CONFIDENTAL TALK
「当初は、本人ではなかろうかと騒がれた様だが、その後の研究では、ローゼンクロイツの実像は彼の描いたフィクションだろうと推測されている。」
「つまりはローゼンクロイツは創作の人物ってことですね?」
「ザッツ ライト。」
「てことは、薔薇十字団自体も創作上の団体!?」
「ザッツ ライト!」
会長がにこやかにサムアップして頷く。なんだこの笑顔は?
秘書の菖蒲の大好きなテレビドラマだったら『この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。』ってエンディング・テロップをちゃんと入れてくれてるのにな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます