クリスタラオブローデシア
くそ、なぜ勝てぬ科学が魔法に負けるわけなどないのに。
フェリニシアはそう叫ぶ
人の意思は強い...
そう語ろうとすると、爆破音が響き始めた
ロズンダ、逃げるんだ
ここはもうすぐ崩れ去るぞ
ゾムサは慌てたように現れ叫ぶ。
ファーナル、貴様まで裏切るというのか。
フェリニシアはそう、にらみながら叫ぶ。
最後にこれだけは言いたい。
私はローデシアのクリスタラーだ。
ロズンダはそう叫ぶと、皆と一緒に逃げていった
いいのか父親を置いて逃げて?
ファスネルはそういう。
場面は変わりフェリニシア、
わが娘ロズンダよこれから魔境の時代になるだろうせめて、平和な時代へ向かってほしい、最後の命を削って私から娘へだ。
そういい自らの命と引き換えに彼女たちを逃がすために転移魔法をロズンダたちへ書けるのであった。
さようなら、わが娘よ
フェリニシアはそういい、自らの命を捨て灰になったように消えていった。
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