第10話 真、料理を考案する

今日も漁が終わった。今日はレストランで出す料理の考案が行われれる。俺は、船に残った数少ないコックと会談をていた。

「やっぱり金目鯛は外せないな。」

「では、どう調理しましょうか?やっぱり煮つけでしょうか?」

「いや、それじゃぁ単純すぎるだろう。陸上自衛隊…だった人たちに野菜を協力してもらって蒸し物にしよう。」

「「了解!!」」

俺たちは必死にメニューを練った。

その結果陸上自衛隊だった人と提携して料理を出すことにした。

         翌日

「今日は、レストランで出す予定の料理の試食をしてもらおうと思う。」

「「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」」

隊員が間髪入れずに返事をしてくる。なんだかいつもより早い気がした。

「うまいなぁ、この金目鯛のせいろ蒸し。」

「このイカ刺しも美味い」

「サンマの炊き込みご飯とは斬新だなぁ」

艦内では、協力する陸上自衛隊の人も集めて、料理が振る舞われていた。

「食べ終わった者から、アンケート用紙に書き込むように」

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」


「ふむ、やはり塩味がきついですか。魚介のうまみを利用しましょう。」

「そうだな、アンコウは唐揚げよりも鍋のほうがいいという意見もあるぞ」


          一週間後

「明日の漁には一般の見学者を同行させることにした。異議のある者?」

「「「「「「「「「異議なしッッッ!!」」」」」」」」」

今日もキレのいい返事が響いた。

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