第6話
部屋には、メイド姿のけいこと縛られているあきひろ。はたから見れば、何かのプレイに見えなくもない。
「君は優しいはずだ、こんなことはやめろ」
「あなたには負けるわ」
あきひろは一度は発狂していた。
そして、今は冷静に戻っている。
会話だけを考えろ。
「けいこさん? どういう目的でこんなことをするの?」
「うんとね、好き、だから」
あきひろはそれを聞いて愕然とする。
冗談じゃない。
「どうしてこうなるんだ?」
「あなたが優しいのが、いけないのよ」
あきひろにはわけがわからなかった。
愛ってこういうことをするっけ?
「それと、あきひろとは一人ずつ話すわ」
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます