営業のかけ方を考える

 たとえばカクヨムはTwitterと連携してるんで、カクヨムである程度の星数があったり、アクティブに活動してそうな人を見つけて、Twitter飛んで、DMとか、Twitterに書いてるメアドとかに「自費出版しませんか?」という営業をかけることは比較的容易にできる。


 そのー、こういう営業が良いか悪いか、成功するか失敗するか、悪質か良質かはこの際考えないことにする。ただ、「どうやって営業をかけるか?」という手順だけを問題にしている。カクヨムから出版営業かけるのってカンタンだよね、受けてくれる人がどれくらいいるかは未知数だが、という話である。


 受けてくれる人率、「コスパ」を上げる方法としては、たとえば、カクヨムじゃあなくて老人が集まるサロンで自伝書きませんかって声かけた方が打率が高いとかはあるかもね。あるいは、ただ「打率」さえ上がればいいのであれば、オムニバス同人誌出版を持ちかけるていで、一人当たりの出資額をめちゃ減らして……みたいにするとよりやりやすいかもしれない。が、ここではその「打率」とかは問わなくて、「どうやって連絡先を見つけるのか?」だけを考えるわけです。どうせDM、メールなんてコピペで送りゃあいいんだから、「連絡先リスト」さえ存在すれば、最悪外注しても良い。


 というのはそのー、なんか急に営業が増えたんだよ。まあだからここで言うと、「あなたの『純粋脂肪批判』を出版しませんか?」みたいなことね。「みたいなこと」であってそんな誘いはありませんので安心(?)してください。


 でもまあその、『純粋脂肪批判』を出版しませんか、はこれ話がわかるじゃあないですか。上の理屈を適用すれば、まあ、カクヨムなり小説家になろうなりで、適当に探して営業メールを送ればいいわけで、これなら俺も出来る。

 あとそのー、カクヨムの周年企画って、最初はフル参加報酬で図書カードくれてたんですよ(確か)。そん時は参加して図書カードをもらった。で、この図書カード貰ったアカウントは確か公開されてたと思う。大賞100万円を取ったアカウントに連絡してしゃあないが、500円とか1万円とか取った人は、それなりにはやる気があるわけだから、こういうのを拾うとより精度があがるよね。というわけで、賞金獲得情報みたいなのを張っといて、これが公開されたらそのアカウントに営業メールを送るというのも、これもまあまあ分かる。俺でも出来る。


 なんかそのー、そういう意味では何にも出してない作品を出版しませんか、というスパム営業メールが来て、これが謎なんだよな。どうやって見つけてきたのっていう。


 たとえば俺はかつてmixiでダイエット日記を書いてたことがあるんすわ。で、この日記の中でも一部を転載したりしている。と考えると、たしかに、そのmixi記事を見つけて、これを出版しませんか? と連絡を取ることはできる。技術的には可能だろうと思う。今なんかmixiって招待制とかじゃあなくなってるんでしょ? 「今」っていうか相当前から。だからアカウント作って、延々日記をたぐっていけば、俺が書いた記事だということと、俺のTwitterアカウントは結び付けられて、で、「この日記を書いたのはあなただと思いますが、出版しませんか。1ページにつき2万円払ってね」というメールを送ることもできる。まあ、ギリッギリ可能。俺でもでき……なくはない。


 でもやらなくない? 流石にそれは。つまり、そんなことしなくったって、他にもっとカンタンにアクセスできる情報があって、そっちにコナかけた方がなんぼか成果が上がりやすいと思うのに、なんでまたわざわざmixiアカウントをカクヨムアカウントと結びつけて、カクヨムアカウントからTwitter辿って営業するみたいなことをするわけ?


 だからもしかすると、別枠のリストがこの世に存在してんのかもって思うんですよ。たとえばそのー、「カクヨム大賞一次落ちリスト」みたいなのが。正確に言うとカクヨム大賞は「参加します!」といえばそれだけで参加できるが、だからなんか、応募時にこれまでのポートフォリオを示せみたいな賞があるとしてよ。執筆歴○年、この賞に関連しそうな投稿歴として、mixiに○○という日記を書いてました、みたいなことを書かなくてはいけない賞があったとして、そこに投稿した内容をなんらかの手段でピックアップする手段があるんじゃあねえのかと思うわけ。まあ、一番シンプルな予想は「その賞をやってる媒体が二束三文で売り払ってる」だが、流石にそれはバレた時ヤバすぎるから、なんかツークッションくらいは挟まってる気がするけど。


 まあだからそのように考えますと、ついこういうスパム営業を軽んじてしまうけど、その裏には確かに人間がいて(高度に発達したAIが、自身の電気代を賄うために営業に手を出した可能性については、保留します)、やる方はやる方でそこそこ努力、工夫、探索をしてて、エライもんだなあと思ったという話でした。特にオチはありません。


 2022年01月13日 08時15分の測定結果

 体重:103.90kg 体脂肪率:33.00% 筋肉量:66.05kg 体内年齢:48歳


 胃炎? が治ったら、1キロ増えました。健康が一番!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 健康があればなんでもできる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





 マジで勘弁してください。

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