純粋脂肪批判

小さなズレが大きなひずみを生み出す的なやつ

　高時間分解能、といってもそこまで出鱈目な時間分解能ではないが、あサンプリングレート > 1000 Hz　とかで、業界内では高時間分解能みたいな、そういう計器で物事の計測をしたいなあ、しよう、と決意したのはいいが、決意しただけではだめで、下準備が必要になる。下準備というのはデータが届くまでにどんだけの時間がかかるのであろうか、という計算で、ざっくり言うと、光が出る→計器が拾う→それをプロジェクタに送る→その結果出力される信号を計測する、みたいな組み方をしていて、この最後の計測のとこまでにどんくらい時間がかかるかという問題である。光が出た瞬間を0時間とするわけにはいかないのは、「計器が拾ったりプロジェクタが動いたりする時間」というのに確実にミリ秒以上を要するので、時間分解能が高い分だけこの遅延時間を考慮しておかないといけないよというわけである。

　光はね。これはまあ、基本的に光速なので、秒速30万 km。光速が無限だったら良かったのになあ、と思うのは、秒速30万 kmって実はたいしたことなくて、500 m進むのに1.6 μ秒かかってしまう。そんなんナノとかで来いやって思うが、まあそんくらいはかかると。で、そうすると、サンプリングレート1000 Hz、ようするにサンプリング点を1 ms置きに取ってる場合、数百回に1回くらいは、１サンプリング長ずれてしまう。計算上は。

　で、この1サンプリングずれたら1 msずれますよ、というだけでコトが済めばよかったが、残念ながらそう上手くは行かず、中間の計器を介してプロジェクタにぶっこむと、おそらくフレームレートの関係で同じ理屈で16 ms程度のズレが発生し(60 fpsってことですね)、しかも固定でズレんならなんとでもなるが、ズレたりズレなかったりする。

　ほいでじゃあ、このジッタからズレの確率を計算して、ズレが均等に分布すると過程した場合の遅延速度ないしプロジェクタのサンプリングレートというかバッファ特性を求めようとするとですね、皆さん、良いですか、確率1 %の物事が、確度95 %で誤差1 %で1 %になるようにするには何回試行すればいいか計算できますか。

　俺はできなかったのでここを見ました。

http://www.dwdem.com/math/lec/page21_1.html

　パチンコ屋の話なのでよく分かった。

　答えだけ先に言うと380万回くらい。だからさあ、設定判別で小役確率とか追うの意味あんのかなとか思いますわね。それは余談なんだけど、380万回なー。一回10 msでも3800万 ms、ゼロ三つ取って3万8000秒、60で割って6400分。110時間。5日。1 %でね。分母が増えるともっと酷いことになる。

　だからまあ、ほどほどズレますよってことで許容するか、一からプロジェクタ作るしかないかなって感じで、もちろん一からプロジェクタ作る技術はないので誰かに作ってもらうわけであるが、ウーン年度末みたいな。

　で、この作業、誰がどう考えても、というのは言い過ぎなので言い直すと、デブが素直に考えると、甘味が必要なんスよ。でもそこを、カツカレーを食った己を罰するためにバタピーとか食って誤魔化してる。ナッツ類は無罪って聞いたので。脂質は本当に無制限にオッケーなのかわかんないけど、ナッツ類は脂質多くない？　て糖質制限信者に聞いたら、「脂質の話はしてません」と言われたので、そうですかあと思ってそれっきり。体重に良くても健康には悪そう。

　で、ナッツ、肉、刺身、みたいな形で欲望を満たしてたら内臓イマイチな感じしてきたので、せめてもの抵抗で野菜ジュース飲んで報告したら、「野菜ジュースには糖質がありますよ」って言われて、たしかに200 mlあたり3.8 gとか。これが多いか少ないかは知らないが、まあゼロではない。ゼロではないものが混入すると、さっき話してたみたいに、大きな遅延が生まれる。こういうのを蔑ろにしてきたことが今の体重を生んでいる。一日20 kcalをオーバーすれば1年で1 kg増えるとは良く言ったもの。なるほどねえ。信仰の道は奥深いものである。毎日気づきがあるなぁオイ。

カツカレー後

2019年03月04日 07時35分の測定結果

体重:89.05kg

体脂肪率:27.60%

筋肉量:61.20kg

体内年齢:41歳

罪を償った後

2019年03月05日 09時17分の測定結果

体重:88.80kg

体脂肪率:27.80%

筋肉量:60.80kg

体内年齢:41歳

　減ってはいるが筋肉もりもり落ちてるし、動いてないのは良くないなと思うので、明日はジムに行きます。今日は疲れたのでベーコン焼いて目玉焼きと食って寝る。