髪をとかすもの、あるいは日本で一番短い市の名前

 朝と昼はシチュー。流石にそろそろ飽きるかと思ったけどぜんぜん飽きないな。シチューはうまい。


 で夜は忘年会。この忘年会は、俺のことをめちゃくちゃカネがないやつだと思っている人間が集う忘年会で、まあ確かに現にカネはないのだが、実のところ日々好きなものを食って暮らすくらいはあるわけよ。でもなんか「それもねえんだろ」くらいの感じで認識されているので、まあじゃあそう思ってもらえるならそれに越したことはないし、合わせたエピソードでも喋りますかって感じで貧乏話をしているうちにますますキャラが固定化して行って、なんか世にも奇妙な物語になりそうだなと時々思う。別に嘘ついてるわけではなく、貧乏部分をピックアップしてるだけなのだが、そう思い込んでるのは俺だけで、貧乏部分以外こそが虚構であり、最終的に「本当はカネがあるんや」と言いながらなんかナイフとフォークで雑草食ってるみたいな。


 でまあそうなると(どこまでを「そう」と捉えるかは各自の課題とします)自然「今日ぐらいは食っていいよ」みたいになるし、こっちはこっちでホラ貧乏なんで食うしで、


 

 2019年12月10日 07時59分の測定結果

体重:96.40kg

体脂肪率:31.10%

筋肉量:62.95kg

体内年齢:45歳


 増えますと。

 しかもなんか疲れちゃって寝て、普通の時間に起きて、普通の時間に起きてしまうと今日の仕事は間に合わねえんだよ。と思いながらやったら間に合ったので、多分なんだろ、実のところ計算できてんのかな。とは思うが、ダメだよその計算。「明日の準備が完了している」ということに対する有能感とか安心感の効能を無視してるもん。それも込みで計算できるようになりたい。


 で、まあそのなんとかやっつけて働いて、また別のやっつけて打ち合わせしてたら22時よ。22時はねえだろ。本気で言ってんのか? もーヘトヘト。今日は無理。また明日。


朝:シチュー(永遠に食ってるな)

昼:さけとろ丼、そば

夜:シチュー、エクレア、バームクーヘン(すいません)(あまりのことに)


 タイトルは、昨日の夜食べたものの名前です。

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