボンヤリ日々を過ごしても別にいいんだよな。って水曜に知人にしみじみと話こんだんですよ。もう、固定労働バイトだけ残して全部やめたろかなって話を、まさに二日前にしてた。その生き方への憧れは今この瞬間もなおあるが、でも、時々こういう輝きがあるから全てを切り捨てられずにいるね。それがいいのか悪いのかはわかんないのだが。

　2023年07月08日 10時57分の測定結果

体重:104.90kg 体脂肪率:33.70% 筋肉量:65.95kg 体内年齢:51歳

　減らね～。結構歩いたんだけどな。まあ歩行で痩せないのは分かり切っているのだが。

　でも、去年だっけ？　1日2万歩生活ってやってたが、昨日は12,000歩歩いたところで足がもう痛くなっちゃって、「も～やだ！　地下鉄で帰る！！」ってなって、体力の衰えは痛感した。1日１万歩くらいは歩いた方がいいですねえ。つって７月８日は6,000歩しか歩いてないが……。今日（７月９日）はゼニガメイベントがあるので、まあちょっと出歩こうとは思ってます。理想としては、その前、午前中にフィットボクシングもやって代謝を上げる！！　そのためにはさっさと寝るのが望ましいが、実はまたちょっと「やる」と約束した仕事があって、まあ、もう少し仕事はするだろうな。うーーん。またなんか輝くといいですけどねえ。時々だからいいのかな。オペラント条件付けも低頻度強化の方が効くっていうもんな。パチンコと同じですね（じゃあダメなんじゃないのか？）。それではまた。