第91話 二人共…俺の大事な宝物なんだよ…

「あ~…今日もうまいな~…」




時は少し遡り…


涼羽が学校内で美鈴やクラスメイトの女子達と昼食を摂っている頃。




東証一部上場まで果たしている、一流企業の本社の社内。


企業ビルが集中している、このオフィス街の中でも際立って目立つ存在感のあるビル。


建てられてからの時間がそれほど経っていないこともあり…


加えて、信頼と実績を誇る清掃会社に依頼をして、しっかりと清掃をしてもらっていることもあり…


ビル全体が、真新しさと綺麗さに満ち溢れている。




そんなビルの上層階にある、本社勤務の社員が一斉に集っても余裕のあるほどのスペースを誇る食堂。


食堂というよりは、まるで高級レストランのような内装。


加えて、専門の調理師をお抱えにしていることもあり、メニューのレパートリーも豊富で、そのひとつひとつが非常に美味ということもあり、外部からの評価も高い。




社員食堂ということで、社員にとっては納得のいく価格帯に納まっていることもあり、ここで勤務している社員のほぼ全てが、この食堂を利用している。


そして、今はお昼時ということで、多くの社員で賑わっている。




そんな中、唯一といってもいい、弁当を持ち込んでいる存在。


しかも、それをもうとろけるようなくらいに頬を緩めながら、幸せそうに食べている。




涼羽と羽月の父親であり…


ここでは、やり手の部長として、周囲から一目置かれている存在である、高宮 翔羽その人である。




「わ~、高宮部長のお弁当、なんか可愛らしくて、美味しそう~」


「それに彩りもよくて、綺麗に詰められてますね~」




そんな翔羽とお近づきになりたい、というのが見え見えな…


周囲から見れば、あからさまに露骨なくらい、翔羽を狙っているというのが分かる雰囲気の女子社員達。


そんな彼女達が、翔羽が今幸せそうに頬張っている弁当を見て、感心の声をあげる。




「ん?そうだろ~?」




最愛の息子である涼羽が、自分に持たせてくれる手作りの弁当。


自分にとっては、どんな高級レストランのフルコースよりも美味しいと断言できる、その弁当。


栄養バランスもきちんと考えられていて、それでいて自分好みの味付けにしてくれている。




その弁当を褒められる声に、翔羽は気をよくして、嬉々として応える。




業務中は常に寡黙で冷静で…


まるで、能面のような無表情で淡々と…


それでいて、周囲が驚くほどの手際で、朝来たときには山積みになっている仕事を次々と片付け…


規定の定時前には、もう帰る準備をしているという…


まさに、実務能力に長けた存在。




そんな翔羽が、今この時のように…


まるで、遠足で持たせてもらったお弁当が美味しくてたまらないという、まるで子供のような笑顔を見せるこの時。




そんな普段とのギャップも、女子社員にとってはたまらないものらしく…


今翔羽の周囲を陣取るように囲んでいる彼女達のように、それ見たさに翔羽の近くに席取りをしようとする女子社員が後を絶たない。




当然、翔羽の間近の席に、となると、相当な倍率となってしまうため…


就業規定の昼休みの直前にはそわそわとし始め…


昼休みを知らせるチャイムが鳴り響いた瞬間、陸上競技の短距離走者(スプリンター)も驚くほどのロケットスタートで食堂に向かい…


到着すると同時に翔羽の居場所を突き止め…


何気ない顔でそばの席に座るという…




水面下では、文字通りの女の戦いが、繰り広げられている。




「そういえば高宮部長って、いつもお弁当ですよね?」


「それって、誰かに作ってもらってるんですか?」




ちなみに、今回翔羽のそばに相席している女子社員達は、普段なかなか翔羽との相席が叶わず…


今回、まさに千載一遇のチャンスをモノにできた、といってもいいくらいのもの。




そのため、翔羽がここに栄転してから、毎日弁当であることは知ってはいるものの…


一体、誰が作っているのか、というところまでは知らないのだ。




それゆえの、素朴な疑問。




そんな彼女達の疑問に、翔羽も特に何を思うこともなく…




「ん?ああ、俺の息子が作って、持たせてくれるんだよ」




さらっと、事実を疑問の答えとして彼女達に聞かせる。




「え?息子さんがおられるんですか?」


「って、高宮部長、結婚されてたんですか?」




つい最近、翔羽の存在を知った彼女達からすれば、まさに青天の霹靂と言える翔羽の答え。


実際、実年齢からすればかなりの若作りな容姿であるため、結婚して子供がいるという風には、パッと見では見られることはないようだ。




「ん?ああ、今年十八になる息子と、今年十五になる娘がいるんだ」


「!ええ~!そうなんですか!?」


「ぜんぜん見えないです~!」




さらりと、また事実を伝える翔羽の言葉に、驚きを隠せない彼女達。


どう見ても、そんな大きな子供がいるとは思えない、翔羽の容姿。


しかも、普段の動作まで、淡々とはしているものの、動きそのものは非常に若々しい。




彼女達も、そんな翔羽の仕事ぶりを見ることが多いため、なおさら驚きを隠せないでいる。




「おいおい、俺、いくつに見られてるんだ?」


「え~…だって私、二十五歳くらいだと思ってましたよ~?」


「私も、そのくらいだと思ってました~」




とてもそんな大きな子供がいるようには見えない。


まさにそう言っている彼女達の反応に、翔羽は思わず苦笑してしまう。




加えて、一体自分がいくつぐらいに見られているのかを聞いてみたら…


以前、娘である羽月の友達と全く同じ答えが返ってきたことに、さらに苦笑してしまう。




「言いすぎだろ、それは…俺はもう、四十三のオッサンだぞ?」




実年齢が実年齢なだけに、自分はもう世間ではおじさんと呼ばれる分類になるという自覚はある翔羽。


自分の容姿の若々しさに自覚がないゆえに、そういう認識になってしまっているのもあるのだが。




「!いやいや、それこそ嘘でしょ!?」


「!高宮部長、その見た目で四十三とか…詐欺ですよ詐欺!?」


「お、おいおい…詐欺なんてことはないだろ?」


「そんなことないです!どう見ても二十台半ばから後半くらいにしか見えないですもん!」


「だって、私達の部署の女の子達、み~んな高宮部長の年齢、そのくらいだと思ってますから!」


「…そ、そうなのか…」




どうやら、自分の容姿は自分で思っているよりもずっと若く見られているようだ。


それが、彼女達の受け答えからも嫌というほどに分かってしまう。




翔羽の実年齢を聞いた女性社員達の反応は、いかにもといった感じの分かりやすいものであり…


本人からの自己申告を聞いて、事実確認までしてくる有様。




ちなみに彼女達は二十台になってまだそれほど経っていない。


なので、翔羽からすれば、娘といってもおかしくないほどの年齢差がある。




それゆえに、翔羽からすれば恋愛対象にはなりえず…


文字通り子供を相手にしているような感覚なのだ。




仮に年齢的に対等といえる女性がいたとしても、翔羽には心に決めた妻、水月の存在があるがゆえ…


決して、誰にもなびくことはないと、断言できてしまう状態なのだが。




「…でも、そのお弁当、息子さんが作ってくれてるんですよね?」


「?ああ、そうだが…それが?」


「…男の子なのに、こんなに綺麗で美味しそうなお弁当作れるなんて…すごく料理上手なんですね」




ふと、翔羽の弁当を見て、彼女達の興味が再びそちらに移る。


この弁当を作ったのが、目の前にいる上司の息子だというのを思い出し…


改めて、その弁当のクオリティの高さを目にして、その息子にも少し興味が沸いたようだ。




「そう思うだろ?ウチの息子は、料理だけじゃなくて、家事全般全てしてくれてるんだ」




そんな彼女達の、涼羽が作った弁当を評価する声を聞いて、翔羽の声が弾んでしまう。


そして、普段から涼羽が自宅の家事全般全てこなしてくれていることまで、話してしまう。




「!え、そうなんですか?」


「ああ、いつも俺と娘の弁当や食事を作ってくれて…洗濯も掃除も綺麗にしてくれて…ちょっと破れたり、ボタンが取れたりしたら、すぐに修繕してくれて…すごくいい子なんだよ」


「!わあ~…聞いてるだけで欲しくなっちゃう~…そんな弟~」


「この弁当も、俺の娘…あの子にとっては妹になるんだが…その娘の好みに合わせて作ってるから、こんな風に可愛らしく、凝った弁当になってるんだ」


「!わ~…なんだかお母さんみたいですね~」


「!それを聞いてるだけでも、すっごく優しいお兄ちゃんみたいですね~」


「ああ、そうだぞ。もう娘の方は、息子のことが大好きで大好きでたまらなくてな。もうとにかくべったりと甘えて、離れないんだよ」


「!娘さん、可愛い~」


「でも、そんなにべったりだと、お兄ちゃん妹ちゃんのこと、うざがったりしないんですか?」


「それが、息子の方もうざがるどころか、まるで自分の子供を包み込むお母さんみたいに甘えさせてるからな…だから余計に、娘が息子にべったりなんだ」


「!お兄ちゃん、本当に優しいんですね~」


「ああ、もう二人とも可愛くて可愛くてたまらなくてな。俺の大事な宝物なんだよ」


「うわ~、高宮部長って、子煩悩だったんですね~」


「やっぱり、あの噂本当だったんだ~」


「?噂?」


「あれ?部長知らないんですか?」


「なんか、高宮部長って自分の子供に首っ丈で、女性にまるで興味がない、みたいな…」




嬉々として最愛の子供達のことを語り続ける翔羽。


そんな翔羽の話を聞いて、翔羽の子供達がとても可愛くていい子なんだと思い…


聞いているだけで、なんだか幸せな気分になれてしまう彼女達。




そんな彼女達の口から、翔羽自身が知らない噂の話が出てきたところで…


話の焦点がそちらの方に移ることとなる。




噂の内容としては、翔羽が子供に首っ丈で、女性にまるで関心がないというものらしい。


ある意味、男として否定されているような内容の噂なのだが…


当の翔羽の反応は…




「へ~、そんな噂が流れてたのか…」




いたって無関心で、まるで人事だと言わんばかりの反応の薄さ。


実際、自分が子煩悩だという自覚は十分にあるため…


その噂が間違いだとは言えないし、別に否定する気もないのだ。




女性に関心がない、という部分も、あながち間違ってはいないため…


特別、何を思う、ということもないようだ。




「へ~…って、いいんですか?」


「ん?何が?」


「何がって…子煩悩なのはともかくとして、女性に興味がないなんて…」


「こんなの、男として否定されてるみたいじゃないですか」




自分のことでありながらあまりにも反応の薄い翔羽よりも、彼女達の方が必死になっているような感じだ。


いくらなんでも、女性に興味がない、はひどいのではないか。


もし本人がそれを聞けば、さすがに怒ったり、思いっきり否定してくるのではないか。




そう思っていたところに、実際の本人の反応が、こんな拍子抜けするようなものだったのだから…




さすがに、そこには反応を示してほしいと、思うところなのだ。




もしこれが本当だとしたら、自分達が恋愛の対象にならないということなのだから。


何が何でも、この、女性に興味がない、というところは本人に否定して欲しい、というのがあるのだ。




「え?まあ、女性に興味がない、ってのも、あながち間違いじゃ、ないからな」




なのに、当の本人からは、それすらも肯定するかのような言葉が出てきてしまう。


これには、彼女達も憤りを隠せなくなってしまう。




「!そ、そんなのおかしいです!」


「!高宮部長、男なんですよね!?だったら、そんなのおかしいです!」




周囲への配慮もすっかり忘れて、大きな声で翔羽の言葉を咎めにかかる女性社員達。


さすがにこれには、翔羽もびくりとしてしまう。




「お、おいおい、落ち着いて…」


「これが落ち着いていられますか!」


「高宮部長が女性に興味ないなんて言われて、落ち着けないです!」


「あ、あ~…なんで君達が、そのことでそんなに怒るんだ?」


「!そ、それは…」


「その…」




ヒートアップしているところに、いきなり背中に冷水を注がれるような翔羽の疑問の声。


その声に対し、彼女達はそれまでの勢いを失い、口ごもってしまう。




さすがに、翔羽のことを狙っているからだとは、言えないようだ。




「ま、まあ別にいいが…女性に興味がないっていうのは、全てが正解じゃないんだけどな」


「え?」


「え?」


「正確に言うと…」


「正確に言うと?」


「なんなんですか?」


「俺がこの世で、もっとも愛している妻以外の女性に、関心も興味もない、っていうのが正解だな」




翔羽の口から何気なく飛び出したその一言。


それは、翔羽に想いを寄せている女性達を絶望の淵に叩き落すには、十分すぎる一言だった。




「!!え…」


「!!そ、そんな…」




さらっとして、それでいて、妻を想うだけでも幸せだというようなその表情の翔羽。


そんな翔羽に、彼女達の顔は絶望感に曇ってしまう。




「…まあ、でももう、その妻はいないんだけどな」


「え?」


「と、いいますと?」


「娘の方が生まれてすぐに、亡くなったんだ」


「!そう…」


「!なんですか…」




翔羽本人が自分のことを自らペラペラとしゃべるような性格でないのに加え…


翔羽がこの本社に栄転で戻ってきたのも、つい最近のこと。




それゆえに、翔羽の妻である水月のことを知る存在自体がほとんどおらず…


翔羽が、その水月を失っていることも、誰も知らない状態だったのだ。




もちろん、今翔羽のそばで翔羽と話している彼女達も、その事実を知っているはずもなく…


今この時、初めてそれを知ることとなったのだ。




「…高宮部長…」


「?ん?なんだ?」


「…亡くなった奥さんって、どんな人だったんですか?」


「そうだなあ…綺麗で可愛らしくて…控えめで健気で…子供が大好きで…誰をも包み込んでくれるような包容力に満ち溢れていた…そんな女性(ひと)だったなあ…」




最愛の妻を想うことによる、しんみりとしながらもどこか幸せそうな表情のまま…


妻、水月がどんな女性だったかを、淡々と語る翔羽。




その、妻への大きすぎる想いが詰まった語りを…


彼の、妻を想う表情を…




それらを目の当たりにして、彼女達は思ってしまう。








――――こんなの、勝てっこない――――








死してなお、これほどまでに彼に想われている、彼の妻。


もうまさに、死んだ妻一人に決めている、と、語りや表情がそれを物語っている翔羽。




しかし、それでもあきらめたくはないのか…


彼女達から、悪あがきともいえるような問いかけが飛び出してくる。




「で、でも、高宮部長」


「ん?」


「そんなに早く、奥さんが亡くなられて…お子さん達、お母さんが恋しくならなかったんですか?」


「ああ…そりゃあ、恋しくなって当たり前だよ。特に娘の方は、そうだしなあ…」


「!だったら、再婚しようとは、思わないんですか?」


「ん~…子供達のことを想うなら、確かにそうなんだが…」


「!ですよね!」


「!そう想いますよね!」


「…ただ、なんていうのかな…俺、自分が生まれて初めて好きになったのって、妻だし…その妻と恋愛して、夫婦になって、子供ができて…なんか、妻でないと、だめっていうのかなあ…」


「!そ…」


「!そんな…」


「あまりにも、妻がそばにいてくれて当然で、すごく自然だったっていうのもあるし…何より、妻が、この世で最初で最後の、俺の全てをかけて愛した女性…っていうのがあるから、今更他の女性と、っていうのが、妻に対する裏切りにも思えてさ…ハハハ」


「………」


「………」


「…それに…」


「?」


「?それに?」


「子供達に母親を、って言ってもさ…誰でもいいってわけじゃない、と思うんだよ。俺に言い寄ってくる女性は確かにいたし、告白、なんてこともされたことあったけど…でもさ…」


「………」


「………」


「その女性達は、俺の将来性とか、容姿とか…要は、『この人とお付き合いできれば、自分が人に自慢できる』って感じがしてたからさ…」


「!!…」


「!!…」


「だから、どんなに言い寄られても、妻のときのような想いになるどころか、逆に驚くほど冷徹になれてな…ましてや、そんな女性を家内として迎えたところで、子供達にいいことなんか、何一つない。そう思えたからな…」




しんみりと、どこか自虐的な翔羽の、ぽつりぽつりとした内心の話。


それらを、余すことなく聞き入れていく彼女達。




翔羽が、どれほどに今は亡き妻のことを、どれほどに全身全霊で愛しているのか…


翔羽が、その妻の忘れ形見である子供達のことを、どれほどに全身全霊で想っているのか…




そして、目の前のこの男性(ひと)を愛するのに、どれほどの覚悟がいるのか。




それを、痛いほどに思い知らされることとなってしまった二人。




しかし、それでも、思ってしまう。








――――もしこの、とても一途で深い愛情を持った人の目を、自分だけに向けることができたのなら――――








この人に、愛されたい。


この人を、愛したい。




今はもう、この世にいない妻に対してひたすらに一途な愛情を持ち続けることができるこの男性。


浮気などという行為とは、まるで無縁なこの男性。




自分達からしたら、親子ほども歳が離れていることなど、特に問題とは思わず。


自分達からしたら、普通に兄弟姉妹くらいの年代の子達のお母さんになることなど、特に問題とは思わず。




この高宮 翔羽という男性に愛されようと思うのならば…


彼自身のみを全身全霊かけて愛するだけではなく…


彼の愛する子供達をも、全身全霊をかけて愛さなければならないのだ。




でも、話を聞いているだけでも、彼の子供達がどれほどに可愛らしく、愛すべき存在か、というのが分かる。


もし、そんな子供達と、目の前の彼と、家族になることができたのなら…


もし、そんな子供達と、目の前の彼に、家族として目いっぱい愛されることができたのなら…




それは、どんなに甘美で、どんなに幸福感に満ち溢れることなのか。




それを想っただけで、彼女達の顔が少しだらしないと言えるほどに、緩んでしまう。




「えへへ……」


「えへへ……」




そして、その幸せな未来図を想像して、思わずとろけてしまうような声まで漏れ出てしまう。




「?どうしたんだ?」




そんな彼女達を見て、思わず声をかけてしまう翔羽だったが…


よほどその想像…


もとい、妄想が素敵過ぎたのか…


だらしなく顔を緩めたまま、反応がない。




「?…まあ、いいか…」




せっかく、幸せな気分に浸っているのだから…


それに水を差すようなことは無粋だろう。




そう思い、翔羽は視線を彼女達から外し…


最愛の息子である涼羽が作ってくれた弁当に再び視線を向け…


いつもこんな美味しい弁当を作ってくれてありがとう、という感謝の想いを運び…


改めて、食事を再開するのだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る