第4話

──『では【問答を行なう】』。【我を倒せるかな】。

(…さて,どうかな)。


──【貴様達は【剥き治らなかった者】には『ペナルティ』が加えられる』と言って居たな】。


(…そう。剥き治らなかった者───それが今在の『悪』だ)。


──【貴様達は【剥き治る『能力がない者を』見下すというのか】?能力がない事を見下したりすると,どうなるか?おまえたちにお知らせしてやる】


(…剥き治る能力がない者…そうさ,だが,『能力がない者』を見下している訳ではない)。


──【『自分を曲げる』のか?では我々の勝ちと言う事で。いいか?いいな!】


(ふん。話しをおわらそうとしない方がいい。『確かに能力が無い者は見下されるさ』。…だがに…。『たんじゅんに能力がないとひとくくりしても』,おまえたちに騙されるだけだ。)


──【そういっていたではないか。】!【能力がない者を見下すんだろう】‼


(能力がないうんぬんだけで話をすすめられると,現在多彩に言い訳がましくすすめられるはなしになるな。…例えば…おまえたちに能力がない』と言っていることが『能力がない』と言われるすべになる。…これでは『一生止まらない。』)

(…その隙に逃げるんだろう。お前達は。)


──【『能力がない』事を見下すんだから,おのれたちも『能力がない』点を見下されてもしょうがない,『ハイ負け』。おまえたちの脳みそ,叶わない。】


(『剥き治る能力がない』なんてヤツが【居ると思うか】?)


──【そう,『自分達には剥き治る能力が』ないんだよ】。


(…ちがうな。『そんな人間はいない』。)


──【かってに決めつけるな。…おまえたちに何がわかる】。


(…わかる。『人間とはどうゆう物か』,分かって居るからな)。


──【そんなの決めつけだ。おし着せがましい。】


(…それはおまえらだ。…お前達に『足りないのは【確かに能力だ】。…それは【見下されても仕方のない】能力』


──【剥き治る能力】だろうが‼】


(そんな『言い訳が出来るような能力のところではない』。…おまえたちに足りないのは…)


──────【イライライライラ】…


(【剥き治る事を『選ぶ能力だ』】。)

(『選ぶ能力が欠損している』。これは恥ずかしいぞ。)

(【よく偉そうに出来るな】)



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1800人の極道-負け惜しみの章-『能力問答』編 芝野太郎 @8913

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