前のエピソード――じゃあ逆に俺が普通にダイエットしてそれって面白いのかって話はあるよ

　〈9/23〉　

　帯広に出張に来て、先週日帰りだったのキツかったんで(徹夜明けだったせいもある、って今日も徹夜明けになってしまった、俺はいい歳して生活リズムのひとつも整えられない)、ホテル泊まって帰っていい？　翌日日曜だし、って言ったらオッケーってなったので、これは完全に俺が悪いので文句は言えないが、若きボンクラにちょっとわりーけど適当にホテル探して取っといてくんね？　働き先はここで、まあ近くてそんな高くないとこ、って頼んだ。それで、下宿を抑えるってあるか。

　いやいいよ。やってもらったことだから、ほんと全然いいし、怒ってもない。なんならちょっと面白い話になって良かったなくらいではある。そんで、確かに安いわ。で職場からも近い。だから文句はほんとにない。でも下宿予約されてたらびっくりはするじゃん。驚く権利はあるでしょ。

　いや別に下宿と言っても、同じ部屋で大家がテレビ見ててなんかアレとかそういう感じではなく、まあワンルームのひとり部屋。でも看板に「高級下宿」って書いてて。初めて見る四文字熟語だなって思った。

　風呂は共同の浴槽だし、トイレも部屋にないし、もしかして俺は嫌われているのかもしれないな。まあ好かれるような人格ではないが、しかし……単にボンクラであることを祈りたい。そら嫌われるよりは好かれる方がいいけんね。

　最大の難点はwifiがない。のでiPhoneからの簡易更新とする。既に近況ノートと前段で結構書いたような気がするが、たぶんそんなこともないよね。自分のことって自分では良くわかんないからさ。

朝:もやしが「オレっちギリギリなんで、アンタが帰ってきたらどういう状況になっても知りませんぜ、オレっちはスピードスターなんで」みたいな雰囲気になってたので、キノコと豚肉と酒と醤油とかつお出汁で雑に炒めたらこれがかなりヒットした、うまい。

昼:インデアンカレー食べちゃった、カレーか……カレーは飲み物、うまかった。

夜:ぱんちょう(豚丼やさん)行こうと思ったら、「あんなとこ観光客向けの店っすよ、地元民のオススメ教えますよ」って言われてオーいいじゃんって着いてったら、中華屋に連れていかれ、で、なんか餡掛け丼みたいなのをオススメされて、確かに美味かったわ。なんかもとは賄い飯だったんだけど、美味いので試しにメニューにしたら人気が出たんでレギュラーメニューになった、というものらしくて、確かに言うだけのことはある。うまい！

　……エッ豚丼のオススメの店ではないのか……？？　って思うのは俺がこう、権威主義ってかなんていうの、頭でっかちっていうか、そういうことだろうか。そうだよなぁ多分。確かにうまかったんだ、それは認める。完全なるコメだけどね。完全なる米を食うならば、豚丼で食いたかったってか、ちょっと豚丼脳だったんで、なんかちょっとびっくりしたっていうか、だから中華屋の前で（中華屋？）って思う、びっくりする権利はあるでしょ？　驚愕権を行使する！！

　と言うわけで普通に飯食っちゃったんで、明日はちょっとなんか少しそれらしいことをしようと思う所存であります、ピース。ロハス。エヴリワン、ハッピー。