しょっぱオートミールの扉を開く
監査は無事終わった。無事終わったもなにも、「高額備品」の設置状況を見せてくださいって言われて、スマホから映像送っただけで、リアルタイムでやる意味よ。写真でよかないか。なんか、変なソフトウェアとかを入れてないかとか確認するンかなと思って、色々言い訳も用意していたのだが(たとえば、Steamが入っている合法的な理由を説明するとかな……)。
というわけで、まあ終わって良かったですねということで、夜会議の前に飯でも食うかと思ったが、最初に買ったオートミール袋が空になりそうだった。もちろんこないだイオンで買い足してはあるので、それを空けりゃアいいのだが、ちょっと思った。しょっぱいオートミールの世界を開拓するのもありだなと。
というのは、上原センセがツイッターでミネストローネっぽいオートミール汁を作ったみたいなことを書いてて、あーね、と思ったのである。ミネストローネな。洋風汁だと、コメから離れるので行けるかもしれん。なんか、ニンジンとか細かくして入れるって言いだしたらだるいが、トマト缶と塩とコンソメで汁作ってそこに投入するくらいなら秒だし。と思って、近所のスーパーに買い出しに行った。
で、トマト缶だけ買うつもりだったが、ウインナーとかイイナーと思ってウインナー。あとシュレッドチーズ。このあたりを買ってきた。
(以下の手順は出来事の再現であって、レシピではありません。絶対もっと旨い手順、あるいは上手い(短時間でできる)手順があると思う)
とりあえずウインナーを茹でる分の水を火にかける。沸騰したらウインナーと残ったオートミールを入れる。この時点で、水に対するオートミール比率少なすぎねえ? と思ってちょっと焦るが、新オートミールを開けだしたらなんのために汁を作ってるか分からんし、まあいっか、と思ってしばし茹でる。
トマト缶を開ける。トマトを突っ込んで、缶に残ったトマトを水でゆすいでさらに鍋に入れる。また水分比率が上昇してしまったが? で、塩を適当に入れて、キューブのコンソメを1ブロック入れて、再沸騰するまで待つ。再沸騰したら、シュレッドチーズをひとつかみ入れて、溶けたらお椀に入れる。
うまい。これはミネストローネでは絶対にないと思うがうまい。
そして、この感じでやると、オートミールは完全に消失するんだね。なんかちょっとトロっとしたものがあるかなーみたいな。
だからそのー、前回は「おかゆ」のイメージであったので、液体空間におけるオートミール充填率が高すぎて、そんで味付けもだし汁と塩でオートミールと真正面から向き合わないといけない形だったので、ううーーんコメの代替物には絶対ならねぇ~って感じで少し悲しくなってしまったが、オートミールはオートミール、コメはコメ、と割り切って、この肉とチーズのメニューにちょっと食物繊維と炭水化物を足しましょうって感じで「具」の一つとして入れる分には全然食えることが分かった。
多分同じような感じで、煮物的なものを作って、そこに「具」の一つとして入ってるとかだったら全然いいと思うな。うま煮におけるニンジンくらいの量でいいのよ。なるほどなと思った。
ここから比率を調整していくことによって、レンチンして納豆かけて食ってうまいみたいな境地に到達するに違いない。少しずつ近づいていこうと思った。
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな
このはてしなく遠いオートミール坂をよ…
未
完
体重:99.85 kg 体脂肪率:32.7 % 筋肉量:63.7 kg 体内年齢:48歳
体重は1 kg増えた。まあ前日は夜ほぼ完全に抜いてるからね。それに比べりゃあしょうがないなというところ。更に、オートミールって「ローカロリー」ではないからね……。ウインナー、チーズにオートミールを足したらそら普通の晩飯ですわ。結局おかわりして夜中にほとんど鍋開けたしな。
しかしこれは新たな扉を開くための必要な犠牲であったのだ。俺はそう思っている。
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