「昏い余韻」

煩先生

 

乳房の谷間で

寝息を立てる

貴方が愛しく

そして淋しい


月と告げては

私に依るのに

その温もりが

何だか怖いの


砂糖が融けた

夢を廻るなら

私と出逢わず

不幸でいてね


濡れた睫毛は

貴方を望むよ

夜の質さえも

無縁な部屋で

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「昏い余韻」 煩先生 @wazurai

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