食いしん坊はご飯を食べる夢を見るか?
ちょっとした会合をやっていて、何月かに一度人を集めて、なんかどうしようもないことをして遊んでいる。どうしようもないことをして遊んでいるのはいつものことだが、なんというか、指向性を持ってどうしようもないことをしているというか。うまく説明できないが、とにかくそういう会合をやっている。
で、その会合では、俺はわりに責任者に近い位置にいるので、色々とバック・アップというか、なんかそういうことをせねばならない。まあ例えば飯屋を予約するとか。会計を徴収して差額を着服するなどだ。
それで飯屋に行った。ところ、なんの手違いか、ひたっすらに青魚の刺身しか並んでいない。それなりに壮観ではあったが、しかし、え、どういうこと? と思った。もともと、わりに大所帯で店に行くのと、腹を空かせるタイプの人間が多いので、もうサッと食えるように、立食ではないが、卓にもう事前に飯を盛っておいてくれ給へ、と予約して、そんで行ったはずなのである。そんなにおおけな店ではないので、別口の予約者がいた、とも考えにくい。つかいたとして、青魚の刺身ばっか食う集団って何? 「深きものども」?
で困惑しつつ、店のものに尋ねたところ、これが俺らの予約席だ、という。なんだそれは。夢か? って思うが、とりあえずそこに座れと言われて、座る。せめてコメはないかというと、それもないという。いやあ、さすがによぉ、それはさあ。
で、まあ青魚の刺身が食える人間は食ってもらう。平行してコメは炊いてもらう。ちょっと刺身とか苦手、という人間のために、焼くくらいはやってくれと言って焼き鯖みたいなものを作ってもらう。あと、なめろう的なものだったらいけるかもなと思って、厨房を借りてそれもざっざっと作る。
なんか夢みたいな体験してんな、と思いながら、とにかくそういうことをやってるところに、「サバカレーってうまいらしい」みたいな話を聞く。よしカレーだ。もうルーを買って来い。カレーにするぞ! って言って、あわただしくカレーを作って、なんとかできたところでコメが炊き上がる。みなに配膳する。なんとかなって良かったなあ。
白昼夢のような話ではあったが、みんなで協力して調理もできたし、結果みんなわりに満足しているようだし、雨降って地固まるというか、終わり良ければ全て良しというか。安心したら腹が減った。さっきのなめろう的なものを白米に載せてもうまそうだし、まあカレーは大体全てを包み込むからきっと美味いだろう。つか俺は刺身のまんまでいいんだよな。
とか考えながら席につくと、なんと刺身があらかた片付いていて食えない。エッマジか、じゃあカレーか、まあカレーでもいいや、って思いながら10升くらい炊けそうな巨大な炊飯器を開けると、これもほぼ空に近い。すっげえ食ったな。もう腹減ってる人いない? 俺食べるよ? って声かけて、コメを掬って、でカレーでも載せるか、と思ったところで目が覚めた。
そう。夢の話ですこれ。長々とお前は……懲りもせずよぉ……(こっちではあまりやったことないと思う。近況ノートではたまにやる)。
こんばんは。夢のサバカレーを食い損ねながら失礼します。
デブキャラの慣用句? ってか、なんかそういうのに、「おい、起きろ! 寝てる場合か!」「う~んむにゃむにゃ……もう食べられないよぉ……」「俺たちが食べられるところなんだよぉ!」みたいなのあるじゃあないですか。それ。まさにそれになるところだった。あっぶね。目が覚めて良かったね。
いやしかし、ものすごく俺は素直な人間なのだなあと思った。
以前も書いたが、わりに教員の知り合いが多く、今は夏休みなので普段死にそうな顔をしているやつらも結構元気で、で遊ぶぞってなったら日々鍛えているせいか、とことんまで遊ぶ。こないだ、夕方5時くらいかなあ。とりあえずビアガーデン行くぞってなって、ビアガーデン行って、でちょっと飲んだ後ピザかなんか食いに行って、そこ出たときが8時とかだったかなあ。俺もう眠くて。それこそ近況ノートに書いたが、夜中起きらんないので、もう帰るよ、って言っても、全然帰してもらえない。
ああ俺も若い頃、「何もう帰るって言ってンすか~」って先人を連れまわしたが、あの時のツケが今回ってきたか、なるほどなあ、って思いながら、シメパフェ並んで食って、シメパフェ食ったんだからシメだろ、って言ったんだけど、俺が帰りたがるってのが珍しいのか、弱ったやつから殺すみたいな血の部族の掟みたいなのが染み付いているのか、全員疲労困憊状態なのに4軒目に行ってお通しとちょっとだけ飲んでぐったりして、もう終電もないし店も閉まるぞ、ってならないと帰れない。生き急ぎすぎというか、「休み」を満喫しようとしすぎというか。
というやつらに一通り付き合って、まあさすがにお盆だし、あるものは家族サーヴィスをし、あるものは帰省をし、という形になって、それなり自由な時間ができた。できたっていうか、いや別に強制ではないんだけどさ。やっぱなかなか普段遊べないからね。
俺は毎年、「お盆だしっていうけど何日から何日までお盆なんだろうなあ」と思いながらあいまいな微笑みを浮かべているが、多分今日くらいから、来週末くらいまでを指すのだろうと思っている。で、さすがにこの一週間は、やることはあるものの、時間的拘束のある仕事はほとんどない。今こそ、と思った。
俺は今こそジョイフィッターになる。なるんや。
で、なった。ジョイフィットに行ってるときのことは特に書くことがないが、最近はスタミナが欲しい。あとやっぱ、巨大な照明を持ち上げたり、ガラ箱をひっくり返したりするために腕の筋肉は欲しい。ということで、腕を中心に色々筋トレマシン触ってみて、ランニングして、水素水飲んで、シャワー浴びて、水素水を汲んで帰ってきた。1時間くらいはいただろうか。
で夕方帰ってきて、まあせっかく外でなくていい時期だしなあ、と思いながら掃除をする。キッチンはそこまで破滅的ではなかったが、冷凍庫とかちょっと汚れていたり、電子レンジの中ちょっと汚かったりするのを改めて掃除したり、シンクそのものを片付ける。で、減肥茶などを淹れて飲みながら、雑多な書類などを整理する。
8/9締め切りの書類とか出てきてうひぇって変な声を出したりしつつ、少しは物を捨てたり、同じ分類のものを一箇所にまとめたりして、そんでちょっとお腹すいたなあと思った。
ただね。ただよ。今日の俺はジョイフィッターである。いや明日っからもジョイフィッター、やるつもりでいるけど、とにかく初日、スタートというのは結構大事なものだ。だから、ここで空腹にあかせて、すぐ食えるパスタとか茹でて適当に味付けして食う、というのは、なんかちょっとこう、けっつまづく感じがある。ここはまあ、たんぱく質。豆腐ときのことささみのなんかとか。そういうのが良いんではなかろうかと思った。それでとりあえず我慢して、サッと買出しに行こう、と思いながら、最後ここだけ片付けよぉ、って思って、あけた箱が夢で見た会合に関わる書類で、あーこれも整理して、で今月北海道マラソンのときは大体集まることにしているので、月末には集まることになる、ってことはこれはまとめといて報告しなくては……とか思ってる途中で、多分眠くなったんだろう。気づいたら布団に入って寝ていて、それで見た夢が上に長々と書いたものである。
「会合」の書類を整理してて、「お腹すいた」と思ってみる夢が、「会合」で「飯が食えない」夢ですよ。
わしゃ食いしん坊か~い(ズドドド(砂埃が巻き上がる音
って思いましたよね。食いしん坊なんだけど。現に。にしたって素直な夢すぎない?
でも結局飯はなんかな~~~ってなって食べてません。キッチンも綺麗にしちゃったしね。たんぱく質は摂ったほうがむしろいいだろうと思ったんだけど、なんか雨足も強くなってて外出るの億劫だったりして……。明日はジムのあとに買い物だな。
ちなみに体重であるが、
今朝が
2018年08月11日 05時22分の測定結果
体重:87.80kg
体脂肪率:27.10%
筋肉量:60.70kg
体内年齢:40歳
ジムのあとのお昼寝後が、
2018年08月11日 21時32分の測定結果
体重:87.75kg
体脂肪率:27.80%
筋肉量:60.10kg
体内年齢:41歳
だった。
まあ朝食・昼食はちゃんと食べた。それでちょっと減ってるのはまあいいとして、ジム行って、水素水飲んで、なんで体内状況悪化してんだ。どうなってんだ。頼むよ。夢のせいか。バクが食べてくれなかったからか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます