誰も口取りを食わないのかよ?
説明すんの多分4回目か5回目だと思うが、正月に食う、鯛とか海老とかの形をした餡子の塊のことを「口取り」と呼ぶ。なんか北海道・東北にわりと限局しているらしいが、別に全国に普及したっていい風習だと思う。
って思うんだけどさあ、これがねえ、売ってねえんだよ口取りが!! 北海道の最大都市札幌で!!! どういうことなんだ。売り切れてんの? 全員が買って売り切れてるんだったらいいよ。それなら許す。でも売り場の空間配置などを見るに、「そもそも売ってない」気がするんだよ。どうしちまったんだよ道民のみんなァ! 「甘いはうまい」だろ。赤飯を甘納豆で食ってきたじゃあないかよぉ。
ただそのー、いい年して学生街みたいなところに住んでいる。最近接のスーパーマーケットの主要顧客は一人暮らしの若者である。そうなると、まあ、わざわざ買わんかなという気はしますよね。だからおいてないのかなあ。そういうことかもしれない。
それで、桑園のジャスコまで歩いて行った。ここはばっちりファミリー向けなので、さすがにあるだろと思って。あと体重の影響もある。
2020年12月31日 11時50分の測定結果
体重:100.10kg 体脂肪率:31.90% 筋肉量:64.70kg 体内年齢:47歳
200 g減らしたい。それと年越し蕎麦も買おうと思って。
そしたらさあ。まああるはあるんだ。あるはあるんだけど、巨大な船型の容器に「全部」入ったやつしかおいていない。全部っていうのは、海老・鯛・サクランボ・タケノコ型のやつ+三角形の羊羹を指すが、これが2000円くらいするんだよね。値段はまあ縁起物だからいいとして、これ全部餡子だからね。なんぼ正月つっても、ダイエットしているという人間がこれを買って帰って食っていいものか。しかし俺がこれを買わなかったら来年はこの「全部」すら無くなってしまうのでは……?
3年前くらいまでは、コンビニのレジ前にもあったと思うんだよ。しかし誰も食わなくなった(んじゃあねえかなあ)ので、姿を消していった。じゃあこの船盛りも誰も買わなかったら来年は……?
めちゃくちゃ悩んだが、あきらめて帰った。来年末は船盛りだろうが堂々と食える体重になっていたい。そう思った。そのために来年は痩せる。5年目だぞ。もういいでしょ。痩せる。痩せてこの日記は「完結済」にする。それでいいでしょ。
それを目指します。あと1年お付き合いください。今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
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