後日談、オデュッセイア

 さて、ギリシャ側の勝利で終わったトロイア戦争ですが、この勝利によって関係者は神々に恨まれてしまいます。というのも、トロイア戦争は神々の代理戦争でもあったからです。

 

 戦争の原因である、パリスに美の判定を求めた三柱の女神。彼女たちを中心に、ゼウスを始めとする神々は二つの勢力をそれぞれ応援するようになったわけですね。


 なお、この三女神は、ゼウスの妻ヘラ、ゼウスの娘アテナ、美の女神アプロディテの三柱となります。ここでの勝者はアプロディテで、彼女は夫の軍神や他の神と共に、トロイア側へつくわけですね。

 もちろんヘラとアテナはトロイア、パリスに復讐するべく、ギリシャ側につきます。


 さて、タイトルにも上げたオデュッセイアであすが、これはトロイア戦争の後日談です。

 ギリシャの軍師、知将オデュッセウスが故郷に帰るまでの物語。彼は神々の妨害を受けながらどうにか帰郷を果たしますが、なんと十年もかかりました。


 その十年の間、妻子が待つ故郷ではちょっとした問題が。なんと妻のペーネロペーに、大勢の求婚者が現れたのです。彼らはオデュッセウスが帰ってこないのをいいことに、彼女とオデュッセウスの財産を手に入れようとしたのです。


 そんなある日、ペーネロペ―は夫が使っていた弓を手に、この弓が引けた男と結婚します、と告げます。

 

 頑張る求婚者たち。しかし誰一人として弓を引くことが出来ず、そこにオデュッセウスが参上。難なく弓を引くと、求婚者を皆殺しに。めでたしめでたし。


 なお、このあと求婚者の遺族がオデュッセウスを訴えるのですが、アテナによって仲裁されます。

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