「浮浪雲」

煩先生

 

貴方に想う

無数の罪を

石棺で封じ

遠く眺める


片道歩いた

静寂の中で

握った星が

指を溢れる


迷子ならば

平気なのに

佇むだけで

幸せなのに


桜散るなら

春が身の丈

泪は正気と

来世に語る

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「浮浪雲」 煩先生 @wazurai

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