第2話 真、漁法を決める

こうして船の改造が始まることになり、隊員総出で意見を出した。まず

漁船にするために必要なことを書き出した。

「サイズが無駄にでかい」

「魚を引き上げるのが困難」

「エンジン音がでかすぎて魚が逃げてしまう」

などという意見が出た。すると、知樹から画期的な意見が出た。

「大砲に投網を詰めて打つのはどうだろうか?」

それだ!

「いいな、その案、賛成だ。」

俺は改めて隊員に聞いた

「この案に異議がある者?」

「「「「「「「「「異議なしッッ」」」」」」」」」


       二時間後

「艦長ー政府から配布される資金は500万円しかないですこれでどうすれば……」

「艦長ー投網を大砲使って打っても利益が上がるほど魚は捕れるのですか?」

などのやる気のない声が船に響いていた。

「集合ッ」

俺はあることを思いつき、集合をかけた。そして集まる九人の隊員たち。

「俺に考えがある」

俺はそう宣言して思いついたことを隊員に話した。

その内容をまとめるとこうだ

1、大砲又はヘリコプターで餌をまく

2、大砲で投網を発射

3、それを引き上げる

これで隊員は納得してくれた。

費用はちょうど500万円ほど、

明日発注して、二週間後には届く。

明日からは捕まえる魚に目星を付ける

俺たちの漁業ライフは始まったばかりだ!

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