Mind Liberation

超能力関係

☆エフェクト

　オーヴァードやジャームが持つ、超能力を指す言葉。

　下記のシンドロームにより会得出来るエフェクトが決まる。エンジェルハイロゥなら光のエフェクトが。バロールなら重力のエフェクトを得ることができる。

　また、これらシンドロームに属さないエフェクトとして、オーヴァードなら誰でも会得可能な一般エフェクト。レネゲイトビーイングのみに会得可能なエフェクト。特殊な背景から目覚めたエフェクトなど様々である。

☆シンドローム

　エフェクトの性質を分類したもの。現在十三種類のシンドロームが発見されている。どのようなシンドロームに目覚めたかで、得るエフェクトは変わってくる。

　これらシンドロームは各オーヴァード毎に１～３種類存在する。

☆ブリード

　保持シンドローム数によるオーヴァードの分類。

　シンドロームを一つしか持たないオーヴァードは『純粋種（ピュアブリード）』と呼ばれる。単一シンドロームからのエフェクト習得になるが、その分エフェクトを強力に研ぎ澄ますことができる。

　シンドロームを二つ持つオーヴァードは『混血種（クロスブリード）』と呼ばれる。ピュアブリードと比べ、幅広いエフェクトを使用ができる。

　シンドロームを三つ持つオーヴァードは『三種混合種（トライブリード）』と呼ばれる。クロスブリードよりも多様なエフェクトを使用できるが、その威力と性能は劣る。

　ブリード数はオーヴァードの優劣を決めるものではない。また、同じブリードであっても、保持しているエフェクトが異なることもある。

☆侵食率

　オーヴァードがレネゲイドウィルスに、どれだけ侵食されているかを表す数値。

　侵食率が１００％を超えた段階が継続すると、その者の理性が溶かされてしまいジャームとなってしまう。

　エフェクトの使用や緊張状態などで上昇する。

　大事な人や、強く日常を思うことで人としての理性を取り戻すことができることが分かっている。このためＵＧＮは戦いに明け暮れるだけではなく、社会適応を強く推奨している。

☆ロイス

　人間（オーヴァードである無しに関係ない）が持つ掛け替えのない絆の事。語源は『スーパーマン』のヒロインであるロイス・レーンから。必ずしも友好的なものとは限らず、ライバル関係や仇などもロイスとなる。ロイスなはポジティブ（Ｐ）な思いと、ネガティブ（Ｎ）の二種類が存在する。

　オーヴァードがレネゲイトウィルスに侵食されても、日常に戻ってこれるための糸となる。

　Ｓ（スペリオル）ロイス、Ｄ（ディスクリプト）ロイス、Ｅ（エグゾースト）ロイスなどの亜種が存在する。

☆Ｓロイス

　その人間が持つロイスの中で『最も大切なロイス』を示す。

　その思いを大事に抱くのも、その在り方を変えるのも自由である。

☆Ｄロイス

　他人ではなく自分自身に抱くロイス。その人物のアイデンティティを示す。出自であったり、立場であったり、特殊な背景であったりする。

　その特異性から、オーヴァードとしても特異な能力を持つ者が多い。

☆Ｅロイス

　ジャームが持つロイス。歪にねじ狂ったジャーム自身の『個性』を示す。その個性は能力に影響し、このロイスを有するジャームは強力な個体となる。

　それを見た際、「ああはなるまい」とジャームに対する狂気を想起させ、日常の大事さを理解させるという。

☆タイタス

　ロイスが様々な理由により変化した状態。タイタスとなったロイスは絆として機能しない。

　愛する人に拒絶されて絶望したり、憎しみを乗り越えるなどその形は様々である。

　だがタイタス化した絆を自らの中で昇華することにより、オーヴァードは奇跡に近い行動を起こすことができる。