純粋脂肪批判

まずい飯を作ろう

　まず、業務スーパーの名誉のために言っておくと、これはnot for meなだけであって、ジェネラルにまずいかというとそんなことはないと思うのだが、わかりやすい説明のため、「まずい飯」という表現を使わせていただいた。ご寛恕願いたい。

　というのは「トムヤム鍋の素」がねえ。まあその、トムヤムクン味なんです。で、俺はモノにもよるけど「すっぱいもの」があんまり得意ではないらしい。らしいってなんだよ、お前のことだろと我ながら思うが、何度か書いてるが、これが説明がすごい難しいところなの。

　梅干しは好き。梅しそのおにぎりとか大好き。レモンも全然嫌いではない。からあげにレモンとかかけるのも楽しいと思う。近所の沖縄料理屋にあるシークヮーサーサワーには「ノーマル」と「すっぱい」があるが、絶対「すっぱい」が飲みたい。というわけで、自分はどっちかというと「すっぱいものが好き」だと思っている。主観としては。

　ただ、ずいぶん前だが、サムライというスープカレー屋の月替わりカレーで、ビネガースープカレーってのがあってね。これがね……。生まれてはじめて、飯屋で全部食べ切れなくて残した。具は食ったんだが、スープは無理だった。で、この出来事によって、うちの真裏のレストランのカレーがあんまり好きくないのは、酸味が強い系のカレーだったからということに思い至った。で、よーくよく考えてみると、コーヒーに関しては、酸味が強い、いわゆる「キレのある」コーヒー、全然ダメなんですよ。全然ダメは言い過ぎたが、キリマンジャロってあるでしょ。いい豆ですよ。と言い切ったが、いい豆かどうかは知らん。でも名前が有名で、そこそこ値段するでしょ。カルディ（「コーヒー豆はカルディ以外でも売っているんだよ」「な、なんだってえ！？」）のブレンドよりは高いやつ。これも実はあんま好きくないというか、わりと我慢して飲んでいた記憶がある。

　だからそのー、「本来あんまりすっぱくない・すっぱさがそれの構成要素のうち主要な部分を構成していない」ものがすっぱいとダメなんかなと思ってたんだけど、トムヤムクンって言われてみりゃあまあまあすっぱいですよねえ。Wikipediaにも、「辛味と酸味、複雑な香りが特徴的な有名なタイ料理」って書いてある。で、そのー、タイ料理屋とかでトムヤムクン飲む分には「うまい！　さすが世界三大スープ！！」って言いながら飲んでいる。

　それがねえ。なんかねえ。鍋になるとダメなんだねえ。不思議なモンである。

　とにかくそういうわけで、トムヤム鍋のもとが、食えないほどではないが…………って感じであまり食が進まなくて、なんならまだある。つい先日も書いた通り、朝に３－４人前の鍋作ってそれを日がな一日食うという生活をしている。好きな味だとつい合間合間に食ってしまうが、そうでもない味だと時間通りに少量しか食わない。しかも、鍋（正確にはでかいフライパン）が占有されているので、トムヤム鍋を乗り越えないと、ほかになんも食えないんだよ。いやまあいろいろ調理器具はあるけど、これを放置してってわけにもいかんじゃん。そうするとどうなるか？

2021年03月21日 11時05分の測定結果 体重:98.30kg 体脂肪率:32.10% 筋肉量:63.25kg 体内年齢:48歳

　めちゃ痩せる。ウケる。食事だねえ。

　業務スーパーの鍋の素シリーズは９８円でめちゃコスパが良いが、期間限定発売らしいのね。それで買いだめしておこうと思っていたのであるが、一回味を確かめてからのほうがいいみたいですね。いやまあ痩せるって意味ではトムヤム鍋買いだめしたっていいけどさ。

　塩鍋：しょっぱくてうまい

　鳥白湯鍋：しょっぱいしジャンキーでうまい

　トムヤム鍋：うーーーん。トムヤムクン風の具材にすれば良かったかなーーー。

　というところまでは確認した。あとちゃんこ鍋・よせ鍋・コムタン鍋があるので、今週試して何をどれだけ買うか決めようと思う。

　ちなみに、500 g 135円という破格のオートミールについては、まあ、オートミールってもともと味大してしないので、全然普通にコスパが良いです。業務スーパーを信じろ。これはこれで食ってます。