いま、読んでます③オススメ短編を三つ
さてみなさん、こんにちは。
今回は、カクヨムコンに参加した短編の中で「これは」と思うものを紹介していこうと思います。
まずはこちら。
▫️ プラトニック・ディストピア (SF)https://kakuyomu.jp/works/1177354055080577929
感染症が蔓延し、人と人とが触れ合うことが無くなった未来を描いたSFです。今の時代にぴったりですね。
この作者さんの作品は毎回文章力が安定していて読みやすく、テーマ性や雰囲気も良いので作家読みしてしまいました。
今回の作品も、物語の密度が高くて、短編とは思えない読み応えがあり面白かったです。読んでない方は是非!
▫️魔女のいる美容店 (異世界)https://kakuyomu.jp/works/1177354055102852831
こちらは、美容室で働く魔女のもとへ、ある日一人の美少年が「女にしてくれ」とやってくる、というお話。
こちらも凄く雰囲気がいいです。初めは可愛いお話かなと思っていたのですが、美少年の正体と女の子になりたい理由が明かされる怒涛のラストにグッときてしまいます。おすすめ。
▫️一人ぼっちの観覧車 (恋愛)https://kakuyomu.jp/works/1177354054896932176
主人公はある日同じバイト仲間である沙織の手首に傷を見つけてしまう。それをきっかけに、なんだか彼女が気になるようになってしまい――。
男性の性欲と恋愛をリアルに描いた作品ですが、性欲の取り扱い方がなんというか、純文学的なんですよね。ハーレムとかおっぱいとかそういうエロじゃない。もっと生々しい感じ。
とにかく心理描写が巧みで、読んでいると圧倒されるような作品です。こういう感じのは自分には書けないので羨ましいです。
――というわけで、今回は読んでいて「すごい」と感じた短編を三つ紹介しました。
短編、気軽に読めるしお気に入りも見つけやすいので読んでて楽しいですよね。
書くのに行き詰まったときは短編を読んでみるのもいいかもしれません。
できれば長編ももっと読みたいのですが前回の記事で紹介した『キャロライン・ルルイエの消息』をようやく読み終えてレビューを書いたばかりなのでちょっと一休みですかね。
冒頭を何作か読んで少し目をつけているのはあるのですが、紹介するのは先になりそう。
そんな訳で、「カクヨム」コン、その名の通り、書くだけでなく読むコンテストでもあるので、書いたり読んだり頑張って見ようと思います。
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