第76話 誰か、いないだろうか…

「ふ~む…どうしよう」


町内の人間がこよなく愛する、自然に満ち溢れたこの公園。

その中を、何かを考え込むような難しい顔をしながらゆっくりと歩く一人の人物。


身長は高く、180cmは超えているであろうその長身。

その割には、細身で少々頼りない感じの、ひょろっとした痩身。

涼羽の父である翔羽が、細身でありながら筋肉質なのに対し、こちらは本当に貧弱と言ってもいい、と言える体格である。


そんな体格を、ゆったりしたサイズの薄手のトレーナーとジーンズで包んでいる。


顔立ちは、決して不細工ではないが、かといって見栄えがいいわけでもなく…

しかし、それでいてその人の良さが滲み出てくるかのような、温厚な顔立ち。

いろいろな苦労を重ねているのか、そんな苦労性が、彼の顔を実年齢よりも上に見せてしまっている。

髪は男にしては伸び気味で、無造作に伸びた前髪が、その温厚な顔をだらしなく隠してしまっている。


そんな彼の名は、秋月 祥吾(あきつき しょうご)。

その人の良さで、いつも苦労している、損な性分な人物だ。


「さすがに、もう少し人が欲しいな…」


彼が、今頭を悩ませていることは、自身が経営する保育園のこと。

現年齢は三十五歳と、経営者としては若い部類に入る彼。


そんな彼の悩みの種は、自身の保育園に勤める人材のこと。


このご時勢、どこにおいても問題となってくる、人材難。

個人経営である彼の保育園は、施設的にも規模的にも、大きいとは言えない。

だが、経営そのものは、不振で非常にマズいなんてことはなく…

逆に、この町の事情もあって、むしろ入園希望は非常に多い状態なのだ。


独身ではあるが、子供が好きであり…

そんな子供の面倒を見るのが好きな彼が、それを商売としてみたのが、始まり。


この町内では、夫婦共働きの家庭が多く…

自分達の子供を、働いている間だけでも預かって欲しいという事情の家庭が多い。

そのため、入園希望は多いのだが…

いかんせん、それをしっかりとこなしていけるだけの人手が、今は揃っていないのだ。

その理由として、この町内に彼と同じような、子供の面倒を見るのが好きな人間が少ないというのがある。


求人は常に出しているのだが…

どうしてもこういった職種に二の足を踏んでしまい、応募までに至らないことの方が多い。

そのため、彼の保育園では、慢性的に人手不足の状態なのだ。


保育園の職員は、彼以外には年配の保母さんが一人と、事務専門の職員が一人、この保育園専門の調理師が一人。

それに対し、園児の数は五十人を超えている状態だ。

しかも、園児の年齢層は一歳に満たない赤ん坊から、四歳くらいの幼児まで。

つまり、一番手のかかるであろう年代が、揃っている。


それが、求人の応募が来ない理由の一つでもあるのだが。


施設の長である彼自らが奮闘して、どうにか現状を乗り切ってはいるのだが…

これ以上、園児が増えると、とても今の状況ではやってはいけない、という確信がある。


なので、せっかくの入園希望も、下手に受けることのできない状況にまで陥ってしまっているのだ。


ちなみにこの保育園は、涼羽の家の東の方、徒歩五分ほどの位置に存在する。

対象の方向に位置する幼稚園は、私立と言うこともあって、それなりに富裕層の子供が集中している。


人のいい彼が、これ以上は下げられないギリギリのコストで経営しているということもあり…

この町内では、やはりこちらの方に入園希望が多くなる状況になってしまうのだ。


ちなみに、水神家の中でこの保育園が選択肢にないのは、単純に立地の問題。

幼稚園の方が、明らかに自宅から近いという、非常に単純明快な理由からとなっている。


「はあ…誰かいないだろうか…」


フルタイムでなくてもいい。

せめて、自分達の負担を少しでも軽くしてくれれば…


子供達の相手を、少しでもしてくれる人がいれば…


自分を除けば、たった一人しかいない保母さん。

その保母さんも年配であり、これ以上の負担は、戦線離脱にもなりかねない。


事実、辛そうに腰を押さえたりしている様子を何度も目にしている。


事務専門の職員にしても、普段から自分が子供の世話の方に行ってしまっていることもあり…

その負担は、限界にまで膨れ上がっている。


調理師さんも、一人で毎回五十人もの食事を用意しているのだ。

負担がないわけがない。


全員が全員、目いっぱい頑張って、この保育園を支えてくれている状態なのだ。

これ以上、無理を強いることなど、人のいい祥吾にはできるはずもない。


ないのだが、現実問題人手不足が解消しないことには、どうしようもない。


せめて、あと一人…


そう思い悩み、中央の噴水池のそばにあるベンチに腰掛け、ふと周囲を何気なしに眺めた、その時だった。


「あ…」


その時、祥吾の目に映ったのは、まるで天使のような笑顔を惜しげもなく露にしながら、ゆっくりと歩く、一人の美少女の姿だった。


左半分しか見えないにも関わらず、その笑顔は、見る者の心を癒してくれるであろう…

まさに、そんな笑顔だった。


この自然に満ち溢れた公園をこよなく愛していることが、一目で分かるその笑顔。

そんな笑顔を見せることのできる人物が、優しくないはずはない。


その成長期の真っ盛りなのか、女性としての象徴がいまいちなところも…

むしろ、却ってその清楚さを強調するものとなっている。


その幼さの色濃い童顔からすると、中学生くらいなのだろうか。

しかし、それでいて包容力に満ち溢れているように感じさせる。


学生アルバイトなど、まるで視野に入れてはいなかったのだが…

この子なら、いけるのではないだろうか。


祥吾の中で、そんな思いがどんどん強くなっていく。

今、目の前を通ろうとする美少女を見るほどに。


そんな視線を向けられていることも気づかず…

当の美少女――――高宮 涼羽――――は、愛理と当たり障りのないやりとりをし…

これまでぎこちなかった彼女とのやりとりが、うまくできたことに嬉しさを覚えながら…

ゆっくりとこの公園の中を歩いていく。


今は、愛理と別れて、再び一人で、この公園での散歩を堪能している状態だ。


そんな涼羽に目を奪われている祥吾。




――――この子なら、きっとウチの保育園の力になってくれる――――




なぜだろう。

今、初めて目にする美少女であるにも関わらず…

なぜか、それを確信できてしまうなんて。


ここまで来たら、行動しかない。


そう思ったら、後は早かった。


そのひょろっとした身体をベンチから立ち上がらせ…

ゆっくりと公園の中を散歩する涼羽のところへそそくさと移動し…


「…す、すみません…」


少々おどおどとしながらも、その優しげな声をかける祥吾。

そんな祥吾の声に、涼羽の方も即座に顔を向ける。


「?はい?」


さすがに、まるで面識のない人物にいきなり声をかけられて、怪訝な表情になってしまうものの…

それでも、まるで邪険にすることなどなく…

一体自分に何のようなんだろう…

そう思いながら、自分に呼びかけた人物の顔を見上げる涼羽。


頭一つ分ほどの身長差があるため、どうしても上を見上げなければならない。

自分が男だという意識が強い涼羽は、目の前の男性の長身が羨ましくなってしまう。


そんな羨ましさを覚えつつも、目の前の男性――――祥吾――――の次の言葉を、おっとりとした表情でじっと待つ。


「…実は私…この町内で保育園を経営している者なのですが…」

「?保育園…!ああ、あそこの保育園ですね」


この町内では、保育園と言える施設は一つしかない。

ましてや、それが自宅のすぐ近くにあることもあり、涼羽にはすぐにピンときたようだ。


「あ、ご存知なんですか?」

「はい。あそこは、自宅のすぐ近くのところなんで…よく覚えてるんですよ」

「そうですか…」


耳当たりのいい、そのソプラノな声でハキハキと答えてくる涼羽の態度に好感を持ちつつ…

祥吾は本題に入ろうとする。


「それで、不躾な質問で申し訳ありませんが…あなたは、中学生ですか?」


とりあえず、年齢を確認しておきたい。

そんな思いから、涼羽の方に年齢確認を促すような言葉を、音として響かせる。


自分が涼羽の見た目からの印象で、当たりをつけた年代で。


「!う………」


そんな彼の問いかけに、涼羽の顔が思わず苦いものになってしまう。

それもそのはず。

今の涼羽は、今年で十八歳になる、高校三年生なのだから。


「?ど、どうかしましたか?」


そんな涼羽の反応にさすがにマズいことを言ってしまったと思い…

改めて、涼羽に問いかける声を発する。


「すみません…俺…いや、僕…今年で十八歳の高校三年生なんですけど…」


その苦い顔を変えることもできないまま、目の前の男性に事実を伝える涼羽。

さすがに、中学生に間違えられてしまったことに、ショックを隠せない。


もうすぐ、大人の仲間入りなのに。


ついつい、そんなことを思ってしまう。


「!こ、これは失礼しました…しかし、こんなに可愛らしくて、十八歳…」


そんな涼羽の返答に、さすがに驚いたのか…

祥吾は、目の前の美少女の年齢を間違ってしまったことに素直に謝罪する。


年齢の方に驚かされてしまったこともあり、涼羽がさりげなく使った一人称のことは、認識することすらできなかったようだ。


「…あ、あの…それで…僕に何か用なんでしょうか?」

「(ん?僕?)あ、ああ…実はですね…」


年齢的に見た目そのままだったとしたら、正直どうしようかと思っていた祥吾だったが…

もうすぐ大学生、もしくは就職となる年齢まで来ているのなら、むしろちょうどいいかもしれない。


そう思い、自分の希望をそのまま伝えてみることにした。


ただ、ここでやっと涼羽の一人称を認識することができ…

それに対して疑問を抱くこととなってしまっていたが。


「学生アルバイトとして、ウチの保育園で保母さんを、していただけないでしょうか?」


そんな疑問符をとりあえず横に置き、目の前の涼羽をしっかりと見据え…

これ以上ない真剣な表情で、涼羽に自らの希望を伝える祥吾。


「………え?」


当然、いきなりそんなことを言われて、涼羽の思考が一瞬ストップしてしまう。


今、目の前のこの人は、自分になんと言った?

自分に、保育園の保母さんになってくれ、と?


次から次へと、とめどなく溢れてくる疑問符が、涼羽の顔に表情として浮かんでくる。


「…少し、いきなり過ぎましたね。ちょっと、あそこのベンチに座って、お話しましょうか」


思考が自分の発言に対する疑問符でいっぱいになってしまっている涼羽を見て…

もっとちゃんと話をした方がいいと判断した祥吾が、涼羽を連れてベンチの方へと足を動かしていく。


そして、涼羽を丁寧にベンチに座らせた後、自身も、その隣に腰を下ろす。


「…あ、あの…それで…」

「ええ…あなたに保母さんになってほしい、というお話なんですが…」


ようやく再起動を果たし、その疑問符を祥吾に向けてくる涼羽。

その涼羽の疑問符に答えるべく、祥吾はぽつりぽつりと、自身の経営する保育園の状況に関して、話を始める。


「実はですね…今、私の保育園ですが、非常に人手不足になっておりまして…」

「人手不足…ですか?」

「はい。というのも、実際に子供さんの保育ができるのが、私を含めて二人しかいない状況なのです…」

「!二人…ですか…」

「はい。それに対して、園児の人数は現在では五十人を超えている状況でして…」

「!求人は、出してはいらっしゃらないのですか?」

「それが…出してはいるのですが…どうもこの手の職業を敬遠される方が多く…応募すら来ない状況でして…」

「そんな…」

「現状、私を含め、職員は四人しかおりません。うち一人が事務専門、うち一人が調理師と、完全分業制となってまして…慢性的に人手不足の状態なんです」

「そんな…子供のためになる、素晴らしいお仕事なのに…」

「…なぜ、こんなことを出会ったばかりのあなたに申し出たのかは、正直自分でも分かりませんでした…でも…」

「?でも?…」

「この職業のことをそんな風に言っていただけるあなたを見て、自分の直感、そして行動に間違いはないと、確信することができました」

「え?」

「あなたが学生である以上、フルタイムでの時間拘束は考えておりません…せめて、少しでも、他の従業員の方々の負担を軽減できれば、という思いから、あなたに声をかけさせていただいたのです」

「………」

「一週のうち、あなたがご都合のいい日だけでもいいのです…学校が終わってからの、少しの時間だけでもいいのです…どうか…」

「………」

「…どうか、うちの方でアルバイト、してもらえませんでしょうか?」

「………」


真剣な表情、そして、その思い。

人が良すぎて、経営者としては失格とまで言われている自分。

そんな自分のところで、ずっと働いてくれている従業員の方々。

そんな従業員の方々の負担を、これ以上増やしたくはない。

何よりも、そんな理由で、本当ならちゃんとした保育が受けられるはずの子供達を、切り捨てたくはない。


そんな不器用で、それでいて一途な思いが、目の前の美少女に、その頭を下げさせるという行為を促す。


自分が頭を下げることで、少しでも他の従業員が楽になるのなら…

こんな安っぽい頭など、いくらでも下げてみせる。


自分が頭を下げることで、子供達にもっと質のいい保育ができるのなら…

こんな安っぽい頭など、何度でも下げてみせる。


そんな真摯で、真剣な態度の祥吾に、涼羽はその心を震わされていた。


今日初めて会ったばかりの…

それも、一回り以上も年下の人間に、こうして頭を下げてまで、お願いをしてくれている。


それも、仮にも一経営者であり、一つの施設の責任者と言える人物が。


その思いの全てが、自分のところで働いてくれる従業員のため…

その思いの全てが、自分のところにいる子供達のため…


微塵も、自分のためなどではない。

全てが、自分以外の何かのため。


そんな、目の前の人物の思いに、心を動かされた涼羽。

そんな涼羽の答えなど、とうに決まってしまったようなもの。


「…僕は、家庭の事情で、家の家事の一切合財をしているんです」

「!なんと…」

「…だから、そんなに時間は取れないかも知れませんし、毎日は無理かも知れません」

「!いいえ!毎日でなくても、一日にそんなに時間が取れなくてもいいんです!」

「…子供の相手って、正直うまくできるかどうかも分かりません…そんな僕でも、よろしければ…」

「!引き受けて、くださるのですか!?」

「…こんな僕でよろしければ、ぜひ」

「!ありがとうございます!」


少し照れくさそうに、それでいてはにかむような笑顔を見せながら、肯定の意を示してくれた涼羽に…

大げさなほどに頭を下げて、感謝の意を示す祥吾。


そんな風に祥吾が喜んでくれるの見て、それが嬉しかったのか…

まるで、自身の子供を包み込む母親のような…

そんな、慈愛と母性に満ち溢れた笑顔を見せる涼羽。


そんな涼羽を見て、祥吾は思った。




――――ああ、この子を選んだ自分の目は、決して間違いではなかった――――




と。


「!すみません…話をすることばかりに気が取られてしまって、自己紹介をするのを忘れていました」

「ふふ…すみません。僕のほうこそ…」

「いいえ!私の方が忘れていたのですから…」


お互いに人のいい性格である二人の、温かいやり取り。

それは、見る者の心を癒してくれるであろう、そんな力があった。


「では、私から。私は秋月 祥吾。先程お話させていただいた、秋月保育園の園長兼保父をさせていただいております」

「ご丁寧にありがとうございます。僕は高宮 涼羽。その保育園の近くの公立高校に通っている、ただの男子高校生です」


お互いに、丁寧な自己紹介。

その自己紹介の中で、祥吾にとっては我が耳を疑うかのような言葉が聞こえてきた。


「………え?」

「?あ、あの…どうかされましたか?」

「…お、おかしいな…耳がおかしくなったのかな…」

「?」

「す、すみません…最後の方、もう一度言っていただけますでしょうか?」

「?最後の方…『その保育園の近くの公立高校に通っている』…ですか?」

「え~と…その次です」

「?…『ただの男子高校生です』…でしょうか?」

「!そ、そうなんですか?」

「?え、えっと…何がでしょうか?」

「え?な、何かの間違い…ですよね?」

「?間違いって…何がですか?」

「あなたは、女子高校生では、ないのですか?」


よほどその言葉が信じられなかったのか、執拗に確認してくる祥吾に対し、怪訝な表情の涼羽。


まあ、涼羽を初めて見た人間が、涼羽のそんな台詞に対し、このような反応になってしまうのは、ある意味当然と言えるものではあるのだが。


そんな二人の齟齬があり、話がなかなかうまくかみ合わなかったが…

それにより、祥吾の思い切った問いかけが飛び出してくる。


「!ち、違います!僕は、男子高校生…つまり、男です!」


その祥吾の問いかけにより、二人の間にあった齟齬の正体を知ることができた涼羽。

その問いに、慌てて否定の言葉を返す。


「!お、男!?こ、こんなにも可愛らしい…どこからどう見ても美少女にしか見えないのに?」


そして、そんな涼羽の返答に、今度は祥吾が愕然とした様子になってしまう。


「!う…で、でも…僕、男ですから!」


ここだけは、何があっても変わらない。

ここだけは、何があっても譲れない。


あくまでも、自分が男だと主張する涼羽に対し…

祥吾の方は、未だ信じられない、といった様子で涼羽の方をまじまじと見つめてくる。


「し、信じられない…これほどの美少女が、男の子だなんて…」


その一言が、涼羽の本当の性別を知った祥吾の心情を、露にしてしまっている。


自分から見れば、TVに出てくるアイドルとしても通用するであろう美少女が、男だと主張しているのだ。

一体、何のドッキリなんだ、と、言いたくなってしまう。


「…あ、あの…」

「!な、なんでしょう?」

「…あまり、じろじろ見られると、恥ずかしいです…」


人と接することが多くなってからは、人とのやりとりそのものに慣れてはきているものの…

じろじろと見つめられると恥ずかしがってしまうその性格に変わりはなく…


今も、こうして無遠慮に見つめてくる祥吾の視線に羞恥を覚えてしまい…

その顔を真っ赤に染めて、ふいと視線を逸らしてしまう涼羽。


そんな涼羽の仕草が、あまりにも可愛らしくて…


「!す、すみません!」


そんな涼羽の恥ずかしさが移ってしまったかのように、頬を朱に染めながら…

慌てて視線を逸らしてしまう祥吾。


女の子だと思い、保母さんになってほしいと声をかけてみたのだが…

その人物が、実際には男だったなんて…


そんな風に恥ずかしがる涼羽の様子をちらちらと見ながら…

神様はなんと罪なことをしてくれたのでしょう、と…

そう思わずにはいられない祥吾なのであった。

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