信じてくれないかもしれないが……それでも書く

かませ犬

はじめに

 アメリカのコラミニストで漫画家のロバート・リプレー(Robert Ripley)が執筆したに、コラム『Believe It or Not』(信じようと信じまいと)がある。氏が世界各地を巡り奇聞・奇人・奇習・都市伝説などを紹介したもので、当時の人々の気晴らし的な読み物として世界各地で親しまれた。日本でも「世界奇談集」のタイトルで日本語訳されている。

 上記の内容からもわかるように、これらのコラムには眉唾物や現在では明らかな内容もあるが、短文にまとめられた話はとても好奇心を刺激する。


 私は子供の頃にこのコラムの存在を知り、内容ももちろんだが「Believe It or Not」という言葉に強烈な印象を受けた。タイトルのキャッチーさもそうだし「信じようと信じまいと(それはあなたの自由である)」という氏のスタンスまであらわしているという、非常に魅力的なネーミングだと思う。


 世界各地を巡って情報を集めたリプレーのようにはいかないが、どこかで自分なりの『Believe It or Not』が描ければと思いつつ、現在に至る。


 ……なんだかカタっ苦しい前置きが長くなってしまったけど、ようは「なんか気になったことを調べて、面白そうなネタがわかったら書こう」という主旨です。だいたいのことはインターネットで検索できる時代だけど、あまり知られていないことや“推測の域は出ないが面白そうな仮説を立てられそうなネタ”というのはあったりするものなので、そんな話を語れればいいなと。もしも好奇心を刺激されたならこれ幸い。本家コラムと違って自分なりの推測や意見、掘り下げなんかもやれれば、いいな。

 なお、情報は可能な限りは書籍でのウラもとっていきたい。今日こんにちのインターネットにある情報は、研究者レベルの人や研究者その人が書いていることも多いのでとても優れていると思うけれど、信頼性ではまだ書籍のほうが上だと思うので(アレな本も少なくはないけれど)。といっても「正しい情報を書く」ことが主体ではないので、面白そうなネタがあればそこは盛り込んでいきたい。

 あくまで内容そのものは  である。

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