登山vs.3食炭水化物アンドおやつ生活

 すいません、「登山」は言い過ぎました。

 

 アルバイトの関係で、札幌よりは南樺太の方が近いくらいの町に行き、町長と面会してきた。これが30分くらい。で、その為だけに行ったので(リモートとか、テレワークとか、そういう言葉を知らんのか?)(知らなかったです)、後は自由時間である。ほんじゃ、また4時間運転して帰りますわというのもアレでしょ。ということで、少し観光して帰ることにした。もちろんこっからは自腹ですよ。この時点で一回ガソリンを全部抜いて保管しておき、100 mlずつガソリンをちょろちょろと入れて、ガス欠になるたびに足すことで、使用しているガソリン量も正確に把握して、その分は自腹で払ってます!!!!! ということで文句無いな?(文句を言わせないために大嘘を吐くことには問題はないのか?)


 まあとにかくそういうことでちょっとその辺を回ってきたんだが、何せ田舎なので、そして土曜日なので、まあそのこれといった施設が無いんだね。キャンパーとかだったら最高なのかなという場所はあったんだが、俺は別にキャンパーでもないし。っつうわけで、まあ自然物くらいしか見るものがないんで、自然物を見て回ったんだが、スキー場が中腹くらいまでは牧草地なんでそこは踏むと困るが、その上は好きに登って良いし、結構整備されているし、眺めもまあまあイイですよと言われる。そんで言われてみりゃ、夏にスキー場登ったことなんてないな。そんなに高くもなさそうだ。じゃ、登ってみますか!!


 って登ったらこれがさ~。貧血になった。いやー、2万歩歩いたり、フィットボクシングをしたりして、激しいスポーツは無理にせよ、こういう有酸素運動的なことなら結構できんじゃん? って思っていたのだが、ずぇんぜんダメなのね。これがまた、スズメバチみてえなでっかいハチ的な生物(アブかも)が、めっちゃ周辺を周回してくるんですよ。だから、一つところに留まって休憩するのも怖いんです(「結構整備されている」ってのは嘘なのでは?)。それで歩き続けなくてはならないというのも状況に拍車をかける。本当にヘロヘロになった。

 フィットボクシングも本当に最初の最初は、なんか貧血みたいになって気持ち悪くなり、10分(1コース)フィットボクシングやった後30分横になってなんとか立ち上がったみたいなことがあって、それが今や45分を映画見ながらラクショーで出来る様になっているんですよ。だから俺は成長した、体力がついたと思っていたが、もしかしたら単に、手の抜き方を覚えただけなのかもしれない。悲しいよ。


 とにかくそんなこんなで、なんとか降りてきて、だいぶ休憩して、で、アクセル踏もうと思ったら足が攣るんだよ。足が攣った時に一番いいのは、足をグーっと伸ばすことなのだが、アクセル踏もうとした足をグーっと伸ばすとどうなると思いますか? 

 って訳で鉄の意思でブレーキ踏んで、そろそろ~~っと路肩の安全なところに留めて、「ぐいいいい」って言いながら足伸ばして。参っちゃったよね。これは多分塩が足りんのだ、と思って、ラーメン屋でラーメンを食ったよ。チャーシューも載せた。


 その後は別の町に行って浜辺を見たり温泉に入ったりして、5時間半くらいかけて帰宅。札幌ではやよい軒で生姜焼き定食を食って帰って寝た。朝食は、宿に朝食がないので、セイコーマートのホットシェフで、でけえおにぎり二個買って食った。あと、お菓子でプリッツとか、羊羹とかも食べたね。


 2022年07月31日 08時21分の測定結果

 体重:103.20kg 体脂肪率:32.80% 筋肉量:65.75kg 体内年齢:49歳


 減ッ!!


 でかいおにぎり2個、チャーシュー麺、そしてやよい軒の生姜焼き定食。ご飯は1回お代わりした。いいだけ炭水化物を食っているのに、体重が減ってる!! しかも大半は運転しかしてないから、そんな運動してないんですよ。唯一した運動と言えば、スキー場を登った、ただそれだけ。もしかして登山ってめちゃくちゃ痩せるんですか? 


 計算してみるか。


 俺という人間を150 mの高さに持ち上げたとする。

 質量が103 kgとして、1 kgは9.8 Nだと言うので、まあざっくり1000 N。1000 Nを1 m動かしたら、1000 Jのエネルギーを要すると考えると、概ね150,000 Jが必要になる。

 1 Jは0.24 calなので、これもざっくり4で割ることにすると、37,500 calを消費したことになる。


 kcalに直すと、38 kcal。


 じゃあ痩せるわけないやろ。と思うが、しかし、現実に体重は減っている。なんやかんやでアクエリアス・麦茶・コーヒー・ジャスミン茶・コーヒーって2.5 ℓくらい水も飲んでいるが、なお減る。しかし計算上減るはずはない……。いったいどういうことなんでしょうか。山になんか精気を奪う妖怪の類がいて(山を登ってると急に腹が減って動けなくなることに関する妖怪は確か実際にいたと思う)(「実際にいる」をどう定義するかは君の心に任せます)、それがなんか過剰にカロリーを奪っていったのであろうか。じゃあ、もっと持ってってもいいよ。


 とにかく、痩せたければ登山はおススメです。めちゃくちゃ疲れたけど、またどっか登ってみようかな。藻岩山とか。それではまた。

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