浮浪児となった主人公の困難を丁寧に着実に描いているのが好印象。そして底辺にまで落ちたからこそ応援したくなる生き足掻く姿、果たして彼はどの様にして成り上がるのか、いまから展開が楽しみです。まだ子供という概念が存在しない社会、中世ヨーロッパ風の世界観描写にもこだわりが見えます。