夜の国へ

 ぼーっと夜空を眺めているよ

 不思議の入り口を探しているだけさ

 

 でも見上げるその先に何があるかは分からない

 見えない世界はだからこそ美しい


 あ…流れ星…消えていく


 願い事なんて何も無いはずなのに

 凄く勿体無い気分になるよ


 暗くて静かで美しい夜

 波の音が繰り返し繰り返し

 何処かへ連れていこうとしてる


 白い砂浜

 時の止まった景色

 遠くで空が光ってる

 自分が消えていく…


 月のシャワーで溶けてしまおう

 この世にいた証なんていらないから

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