日と月の物語
昼間あんなに愛を注いでいた太陽が
今目の前でまさに最後の刻を迎えていた
偉大な最期を飾る様に
それは盛大に空が燃えている
余りの素晴らしさにいつも言葉を失ってしまう
朱く染まる雲の群れ
それはまるで別世界の産物のよう
一つの物語が幕を下ろしていく
夕焼けの世界から夕闇の世界へ
気がつくと駆け足で舞台は様変わり
太陽から世界を託された月が
今は優しく世界を見守っている
慈愛の光に白く包まれて
心は遥か幻想の彼方へ
目を閉じれば様々な物語が僕を連れていくよ
今日は一段と星が綺麗で
寒くなっても眺めていたい
毎日が当たり前の世界で
その当たり前が本当はとてもステキで
この太陽と月のドラマにいつも心震わせている
これが宇宙のリズムなのだろう
花が季節を奏でるように
自然に生きていけたらいいな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます