名古屋(金山)で食べたものとか

 別に出張が忙しかったというよりは、ついゼルダに耽ってしまい、「あっ明日も普通に朝から仕事あんだよな」という感じで寝る方向に向かうみたいことをやって過ごしていたという感じで、ここんとこ日記サボってた。まあ、働いているから書くことも別にないんだよな。これがなんか『ラーメン発見伝』の藤本君とか、『美味しんぼ』の山岡士郎のように、名古屋物を食うのが仕事だということになればいいんだが、そういうわけでもないからね(当たり前すぎる)(藤本君はまだ飲食店チェーンの運営会社だから許されるが、山岡士郎は新聞社員なのに飯食いにいく出張に出まくっているの、すごいことだと思う)。


 まあでも食ったものくらいは記録しておくかあということで書いておきます。つっても、The名古屋ではなくて、金山ってところで主に労働していたので、名古屋完全に理解したとは言い難い。結局微妙に距離あって名古屋駅では降りてないし。。


 金山というのがどういうところかと言うと……うーん……まあ空港快速が停まる駅ではある。地下鉄(名城線)もJRも名鉄線もこっから乗れる。しかし多分名古屋イチ栄えているというわけでもなかろう。あーだから「新さっぽろ」ですね。札幌市民に一番わかる表現で言えば。

 いやまあ名古屋駅を見てないので分からんが、流石に県庁所在地の駅が県内で一番栄えてないということはないだろう(福島は結構「福島」駅はさびれてて、いわきの方が盛り上がってる気がするが)。とすると、まあ大都会名古屋があって、その副都心的な位置づけ。空港快速も停まるし地下鉄駅もある(新さっぽろにはJR駅と地下鉄駅があって、JR駅は快速エアポートが停まる)。そういえば行ってないが駅前になんか美術館もあった(新さっぽろ前には美術館こそないが、「青少年科学館」(リニューアルオープン準備中)と「サンピアザ水族館」がある)。でいて大中心に行くには乗り換えが必要である(新さっぽろから地下鉄で札幌駅行こうとすると、大通りで乗り換え)。なるほど!! 金山は札幌における新さっぽろ!!! ウオオオオ!!


 俺だけ大納得してるんですが、皆さんにはピンとこないかもしれません。いやなんかドハマりしてね。喩えが。それで嬉しかったんです。もしピンときた人がいれば、皆さんの住む町における「新さっぽろ」はどこか教えてください。


 えーっといやだから何が言いたいかというと、右を見ても左を見ても「手羽先」「モーニング」って感じじゃあないんですよ。そりゃあまあそうで、観光客は多分名古屋とか栄とか? その辺に泊まるんだと思うんです。で、「金山」に泊まる人はまあ仕事目的なので、そんなめっちゃ「金山」で飯を食うわけではない。という状況で、いわゆる名古屋飯を並べてもそんなしょっちゅう客は来ない。確かにそれはそうだよね。新さっぽろにスープカレー屋はない! いやまあ無いことは無いと思うよ。でも中心部ほどは無いわけで。それはやっぱ、新さっぽろで飯を食う人というのは、「ケ」の飯を食いたいんだよね。おそらくは。そういう町で飯を食ってたということです。


 17日:最近札幌に、狸comichiとかいうフードコートとはまたちょっと違うが、なんか札幌ぽい店とか全然関係ないブリティッシュパブ的な店とかが並んでいる「人工飲み屋街」みたいなものが出来た(「これ」、どういう呼称が正確なんでしょう?)。っぽい一角がキング観光(パチンコ屋)の裏手にあって、そこの「風来坊」という飲み屋に行った。まあこれは日記に書いたか。

 ・手羽先 

 ・土手焼き

 ・台湾ラーメン風サラダ

 ・鉄板ナポリタン

 を食べる。全部しょっぺえ。あと、サントリー謹製という「ビアボール」を飲んだが、ビールの味もウィスキーの味もしない謎の飲み物だった。飲みやすくて美味くはあった。


 18日:朝はホテルの付属朝食。まあ、ホテルの朝食バイキングの中ではしょぼい方かなあ。ウィンナーはある。「あの」スクランブルエッグもある。じゃあもう十分か。でもなんか、ちっちぇえシャケとか、肉団子とかも欲しくないですか? それはないんだよね。そんかし、具なしのカレーがある。なので、カレーライスを作って、その上に卵とかウインナーとかブロッコリーを盛るスタイルが一番手っ取り早いと思う。結局3日間これ食ってた。


 昼は労働先近くの天ぷら屋に行ってみる。「名物かきあげ定食」とあるので、おおいいね、かきあげすきだよって頼んでみたら、すっげ~~量のかきあげね。なるほどね。そういう方向の名物ね。。美味かったが、外はめちゃくちゃアツいのもあって、やや疲れる。


 夜は「三福」というひつまぶしの店が有名ぽいのでそこにしようかなと思ってたら、他のところから来ていて一緒に晩飯食いますかと言った人が、「もう三福で食べちゃいました」というので、うーんってなって、結局また「風来坊」に行った。まあ、俺は相対的には若手なので、こういう時には譲るのである。手羽先、鳥串など。


 19日朝:モーニングでも探しにいこうかと思ったが、あいにくの雨。まあいっか、と思ってホテルで食う。


 昼:駅前に開店寿司屋があり、「旨い寿司」とか書いてるので、まあ入ってみるかと思って入った。別に道民とは言え、ネタがちいせえ! とかキレ出さないので安心してください。普通に美味しくいただきました。ただそのー、「トリトン」とか「根室花まる」とかの方がネタはでかいかな? とは思った(魚介マウントを取る見苦しい北海道民)。

 ただ一点めちゃくちゃ衝撃的なことがあり、それが「海鮮荒汁」である。これがねえ、赤みそなんスわ。文化~ッ! と思った。というのは、北海道で「アラ汁」って頼んだら、まあ、魚の出汁とってあと塩とかで味付けしたやつで、味噌汁の場合も白味噌で、かなり魚介の出汁の味がする感じに仕立てている。ところが、赤みそというのはめちゃくちゃ強くて、だからそのー、『ラーメン発見伝』で、札幌ラーメンは全部味噌の味しかしなくて、味噌がうますぎるがゆえに全部70点台になってるみたいな議論をしていたが、ちょっとその言いたいこともわかるなというか。「汁」の方は、もう、味噌の味しかしないんですわ。ただ、それだけだったら魚介マウント取って気分良く殴って終わりなんだが(最悪)、実はそうもいかんのスよ。というのは、「魚」側がうめ~の。汁の味噌味が濃くて、なんかだから味噌煮込みになるのよね。うめえよそりゃ。サバ味噌煮ってうまいもん。ということで、これを食えたのはかなりハッピーな出来事であった。


 夜:矢場町駅まで行って「矢場とん」本店ビルに行った。これは皆さん、時間に余裕があったら行った方がいい!! なんか凄いので。観光地として扱っていいと思う。

 ビルが一棟全部「矢場とん」なんですよね。。すごくない? しかも隣にはアンテナショップまであって、弁当のテイクアウトだったらほぼ待たずに買えると。アイスとかも売ってるらしい。すごいっすね。別に他の「矢場とん」もあるようなのだが、この本店の「圧」が凄すぎるので、ぜひ一回行ってみて欲しいです。

 味についてだが、えー、まあ、味噌カツの味です。いやなんかさあ、目の前でもう衣の着いたカツが用意されててね。注文と同時にバシャー揚げて。で、ザクッザクッって切って提供されるんですよ。すげえ! って思うんだけど、味噌カツソースというか、汁がすべてを持って行くというところはある。いやあだから、「わらじ定食」だったかな? ようするにカツ2枚定食なんだけど、それ頼むのであったら、ハーフ&ハーフ(ソースカツにもできる)にするのがいいかも。いや美味いんだよ味噌カツは。味篇も色々あって、カラシとかすげえ合う。でもやはし「塗りつぶされる」感はちょっとあるね。


 20日朝:ホテル飯。午前少し労働して仕事終わり。ツアー的な感じで、名古屋城見に行った。


 昼:そこで「きしめん」食った。ピロピロしててうまい。あと暑かったので、アイスでも食おうか~ってなんかキンキラしているソフトクリーム屋に接近したところ、「金箔アイス 2000円」とか書いてて、え゛ッ! ってなって引いてしまった。いやまあ普通のソフトクリームも売ってたのかもしれんが。

 ほんで、もうちょっと行ったところに、シャチホコお焼きみたいなのがあって、それを乗せたソフトクリームがあって、まあ常識的な値段に見えた。これにすっか~と思って接近したところ、窓口で、外国人と思しき二人組が、頑張って注文して頑張ってPayPayで支払おうとしている。時間かかってるが、そのやや後ろ側に立って、静かに見守っていたら、オッサンが現れて、俺とは90°別の角度で、かなりその二人組と漸近した位置に立った(なんなら注文しようとしていた)。んんん~~と思ったが、まあなんか、「僕も並んでたんスけど……」とか言うのもなあ。デブすぎるか。と思って、とはいえ、そのオッサンの「後ろ」に並ぶのも、それはそれでなんかプレッシャーっていうかそんなかなと思って、だから、まあこの二人組の注文が終わったら(しかし終わらんなあ)、オッサンに譲る。で、オッサンの注文の後に行く。そうするか。って待ってたら、なんと、オッサンの後ろにあれよあれよと列が形成されてしまった。アア~ッ! っと思うが、時すでに遅し。もういいやと思って諦めて帰った。ということでソフトクリームは食ってません。まあ、ダイエット的には正解。


 この後、熱田神宮も行ってみた。残念ながら宝物庫は16時までということで入れなかったが、それ以外がかなりゼルダで面白かった。なんか、池があって舟とか浮いてたりとか、「七楠」と名付けられたデカい楠があるとか、うーんゼルダ~って思いながら歩いてたら、チャボ? みたいな鶏っぽい鳥が悠然と闊歩しており、「ゼルダ過ぎだろ!!!!!」って思った。捕まえてジャンプしたろうかと思った。


 夜:ついに「三福」行く。まあウナギなので結構高いのだが、バイトのお嬢ちゃんたちが、あまりに大学1年生すぎて面白かった(下手したら高校1年生かもしれない)。普通こういうとこって、ちょっとこう、経験豊富な感じの人がおらんか? と思うが、なんかめっちゃわちゃわちゃしている。で、ひつまぶしって、なんかいっぱい出すものあるじゃあないですか。まあ本体がありますわな。薬味がある。お茶がある。このお茶は普通に飲んでもいいので湯呑もある。山椒とか一味の入ったボトルもある。「ひつ」から注ぐ用のお茶碗もいる。これがなんか常にどれかしら足りない。しかもなんか、初見だから、どれが「あるべき」でどれが「ないべき」とか分からないじゃあないですか。ということで、入って注文して、最初のうちはわかんないのね。ところが、前の方に来た人とかを横目で見てたら、なんか、今回はアレがあって、今回はアレがないな、みたいなことに気づくんですよ。で、隣の人のところに来る頃には、もう「隣の人」も「これ足りんな」というの分かっている感じなんですよね。

 だから、なんか、自分だったら言いにくいけど、人の為だと言えるよね。「そのなんかそちらの方が今一瞬出しかけて下げた漬物、出すのが正解だと思いますよ」とか。「そっちの店員さん、もしかして七味と山椒のボトル置き忘れてないですか」とかね。で、こんなんデブが言い出したら、「申し訳ありません~(ヒエエエ大クレーマーーー! 通報待ったなし!!)」みたいな感じになるかなと思って、かなりなんていうかやさし~く声を掛けたら、優しすぎたのか、「あっそうだよ」とか、「〇〇ちゃん、これこっち足りてる?」などの発言しかなくて、す、すごいな……逆に……! と思った。でもまあ別に嫌味とかではなく、その方がなんかピリっとしないので良かったなと思いました。文化祭みたいだった。

 ただそのー、一個だけ文句があって、実はさっきから「ひつ」まぶしと書いてるが、名物的には「釜まぶし」だというんですよ。ほっほお。いいじゃあないですか。じゃあそれで! って頼むでしょ。ウナギはね。多分裏でちゃんと焼いてるんですよ。なんか、普通よりパリっと仕上げてて、これがお茶漬けとかにも合って美味いんです。コメがね。ウナギあがりそうになったら、目の前の炊飯窯から釜によそって奥に渡すんだよね。


 いや「釜」の意味~~~~~~~! 見た目だけなんか~い。


 あのー、いや別にいいですよ。だってねえ。注文してからいちいち釜で炊き上げております、って、めっちゃ時間かかりそうだから、無理にやんなくてもいいよね。で、ひつまぶしより底が深いので、コメの量的にもちょうどいいかなって思うよ。ただそのー、「その」作業。保温中のコメを一旦釜に詰める作業、それは見えないところでやっても良くない? とは思いました。




 21日:ラストチャンス! と思って、数百メートル先にある「珈倉」という小倉トーストとか食えるらしい喫茶店に向かったところ、なんか行列ってほどではないが待ち列が出来ており、諦めた。近くに24というオシャレな喫茶店があって、パンケーキとかが食えるんだが、こっちはわりと席が空いている。オシャレさを追求することも大事だが、名古屋市内で朝から営業している喫茶店風の店である以上、小倉トーストくらい置いといても……って思わなくはない。でもまあ、そういうことじゃあないですかね。


 でジブリパーク行った。これが完全にオジサンだったのだが、まず、なんも分からず「青春の丘」に行って、10時入場組の列に並んで、順番来たからローチケかなんかで買った「予約番号」とかを提示したのね。したら、「あのー、……これではないんですよ」って言われて。「え、ええッ!」って言ったら、「Loppiで発券処理するか、スマホで発券いただかないと……」って言われる。そ、……うなんすね、つって、それで、駅降りたところで、なんか丸くておしゃれなローソンがあったな……! と思い出す。なるほど。アレは伏線だったのか。10時間に合わないと思って急いでしまったが……ってローソンに戻る。で、Loppiで予約番号と電話番号を入力して発見処理をする。「このチケットはこの方法ではお取り扱いできません」と言われる。ええええええええええ~! アレェ? もしかして、もう10時過ぎてるから、10時入場のチケットは発券できないのか!? って思って、ああ~こりゃただ公園散策かあってがっかりしながら、メール検索してみる。そしたら「電子チケットはこちら」とうページがあって、なんのこたない、「スマホで発券」が出来たのであった。


 じゃあここまで戻ってこなくて良かったじゃん!! ってまた「青春の丘」に戻ってチケット見せたら、「あの……………、これ、ジブリの大倉庫のチケットです」って言われる。ああ! そういえばなんか、めっちゃ舐め腐ってたら、「ジブリは事前予約しないと買えないんですよ」とか言われて、慌てて調べたら、もう「青春の丘」チケットは売り切れていたのだった! つかここは「青春の丘」とやらで、「ジブリの大倉庫」ではなかった!!(何も見えていない男)


 アワワワワってこんど慌ててジブリの大倉庫行って、よ~~やく入れた。で、子供連れでもう鬼混みね。こら売り切れますわって感じ。


 そんでそのー、ジブリの大倉庫だが、ここってあのー……基本フォトスポットなんですね……。特に「なりきり写真館」というところが列出来るくらい人気なんだが、何するかって言うと、「銭婆のところに行く電車に乗ってるときのカオナシ」の横とかに座って写真が撮れるのね。「大津波の中、波と共に走るポニョ」の横で一緒に走るポーズして写真撮れたりするんすよ。あ~~~~~~~~~! 一人で来てしまった~~~~~~~~~!! 


 いやこれが俺がジブリスーパーガチ勢だったらね。なんとかスタッフさんとかお客さんに頼んで、「理想」の写真撮りに行ってもいいが、ジブリにわかのただのデブなので……。ま、いっか、ってそのキレイな造形を眺めるだけ眺めて帰った。ただそれでも2~3時間くらいはいましたね。「ジブリの大倉庫」だけで。だからまあ、ちょっとでも知ってたら行く価値はあると思う。まして子供連れなら絶対行った方がいい。そういう感じです。まだなんか色々作ってるようだが、そしたらもう1日では到底回り切れなくなるんじゃあないかなあと思った。


 あと、オリヲン座というミニシアターがあって、15分くらいのショートフィルムを観れる。これも良かった……と言いたいところなのだが、そのー、良いですか? これドネタバレしても。『コロの大さんぽ』って話なんですが。一旦体重置いときますので、その後にでも書きますから、「いや私は劇場で見るんだ!」という人は体重まで読んだら閉じてください。


 ジブリパークの後は、空港に直行して、ポケモンGoのフォッコ・コミュニティデイをやった。一応130匹くらい捕まえたのだが、色違いは1体。あれれ。まあでも1体は取れたんでとりあえず目的は達成したか。空港内をウロウロして、最後はなんかフライトなんとかってテーマパーク? のでけえハンバーガーを食って帰った。すぐそこにあんのかな? って雰囲気だったが、意外と遠くて、あやうくまた保安検査場でギリギリになるところだった。


 結構帰りも混んでて、まあ、呼び出しこそかからなかったものの、ちょーどピッタシ〆切2分前くらいに通過って感じだった。少し面白いなと思ったのが、俺が16:55のANA,で17:00のJALもあって、その前に16:50の熊本行きがあり、今この熊本行きの人をかなり集めているフェーズだなって感じだった。ってことはまあ、あと5分後くらいにはANAの方も「お声かけ下さい」とか言われんのか、いやはや、またギリギリになったな……とか思ってたら、ご婦人に声掛けられて、「すいません、保安検査ギリギリでして、先よろしいでしょうか?」って言われる。「ああ、いいです……」って言いかけて、その人のチケット見たら、17:00のJALなんだよね。いや俺の方が通過すべき時間早いんだよなあ……と思ったが、まあまあ、心に余裕がある方が無い方に譲った方がトータルはハッピーか(余裕があるべきではなかったかも)と思って、「いいですよ」と譲った。保安検査場には早めに行こう!


 ということでなんやかんや21時頃帰宅。で、気力で洗濯だけはして(なぜなら火曜からまた出張だからだ……誰だこのスケジュール組んだやつは……)、あとはぶっ倒れて寝た。と言うのは嘘で、コログの森をうろついたりはしたかな。


 2023年05月22日 08時21分の測定結果

 体重:106.60kg 体脂肪率:34.90% 筋肉量:65.85kg 体内年齢:52歳


 増えました!! いやあ暑い中結構歩いたんだがね。食いすぎたか。でも明日からは大阪なんだよな。たこ焼きが俺を呼んでいる……。もうダメかもしれません。


 



 で、そのー、『コロの大さんぽ』なんですが。どういう話かと言うと、小学生の女の子が、コロという子犬を飼ってるんですね。ある朝、女の子が登校しようとしたら、コロが外までついてきてしまう。で女の子は、お母さんに「」と訴えて、で、コロをちょっとくすぐってあやして、その隙に門扉をちゃんと閉じて登校するんですね。しかし、コロが何度か門を弄ると、門が空いてしまって、コロは「大さんぽ」を始めるのであった。


 ってこのシーンがまず「嫌」が先に立っちゃってさ~。おいおいおいおい。おかあちゃんよ。ちゃんとコロを回収しに来てくれよ。で、コロもコロで出てくなて。なぁにやってんだよ~って「心配」の気持ちが先に立ちすぎる。


 そんでその後も、なんか、車に轢かれかける(車が急ブレーキで停まって助かる)、踏切を潜り抜けるが間一髪で線路は抜けている、自転車にぶつかる……って「嫌」行動のオンパレードなんすわ。なんていうかねえ。「危なーい!」「ああ助かった、良かった~」じゃあないのよ。緊張と緩和ってそういうやり口で与えていいものか? って思っちゃう。「愚か」であることってもはや罪なのかもしれんと思ったよ。こういう危険な行動、「見ていたくねえ~」が先に立ってしまう。これがあれですか? 「共感性羞恥」ってやつか? ちょっと違うような気もするな。でもとにかく、「うわーなんでそんなことするんだよ!! やめんかアホ!!」って思っちゃうんだよね。


 で案の定、女の子はコロが逃げたって泣いてるわけよ。まずそれも嫌でしょ。しかも、お母さんがさあ!!! 「アンタがちゃんとドア閉めなかったんでしょ」とか叱るわけ!!!!! てめえ!!! この子は言ってたからね!? ちゃんと! 「おかあさーん、コロが外に出ちゃう」って。お前が聞いて無くて適切な対応をしなかったんやないかい!! それを棚に上げて何様じゃ!!!


 みたいな感じになっちゃうんだよ。なんか。そこまでが「嫌」すぎて。まあ、結局ハッピーエンドではあるんですよ。かなりご都合主義の。でもその、かなりご都合主義のハッピーエンドにするんだったら、最初からそうしてくんねえかなっていうか。なろう系を見習わんかい。そういう気持ちになったので、もしかしてジブリに向いてないのかもと思いました。時々入れ替わるみたいなので、時期を選べる人は『コロの大さんぽ』じゃあなくてもいいかもしれません。でも子供だったらハラハラドキドキで面白いんですかね。じゃあ単に対象年齢外ってだけか。すいません。偉そうなことを言いました。


 と言う感じで、また明日から出張です。めざせ110 kg阻止!! 少なくとも歩こうとは思っています。それではまた。

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